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先の電灯変圧器に直流耐圧試験を実施する。
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絶縁抵抗値が0MΩ近く(朝夕に回りに植木等に散水して、この変圧器のコイル中にも入った)で印加電圧は1100Vより全く上昇せず。
データロガーの漏洩電流数値は0.3807V→100倍にしてμA単位に読み替える=38.07μA読みとなるが...。同じく印加電圧0.0116V→100倍にしてkV単位に読み替える1.16kV読み。
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実際の試験器メーター読みはレンジ2mAで0.9mAの指示で、これは当然とんでも無く大きい数値となる。この試験で何故かデータロガの数値と試験器数値が異なるのかは判らない。
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印加電圧(赤)及び漏洩電流(青)グラフ。
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この時のtanδ値は位相角0、力率100%でIgr(対地抵抗分電流)のみでIc(対地静電容量成分電流)は無視出来る程度となる。
座標もIc分は無くIgr(対地抵抗分電流)は大きく右位置にあり当然、使い物にならない事が判る。
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直流耐圧試験終了後に変圧器絶縁紙を剥がしてゴミ処分オソマツ。
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耐圧試験前に高圧側の高圧絶縁抵抗測定...ほぼ0MΩ。
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同 上、低圧側の高圧絶縁抵抗測定180MΩ。