心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

特別なことじゃなくて

2009-01-11 | 木簡

                          (半紙1/2)



木簡の臨書をしていて、ちょうどこのことばに出会い。

「尚賀」

「尚」には、なお。まだ。の他に、たっとぶ、重んじるという意味もあり。
「賀」は喜び祝うこと。という意味。

「賀」の終筆は思いっきりたっぷりと書いて、気持ちいい~ 

年末の大掃除で片付いた机に向かって、今日は一日、臨書に励みます。

書展巡りをして、やっぱり書が好きって嬉しくなって、
たぶん今、散歩に行きたがるワンコ のような心境。


ニュースでイスラエルに関するニュースが流れるたびに、耳を塞ぎたくなって
こんな私でいいんだろうか・・と、わからなくなることもある 


でも何もできない自分を卑下して、できることまでできなくなるより、
自分にできることを通して、伝えられることもあるはず・・と信じて
もっと今を大事に勉強しなきゃって思う。

特別なことじゃない。
一人一人にできること、きっとあるはず。
小さなことでもきっとあるはず。

その輪が広がることを願いつつ 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

書展八ヶ所巡り敢行

2009-01-10 | 書展・展覧会情報
                「津軽賛歌」(部分) 中野北溟氏個展図録より 



8日は午前中に家を出て、書展8ヶ所巡りを敢行 
大抵は母と一緒だけど、今回は一人で行ったので一度も休憩せず歩き回った。

まずは上野の二十人展。平日だったせいか意外とすいていてじっくり拝見。
毎年少しづつ出品作家が違うけれど、今年は古典でありながら全体的に都会的、
現代的な作品が多かったように感じる。

母の師でもあられる正筆会理事の黒田賢一先生の今年の作品は、
いつものシャープで直線的なものではなく、たおやかでやわらかく、表具も美しく雅な印象。

会場を出ると書関係の書籍や文房四宝のお店が並び、書籍売り場で1時間も過ごし


その後銀座へ移動。まずは和光ホールでの「現代の書 新春展」に。

昨年の旭日小綬章を受賞された稲村雲洞先生の作品は、「延壽」
瞬間のエネルギーを、豪快かつ繊細、躍動と緊張を、瞬発と集中力でもって力強く
表現された作品を前に、しばし佇み唸る。



            (毎日新聞より拝借)

しばらくして、ちょうどNHKの 趣味悠々 でもおなじみの
石飛博光先生のギャラリートークが始まり、会場は超満員。

 
     ↑石飛先生             ↑中野先生と作品「雪華」

穏やかで自然体、やさしい印象の石飛先生のお話に会場には笑顔ばかり。
そこへちょうど、銀座で個展も開催中の中野北溟先生がご到着

作品がお隣同士でもあり、津軽の中野先生、北海道の石飛先生と北国同士、
奇しくも「雪」「冬」をテーマにされた作品ということで、トークに加わられ。

去年も 中野先生の作品がいいなぁって感じて、今年もやっぱりいいなぁ・・って。
中野先生御年、85歳とか。せっかくなので、歩いて15分程の中野先生個展会場へ。

そこで、偶然稲村先生にお目にかかる。84歳とは思えない益々迫力ある存在感。
ダンディズムを感じる 

その後、東京セントラル美術館へ。
現代の書セントラル会場100人展、雅涎会書展(先日逝去された武士桑風氏、高木聖雨、
齋藤香坡、杉岡華邨、新井光風・・の方々が出品)、書燈社新春展(理事は船本芳雲氏)へ。


  ↑書燈社展 Tさんの作品 

入口正面の作品で印象深く。(勝手に写真載せて・・すみません
作品について質問をさせて頂いた方が、ちょうどこの作品の作家さんでお話も伺えて 

今回の作品は日々成長されるお子様達への思いを込めて書かれたとか。
左は翼を広げて切り拓いて欲しい・・と、真ん中は大木をイメージされた「種」という自作の詩、
右はお母様への自作の詩とか。

何か強いメッセージを感じたのは、詩の意味もわからずただ文字を書いている作品と違う
作家の意思がそこにあるからなのかな 

そして休まず鳩居堂画廊で二つの展覧会を見て、腰の痛みに耐えかねて帰路へ向かい。

久々に充実、満喫。 
が、しか~し。2日経った今日もまだ疲労抜けず、もう夜だぁ。。
皆さま 三連休、よい週末を~。


 中野北溟展 「津軽/TSUGARU」 は 東京画廊 にて1月31日まで。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

変わるチャンスに

2009-01-09 | つれづれ
                         (はがき)



