心の免疫力~書とことばから

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求めて~ by 沙於里

朝の土から拾うものは?

2009-01-28 | 山頭火・放哉・良寛
                        (半紙)
                    Nさんの作品を参考にして



昨日は絵手紙教室。
お題は、山頭火の「朝の土から拾ふ」と、節分。

いつもことばに、ふと心を留められるNさんが「拾ふ」って何だろう・・と思い
辞書で調べてみました・・と 

どの辞書なのか伺いそびれてしまったけれど
① 落ちているものを手で取る。
② 多くの中から選んで取り上げる。
③ 乗り物などとをとめて乗る。 と、だいたいはそんな感じだったかと。

「拾う」には、命拾い、幸運を拾う、名簿から名前を拾う、活字を拾う・・などもあり。
そこには②の意味があるのかな。

中には、(道を選んで)歩くという意味もあるらしい。

ふむふむ
何気なく使っているなんでもないことばも、こうして立ち止まって調べてみると
なかなか興味深いなぁ・・と、Nさんに毎度の事ながら深謝です。

そして話は、朝からはて、何を拾うのか・・という話になり。

いつも野趣味のある力強い文字と絵を書かれる先のNさんは、ネギを描かれ。
そこから、ネギの食し方、効能等々の話で大いに盛り上がり。
それぞれの日常が、絵や文字に現れていと楽し

私は「希望」かしら・・と別のNさん、素敵です。

土と緑をイメージされた方がお二方。その作品を参考に1枚描いてみる。


 
                 (はがき)


「朝の土から拾ふ」
文字も絵も、土臭く、野暮ったく書いてみたかったんだけど 

はて、皆さまは、朝の土から何を拾いますか?

私は・・
やっぱり泥のついた野菜を毎朝拾うような生活が、いつかしたいなぁ・・



追伸:
この絵手紙教室は、私にとっては居心地のいい親戚の家に帰ってきたような場所で、
お一人お一人が、私の親戚のおばちゃん(笑)みたいな存在です

昨日は、昨秋大怪我をされてお休みをされていたSさんが、
約3ヶ月ぶりにお元気なお顔を見せにいらして下さり、とってもうれしかったです




コメント (8)
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