eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

各種電球の省エネ比較

2011年05月19日 | eつれづれ
一般白熱電球60Wの測定。

電力モニタ表示。力率は当然1近いが最も電力を必要とする。

この時のエクセル計算値。

蛍光灯型電球の測定。

電力モニタ表示。力率は悪いが電力は白熱電球の1/3程度か。

この時のエクセル計算値。

LED電球(電球60W相当品)の表示。

電力モニタ表示。

この時のエクセル計算値。力率は最も悪いが、如何せん有効電力が少ない。

LED電球の外箱。

全て電力モニタ数値とエクセル計算値は一致している。これで各電球の省エネ実体が判った様だ...ブログUPも結構な時間がかかるゾ。全国の電気ヤさん参考になりましたかネ。
明日は事務所の40W*2蛍光灯器具をインバータ蛍光灯、Wエコに交換した電力低減、照度計での測定等、比較をUPします。
以上、素人及び電気工事士向けの考察でした。


保安協会も建設業となる

2011年05月19日 | eつれづれ
△◯電気保安協会は、一般建設業の許可を取得する。4月の一般財団法人への移行を機に、国に申請したもので保安管理業務だけでなく電気設備の新設・改修工事を含めたサービスを顧客にワンストップで提供するのが狙い。実現すれば全国の保安協会で初となる。今夏にも許可が下りる見通し。保安管理業務を担う保安部門が主体となるが、体制面の詳細や受注目標などはいずれも未定。事業領域を拡大することで、競争時代に生き残りを図る。
◆高額工事受注可能に
財団法人は、一般建設業の許可を取得することが認められておらず保安協会が受注できるのは急を要する手直し工事など、500万円未満の少額工事に限定されている。このため保安管理業務を受託している顧客からキュービクルの新設などの高額工事の依頼があっても、断らざるを得ないのが現状だ。
関東保安協では一般財団法人への移行により、その制約がなくなった。実施主体は保安部門になるが、組織体制や人員の割り振り、規模などの詳細は未定。当面は、保安管理業務を受託している約10万件の顧客を対象とする。
実際の工事は各地域の事業拠点でつながりを持つ電気工事会社に委託する方向だ。そのため、元請けとしての安全管理面での教育体制も整備する。電気設備の不具合を解消する工事や省エネルギー化を促す工事を提案し、顧客満足の向上につなげる。
窓口の一本化を求め、関東保安協に電気設備の工事発注を希望する顧客は多い。また、電気工事会社としても、顧客との間に関東保安協を挟むことで金銭的なトラブルを処理しやすくなるメリットがあり、高額工事における元請けとしての役割を期待する声が上がっていた。
他の保安協会でも同じことがいえるため一般建設業の許可取得が全国大の動きに広がる公算が大きい。

コメント:
保安管理業も建設業も兼ねて始める、お上も以前は保工分離などと言っていたが、時代も変わり建設業でも何でもOKだ。我々の様な三途の川が見えてきたものにはドウデモ良い事柄だが、これからの人は、何のメリットでつなぎ止めておくのか。技術など、たかが知れている...バナナのたたき売りの様な価格破壊の保安管理料金だけか?!。早晩、全国の保安協会も建設業になる事は容易に推察出来る。
そんなことより、お上も規制緩和して法律の枠を外し保安管理等、やってもやらなくとも良い、心配なら今まで通り依頼する様に一気にやったら...この方がよっぽど経済的負担にマトモか。よって保安協会の建設業の目論見はハズレとなり皆ドボンとなる。