ものには表と裏があるわけで

人にもそれぞれ陰日なたがあるわけで
生きていれば いいときもあればうまくいかないときもあり 

信じていた人に なんとなく裏切られた気がしたり
当たり前だと思っていたことが ふいに消えたりしたときは
これは何かのきっかけなのかも~と思うべし

変わるチャンス
始めるチャンス
捨てるチャンス
気づくチャンス


そう思えたら
何があってもまた前を向いて歩いていけるってもんさね 

何事も ものは考え様 







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分ができることを・・

2009-01-08 | 禅語・般若心経
                        (半紙1/2)



禅語の「無事是貴人」(ぶじこれきにん)

お正月の掛け軸にも好まれる言葉に「無事」がある。

でも禅語の「無事」は、普段使う、無事でありますようにとか、
平穏無事などとはちょっと意味が違って、救いや幸福を、
自分の外に求めなくてもいいんだということに気づいた境地のこと。

自分の外・・たとえば、この人じゃない人と結婚していたらとか、
別の会社に就職していたら、別の家に生まれていたら・・とか、
自分の内なる純粋な魂に目を向けず、外にばかり幸せを探していると、
実は大事なものは遠くへ行ってしまいますよ~ってこと。

欲張らず、自分ができることを日常の中でこなしていく処に「無事」があり
幸せが待ってますよんってことかな 

そして「貴人」とは、そういう安心、悟りを得た人のこと。

今もイスラエルをはじめ、世界のどこかで戦争や紛争がある中、
無事是貴人という境地がどれほどの救いとなるものなのか、
今の私にはどこかしっくりこないけれど 

ちっぽけな私は、目の前の日常の中で、自分ができることをがんばろうって
思うこと位しかできないけれど 





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

凛として潔く

2009-01-07 | 年賀状・お正月
                       寒中見舞い (はがき)




今日は一年の無病息災を願って七草粥を頂く日。
春の七草・・せり、なずな、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、、ごぎょう。

お正月に食べ過ぎた胃腸を休ませるために青物を食べる日とも言われていたけど
春の七草たちは冬に強い植物だから、青物の少ないこの季節に頂くのだとも。

うちでは、お米に粟やひえ・・や、大根や人参、里芋を加えて頂きます。

頂いた年賀状の整理をしながら
そろそろお正月気分から抜け出さねば~と思っとります 

1月5日以降に思いがけず頂いた年賀状や、喪中の方へのご挨拶には、
「寒中見舞い」「余寒見舞い」を書きつつ。


「無量壽」とは、無限の幸福の意。

現実はなかなかそうはいかないけれど、
ものは考えようで・・しあわせは自分の心は決めるもの。

日常の、社会の、世界の不条理や悲しみは尽きないけれど
それらの全てを変える事はむずかしいわけで。

けれど、悲しみの、痛みの部分にばかり目をやっていると
その先の・・次への一歩が踏み出せなくなってしまうことも 

視点はいつも前向きに。
友人のKさんからの新年に頂いたことば・・

「凛として潔く」

そんな風に牛歩ながら・・生きたいものです 







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現代の書 新春展 ほか

2009-01-06 | 書展・展覧会情報


のんびりお正月気分がまだ抜けないけれど、昨日から仕事も始まり日常に・・

この時期恒例の書展もあれこれ始まってます。

昨日から始まった「現代の書 新春展」。入場無料。
毎日書道会の作家による、和光ホール32人展は、銀座・和光本館6階で11日(日)まで。
ギャラリートーク&サイン会は連日15:00開催。

 6日:関正人   7日:稲村雲洞(平成20年度旭日小綬章受賞
 8日:石飛博光  9日:大井錦亭 10日:内山玲子 11日:船本芳雲

同じく100人展は、銀座・東京セントラル美術館で11日まで。
席上揮毫は11日を除く連日13:00開催。


総勢132名の作家の書展は、なかなか見ごたえあると思います!


そして同じく銀座松坂屋別館5階かトレヤサロンでは、
2009 毎日新春チャリティー書展が、8日(木)~13日(火)まで。
こちらは271名の毎日書道展代表作家の個性豊かな作品が、額装付で販売されます。
お気に入りの作家さんにお目にかかれるかも~なので、お時間ありましたら





そうそう、上野松坂屋では、現代書道二十人展も開催中♪
こちらも日比野光鳳、高木聖雨、高木聖鶴、榎倉香邨、関正人、黒田賢一、栗原藘水・・。

一度の三ヶ所巡りは、ちょっと大変だけど、私は8日に出かける予定です




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丑年書初め会

2009-01-05 | 季節もの
                    左:「うし」(縦書き)  右:「もー」




昨日は昨年に続き、高校からの同級生Oさん宅で2回目の書初め会。
(去年の書初め会はこちらをクリック )

今年はOさんとこの小学2年のS君と今度の春から小学生のK君、Oさんのお母様、
Kさん、結心さん、私の7人。

お昼に集合して、まずは手作りの美味しいランチから。
自然食にこだわりのあるOさん宅の十穀米、かぶと白菜のお味噌汁も加わって、
にぎやかに頂く。
お椀や器も手作りの風合いあり、食材を引き立ててくれていて。



写真上段左から:
 *K君はお母さんの名前とハートを3つ。(Oさん、昨夜は枕を濡らしたかな?)
 *筆を3本持って真剣に書く横で、お兄ちゃんのS君は・・
 *根菜を茹でただけのサラダ、美味しかった~
写真下段左から:
 *K君作品。好きな色がふかみどりらしく。うしの字は力強い!絵は牛とパンダさん・
 *大人も負けちゃいられましぇん!

