eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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逆冨士蛍光灯の力率測定

2011年05月18日 | eつれづれ
事務所天井灯の40W*2灯、3台の電力を計測してみる。内1灯は1本だけ省エネ点灯。

照度計での測定では524ルックス。←これは電材業者より借り物。

測定したら力率51.4%である。当然、皮相電力548Wに対して有効電力は281Wでパワーを入れた割には非常にムダな電力が多い事が判る。全く昔の安定器なので非常に悪い効率の様だ。

電力モニタの表示数値をエクセルで計算してみる。計算値は一致しているので間違いは無い。

よって今回、40W*2灯よりインバータ安定器に変更しどの程度の力率なのか検証してみるため、3灯分だけ購入した。カタログではWエコ商品なので2灯分を1灯でほぼ同じ明るさで実現とある。(パナソニック電工のもの)定価ベースで19,215円。
LEDの蛍光灯はハンパでない値段なので個人レベルでは省エネ協力するまでの価値は無し。

交換したら測定して検証結果をブログにUPします。どの程度インバータ安定器は力率が良いのか...それにしても既存の蛍光灯器具より高価である...省エネも初期投資がかかる。