eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

ファミレスも食材不足...

2011年03月29日 | eつれづれ
近くのスタンドは漸く整理券発行を止め本日より通常営業開始、満タン給油、灯油のローリー配達もOKとなった。お昼にファミレスに入ったら臨時メニューだけ。

他スープ、ドリンクコーナーのみでサラダバーは提供無しカラの状態。まだまだ食材が入荷していない様だ。



出稼ぎの町から原発誘致

2011年03月29日 | eつれづれ
震災2日目。避難先の南相馬市で「ドン」という破裂音を聞いた。十数キロ離れた福島第一原発で爆発があったと聞かされた。
第一原発が稼働したのは、ちょうど40年前の1971年。△◯議員が中学生のころだった。これという産業がなく「出稼ぎの町」だった双葉町にとって原発は金の卵を産むニワトリだった。町は原発との共存共栄を掲げ議会も7、8号機の増設を求める決議をした。2002年の東京電力による原発トラブル隠し発覚後、決議を凍結したが07年に凍結を解除。再び増設受け入れに動きはじめたところだった。

コメント:
地元の雇用対策、補助金他、無くてはならない原発だろうと容易に推測されるが更に、40年使った今回の原子炉更新のため7.8号機も来年着工する矢先の地震、津波による爆発破壊。この様な、とんでも無い高いリスクが有ることを反対派を含め知るべきだった。
今となれば終息は神のみぞ知ると発言した大臣も...スッカラ管のヘリによる上空視察は勉強のためと...避難民、地元を逆なでする発言。この様な不用意ノーテンキ内閣は、一旦、国民任せて見たものの万年野党に戻った方が良いのが判った。今後、民主崩壊は間違いない様だ。

コメント:
以前のブログにもUPしたが如何に世界規模な会社といえ簡単に倒産するのは誰でも推察出来る。
短期間で終息するわけでも無いのが原発、放射能汚染の恐ろしさか...。
されど電気料金上げるわけにもいかず又、電気料収入も計画停電でダウン、地震学者の問題提起の意見も上から目線で相手にせず結果コスト重視に走り...自然災害予測を甘く見た最悪のシナリオだ。

報道記事:
福島第一原子力発電所の事故で巨額の賠償責任が発生すると見込まれる東京電力について、事実上、国有化して再建する案が政府内に浮上していることが28日、わかった。
複数の政府関係者が明らかにした。原発事故に伴う賠償が巨額になっても国などが東電の株式の過半を取得し経営を支えることで賠償責任を果たせるようにする。
政府関係者は28日、「(電力供給のために)一時、国有化し再生した上で資本を調達して民営化する」との案を示した。
原発事故で営業できなくなった企業や出荷できない農産物などへの賠償について政府は原則として東電に負担を求める意向を示している。東電の賠償額は数兆円規模になるとの見方も出ている。

東電によると、福島第1原発を襲った津波の高さは約14メートル。想定した5・4~5・7メートルの倍以上に達し、沖合の防波堤も乗り越えた。損傷が大きい1~4号機は標高約10メートルの敷地にあり、約4メートルの波が敷地内に押し寄せたことになる。
津波の影響でタービン建屋の地下にある非常用ディーゼル発電機が水没して故障。同発電機用の軽油タンクも流され冷却系の電源がすべて失われた結果、炉心溶融や水素爆発などの深刻な事態に陥った。
なぜ被害拡大を防げなかったのか。最大の原因は波高が想定を超えたことだが非常用の電源設備を地下や海岸近くに設置するなど、津波の上陸を「想定していなかった」(東電)ことも影響した。設備を高所に置くと地震の揺れが大きくなるジレンマもあるが、専門家は「電源の多重防護が甘かった」と指摘する。