eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

15%節電事例と効果の目安

2011年05月22日 | eつれづれ
そうなんだ風に...節電効果を+すると約15%削減可能な試算の様だ。
全体の発電所稼働で供給能力1210万kW程度...但し水力、県営水力、揚水、民間等の発電所は入っていない。

原発、石炭、石油、LNG発電所の出力。原町火力(石炭)は1.2号機とも出力100万kWで、何れも停止中...2機で200万kW...気ままで不安定な自然エネルギー発電ではコストもさることながら話にもならない現実が見えてくる。

このエリアに東電の事故原発があるのだが考えてみると非常用自家発電機設備が山に有ったとしても地震、津波で膨大な配管、制御盤、ポンプ動力盤他諸々、破損そして水かぶり仮に電気を送っても忽ちショートして爆発火災、とても電気を送る事など無理だったろう。
しかも同時多発では、何も出来ず手に負えない現場だったと容易に推測される。
テレビの原子炉イラストをみると簡単に図示されているが...。
電気と水(海水)のケンカは危険で一瞬で漏電、短絡、爆発し危険極まりない。
少しずつながらコツコツと工程をこなして行くしか無いが針金電気ヤは見守る以外どうする事も出来ない。

自然エネルギー利用もコストが立地他含めネックとなっている。こんな高い電気は自分の懐具合を勘案しても現実、誰も購入しないだろう。
高い電気料金は、払いたくないが原発は危険なのでイラナイ、不要...ヤッパリ皆、昭和30年代の生活に戻るしかないのか。



エネミエール正式取付稼働

2011年05月22日 | eつれづれ
今まで、あったコンデンサ用の電流計を撤去し、ここにエネミエールを取付る。

アクリル銘板に文字を彫刻して正式に稼働する。1年間のデータはSDカード64MBで済む。
これには現在2GB入れているので何十年分のデータが保存出来るのか??。

5月21日(土)の日報グラフで当然の如く朝、夕の食事前後がピークとなる。
県内の節電社会実験(県内全域)は25日(水)午後5時~午後7時に実施する。

要するに、このグラフでも判る様にピーク時に節電をすることになるので電気は使わず食事はパン食で済ませ、ラジオを聞いて早めにフトンに入る...ハタマタ外食に出て自粛ムードを払拭し省エネの社会実験に貢献し一石二鳥とするか。

明電舎の絶縁監視装置

2011年05月22日 | eつれづれ
オムロンより絶縁監視装置のパンフ届いたが明電舎のIgr装置もドッキングして使用出来る話なのかイマイチ判らない。


Ior方式は真の絶縁抵抗計測はやっていない...今までの漏電ブレーカ、漏電警報器、ZCT方式と同じ。
泰和電気工業の漏電警報器はIgr方式もあるが高い。

現象(課題)をカバーするためにIgr方式に...絶縁監視装置にも歪みとか補正するフィルタも入れてあるが、実際、漏電(漏洩電流)発生したらIgr、Iorでも関係無し。今は殆どの事業所の分電盤には漏電ブレーカも付いているので絶縁監視装置発報する前に切り離しとなりメールこない現実。何のことはない隔月点検と火災リスク管理情報把握の為の認識で付いていれば良い程度のものだが既にオムロン絶縁監視装置、他全事業所に設置している。
隔月保安管理点検は漏電ブレーカ付いていればOKなので特に絶縁監視装置なども必要ない解釈となり、要するにどうでも良い...付いてあればのアバウトな現状。
補足:
2010.9.12のブログに明電舎、絶縁監視装置エクセル他あります。当ブログ内の検索をかけると色々出てきます。