eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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電力モニタも稼働する他

2011年05月20日 | eつれづれ
パナソニック電工の電力モニタ「エネミエールS通信機能付」をWエコ蛍光灯と一緒に購入した。ロギングはSDメモリーカードに記憶させ計測データはパソコンで見られグラフ作成も簡単に可能。CTは50A仕様...△◯□/5Aも色々設定出来る。
(計測データ=CSVファイル形式)

左側がSDカードのスロット。

幾ら見える化でもエネミエールでは、真面目に考えたネーミングとは思えない。結構、こんな類似が多い旧松下電工だ。

取りあえずSDカードを抜いてグラフにして見た。1ヶ月分の全体が比較出来る。

5月20日の電力使用量棒グラフで1時間の最大は1.73kWhで20日の21時。

同じく折れ線グラフで待機電力例として深夜2時では730W使用している。
これはテレビコンセント他、何も抜いてはいない。と言う事はベース電力は中間期でも常に使用している事で、母屋なのか別棟の事務所機器なのか色々あるので...。
現状把握には便利なツールの様だ。

電力モニタの使用量は27.66kWhで母屋-事務所の割合は17kWh:11kWh。

計数表示管も28kWhの表示で、この電力モニタと別に計測している(横河電機M&C)ものと一致しているので測定値は間違いない様だ。
前日の電力使用量の10%は省エネなったが新聞記事にもあるが生活環境、天候に大きく左右されるのでブレーカ切りで堪え忍ぶ以外無いようだが、これでたかだかの電気代で体調でも壊し入院...冷蔵庫設定、中→弱、食品弱り、食中毒発生...エアコン設定上げて熱中症でダウン、余り張り切りすぎてやるのも、ほどほどにと呼びかけているのも現実。
真夏日など犬の散歩は朝7時過ぎると暑くてもうダメ犬も路面、暑くて危険...太陽が出る前に済ませなければシンドイ。それにしても、もう30℃超した所があるとは、まだまだ早すぎるゾ。


保安協会の一般財団逝行

2011年05月20日 | eつれづれ
4月1日に財団法人から一般財団法人へ移行し、新たなスタートを切った△◯電気保安協会。これを機に、これまでの電気保安業務で培ったノウハウを生かし、さらなるサービスの拡充に努める構えだ。また公益目的事業に対しても、変わらず力を入れ、節電などに関する情報発信に努めていく方針だ。「総合力、組織力を強みに、確かな技術力をもって、お客さまからの信頼を頂ける組織にしたい」と話す理事長に、経営の方向性などについて聞いた。
◆確かな技術力で信頼を
――一般財団法人に移行したが、抱負は。
「一般財団法人への移行によって、経営の自由度が高まった。この間、エネルギー管理士の資格を取得するなど、職員の意識も随分変わってきたように思う。技術力をしっかりと蓄えて、お客さまの要望に応える体制を築いていきたい」
■環境分野に力
――どういったサービスの提供を予定しているのか。
「エネルギー全般の効率活用など、省エネルギー分野や環境分野に力を入れていきたい。また『電気の専門家』として、電気設備の保安管理業務だけでなく、これまでお客さまから要望の多かった設備改修工事などにも応えていく」
――それぞれサービスの具体的なイメージについては。
「分かりやすいところでいうと、省エネ・環境分野では、窓ガラスへの遮熱フィルムの張り付けや高効率照明への交換などを提案するイメージだ」
「設備工事については、元請けの立場で受注し、各地域の事業拠点ごとにお付き合いのある電気工事会社と協力しながら進めていく。これまでも、急を要する手直し工事など、少額工事は手がけてきたものの、高額工事は財団法人にかけられた制約の関係上、依頼があってもお断りせざるを得なかった」
――財団法人にかけられた制約とは。
「一般建設業の許可取得が認められていないことだ。そのため、これまでお客さまからの要望にお応えできたのは、500万円未満の少額工事だけだった。一般財団法人への移行を機に、この4月に許可申請した」
■スキルを蓄積
――サービスを提供していく上での課題は。
「お客さまの要望や期待に応える技術力を一層磨いていかねばならない。また、電気設備の改修にかかる見積もり計算など、電気にまつわる技術とは異なるスキルをもっと蓄積していく必要がある」
――公益目的事業については。
「こちらも、当協会にとって非常に重要な事業だ。これからも、電気を安全かつ効率よく使って頂くための情報を積極的に発信していきたい。特に電気に対する知識は、子どもの時分から知ってもらうことが大切。こうした点を踏まえ地域の小学校で電気の基礎知識に関する授業のお手伝いをさせて頂いており特に実験装置を用いた授業が好評を得ている」
――職員へのメッセージを。
「まず第一にお客さまのことを考えてもらいたい。常にお客さまの要望を意識して仕事に取り組んで頂きたい。また、しっかりとした技術力を身に付けてほしい。当協会のコーポレートスローガンである『まかせて安心 確かな技術』の実現に向けて、お客さまの信頼を勝ち取っていきたい」



既存の蛍光灯器具をWエコに交換

2011年05月20日 | eつれづれ
交換前の天井灯、照度は524LUX。

インバータ蛍光灯に交換後は482LUX。照度計数値でも判る様に明るさ感じ的にも変わりない様だ。初期投資して交換した方が省エネとなることが照明??証明された。

既存40W*2灯器具より単管省エネ蛍光灯器具となる。(これで482LUXの照度があり特に暗くは感じない)

交換した事務所天井灯の一部だが後、4台残りある。

交換した既存の蛍光灯安定器だが見るからに力率が悪そうだ。これもインバータ安定器など無い時代のものなので技術的にショウガナイ。

インバータ蛍光灯の電力モニタ表示でも、かなりの省エネになっているのが判る。

エクセル計算でも判る様にインバータ安定器、蛍光管は力率も、ほぼ100%、皮相と有効の差が、ほとんど無い...つまり位相差も10.7°これは素晴らしい技術だ。

結論:楽して省エネは、金がかかる...儲かっているコンビニは100億円、以上かけてLED蛍光灯に交換するそうだ。ただ今は中間期でエアコン稼働も無し...中々kWの低減は見えてこないのが現実の様だ。