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交流耐圧試験の動作準備

2016年08月23日 | eつれづれ

手持ちのCV14sq*9.2m高圧ケーブルを使い交流耐圧試験機器の動作等確認を行う。(29日の県設備耐圧試験で本数多くある)

最初は耐圧トランスで10,350V.10分間、その後リアクトルを並列に入れ耐圧試験を実施。

高圧ケーブルが短く静電容量も少ないのでC成分をリアクトルで相殺するにも逆に2.5kVまであげて終了する。この9.2m長さで10,350V印加するには一次側の電流はエクセル②で18.6A必要となる計算だ。(これでは耐圧トランスの容量を越してOUT、焼損する事になる)