 


 *「日新」はKさん。清々しく。
 *「笑門福来」はOさん母上。今年は嫌なことがあっても笑って過ごすの!と。
 *「前進」はOさん(チビさん達のお母さん) ぐんぐん進めそう!
 *「神話」「東方神起」は韓流派の結心さん。力づよ~い!


が、しかし、やっぱり子供にはかなわないなぁ

チビさん達に来年の干支、寅を書いて~って言ったら、この存在感!
いとも簡単に迷わずさらっと。  実はそれぞれ、字を知らずに書いてる。


    上:小2のK君(潔い!) 下:6歳のS君(この空間好きっ)


子供の湧き出る意欲は留まることを知らず、紙を差し出すフォローも休みなく。
次!はい次!っていう勢いで、あっという間に乾かす場所がなくなる。

いいなぁ。いい!
この感覚を忘れずにいよう! と、私もたくさん充電 

やっぱり人は、誰かに影響されながら、発見し成長していくものなんだ。
それは何も有名な作家や偉い人ばかりからではなくて、自分の心が素直でいられたら
どんな人、どんな物からも感受することはできる。

できることならば、日々お互いが刺激しあえる中で暮らしたいなぁって思う。

子供のエネルギーに圧倒されて肉体疲労はあるものの、心躍る時間でした~。


最後にちょこっとだけ、カルチャーでもやった墨流しを使って
来年のお正月のランチョンマットにでも~と1枚づつ。折り紙で色づけして。


    左:Oさんは早速お供え餅コーナーに飾り 右:Oさん母上は美しく!



     左列:上S君 下K君 右列:上 結心さん 下:Oさん


お片づけまでして終わったのは6時頃。

新年早々に行う書初めという文化は、これから始まる一年への入魂の儀式でもあるような。
今年の私のテーマは「牛歩」。

さっき友人からこんなことばが。
牛歩。ゆっくりじっくりのんびりと、まわりに惑わされずにやり通せ・・!

はいっ! 

来年もまた楽しみにしつつ。 
今日から仕事始め。 今年も元気に前向きに生きませう




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸福を探しに

2009-01-04 | 山頭火・放哉・良寛
                         (半紙1/2)



「幸福とは幸福を探すことである」 とは、寺山修司のことば。

幸福は人によって感じ方も違うものらしく。
そう、ほんとは幸福ってやつは、そこらへんに生えて伸びているものなのに
感受するアンテナによって、受信の良し悪しも変わってくるわけで。

大きなアンテナを広げることも大事かもしれないけど、
それぞれあれこれ事情もあって、大きなアンテナを持てないこともあるからね
小さくても、感度のいいアンテナを持とう


「生えて伸びている幸福」 とは山頭火の句。

生えて伸びている幸福を見落とさないように
一日一回、目を閉じて心静かな時間を過ごそうって思う 



今日はこれから、去年もお邪魔したOさん宅で書初め会に行ってきま~す。
一年経って成長したチビさんたちが、どんな作品を書くのか楽しみです





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

焦らず慌てず一歩づつ・・

2009-01-03 | つれづれ
                       (大判はがき)



「牛歩」
本来の意味は、牛のように歩みが遅いこと、物事が遅々として進まないこと。

でも、ものは考え様。
牛の歩みのように、焦らず慌てず一歩づつ・・。

何も早いだけがいいことじゃないわけで。

毎年今年こそは・・!って思うばかりで、あんまり進歩もないんだけど
昨年末強く思うところあり、牛歩ながら進むのだ~と決意

・・はてさて、いつまで持つのやらだけど、
ここにこうして書き残すことで、自分に言い聞かせ中なり~。


皆様の年頭の思いは・・・? 


 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笑いある日々でありますように

2009-01-02 | つれづれ
                       「笑」 (年賀状)



今年はお天気もよく穏やかなお正月 

元旦は近所の神社に初詣に行くも、思いのほかの行列に根負けして
お隣の禅寺へお参り。

おみくじを引いて、ちょうど始まった獅子舞を拝見。
子供たちはかわるがわる獅子に頭を噛んでもらって、無病息災を願う。



それぞれに始まる丑年。
たくさん笑いのある日々でありますように 


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする