eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

耐圧試験で、こんな事も有るのか

2012年11月13日 | eつれづれ
過日、納品なった第1柱高圧気中負荷開閉器(VT.LA内蔵、無方向性SOG制御装置付PAS)のAC耐圧試験を実施する。最近はコンパクトな日本高圧電気(株)が多い。

SOG制御装置線も一括にて接地をかける。検電器レンジは低圧で体の帯電でピーピー鳴るのか。もっとも接地線の検電などやった事も無かったが...。

試験器本体の接地端子も同様にピーピー鳴動する。

テスターで接地-大地間を測定...0.032Vの表示で再度の検電では鳴らなくなったが暫くしてから検電すると又、ピーピーこんな事もあるもんだ。耐圧変圧器の接地は単独接地が原則でEA接地Ω程度が良。

零相電圧検出器(ZPD)が無いので一次側励磁電流0.12A、二次側充電電流1.5mA(クランプリーカー0.8mA)で特に問題無く終了する。