心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

悦びと葛藤と木簡と

2014-09-05 | 前衛・抽象


拙ブログでも何度かご紹介したシルヴィー・ギエム (←クリックでずずいと下まで)

先月、100年に1度の天才と言われ世界中を魅了し続けた彼女が
来年2015年に現役ダンサーとして引退すると聞いて、
NHKホールでのボレロの追加公演に行きたい!と予約の電話をしたら
お高い席しかなくてちょっと時間を置いたら、うう・・満席になってしまい
残念ながら行けずじまい。。

来年の引退公演があったら、絶対行きたいなぁ 

何度見ても美しすぎ。
単調なリズムが続く中での充実した躍動と緊張には、指の先まで一切の無駄がなく。

Sylvie Guillem シルヴィー・ギエム


肉体はもちろん、存在する空間に響く動と静の中に、
生きる悦びと終わらない葛藤を感じるのでして。

そして、書でいう曲と直、潤と滑、バランスとアンバランス、
そう、まさに私が大好きな木簡の世界を感じるのでして。

表現って、姿かたちは違っても、魂の部分ではつながってるんだと思えてくる。

ここも⇒シルビー・ギエム

そして、こちらも人間とはこんなに美しくもあるのかと思えてくるJorge Donn,の Bolero -1982.

コメント
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