心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

2014書TENレポート 最終回

2014-11-09 | 書TEN
                            桃太郎氏 「そったく」

書TENが終わって早くも1か月になろうというのに、
色々バタバタ続きで、後手後手になってしまいまして 

今日は一気に作品のご紹介をば。

最初の写真は桃太郎氏の「そったく」。
禅語の啐啄同時から。

紙と墨のに響き合い、滲み、空間、線、そして仕上げの表具は、やさしい雰囲気の白木。
好きな作品です。

谷合双辰氏「牧水のうた」
しらとりは哀しからずや空の青海のあをにも染まずただようふ



この詩は私も大好き。
大学の頃のメモノートに何度も登場してました。

ご来場者の方にも人気が高かった、多田翠香氏の「温故知新」



いつも「自然の力」を題材に、力強い作品を書かれる内田武岳氏の「土石流」。



新潟在住の岡村雞守齋氏の「山」。包容力のある山を感じます。



中谷翠泉氏の「ゆくえ」。
こちらの作品は、赤い紙に墨で書き、それを切り抜いたものを隣の黒い紙に貼りこんだ作品。
そして写真ではわからないけれど、作品を少し浮き上がらせています。
更に白いマットも、1段ではなく2段にして、立体感、奥行きを持たせています。



作品というものは、表具まで自分でこだわりを持つべし、といつも中谷氏から刺激を頂いています。

その中谷氏の社中展が13日から始まります。
詳細はこちら⇒クリックで拡大 





さて、というわけで、それぞれの全部の作品は、動画を作成しましたのでこちらもぜひ~。

自分の記録用にデジカメで撮ったので、動く速度が速かったり見づらいかもしれませんが
よろしければおつきあいくださいませ~ 
音楽つけたりの久々の作業に時間がかかり、ほんとはそれぞれに名前と題名の字幕を
入れたつもりなのになぜか入ってな~い  なんで? 

これとは別にビデオカメラで撮ったものもあるので、うまく撮れてたらまたアップします。





コメント (4)
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