心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
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求めて~ by 沙於里

新春書展巡り れぽーと その1

2014-01-10 | 書展・展覧会情報
                           田岡 楚香氏

前回の続き、1月は書展がほんに目白押し。
全部は伺えないのですが、先日お邪魔したTOKYO 書2014と、
現代の書 新春展から、素敵だなぁと心に響いた作品をご紹介します。

まずは、拙ブログにも何度もご紹介させて頂いている田岡楚香氏

独特の墨の世界を追求した非文字性の作品ですが、そこある線、空間には
紛れもない「書」の世界があり。

3点で一つの作品として見た時、黒と白、光と影、偶然と必然、沈黙と発散、
孤独と希望・・等々、湿度を持ちながら静かに相対するものを感じました。

こちらの展覧会は16日まで。 超大作ばかりで、見応えあります!

明日は午後1時~出品作家の方々のギャラリートークが。
書TENでお世話になっている方々の現日会からは、幡野虹舟氏が出品、
13:25~だそうです。

ギャラリートークの予定はこちらから(PDF)


そして、13日まで銀座セントラル美術館、和光ホールで開催中の現代の書新春展。
毎年恒例の干支の作品から。



せっかくなのでもうちょっと見やすく 漢字も絵のように見えてきます。











今回一番、心に残った作品は浅田聖子氏の作品「光と月」。

光:光りと風のなかを生まれたばかりの蝶が飛んでゆく ・・
月:土手の片蔭に雪が残ってゐる 雪の上を月が照らしてゐる ・・




う~ん  
この作品のそばにいると、大丈夫よと見守られているような、
人の心と心を結ぶ物語を読んでいるような気持ちになりました。

どんな方なのかしらんと、検索したら益々ファンになりました。
公式HP→書家 浅田聖子

いつかお目にかかりたいです





明日11日は、また書展巡り強行軍予定。
セントラル美術館の階上の銀座画廊では、書燈社展が。
11時から、栃木郁子氏の席上揮毫があるそうなので、伺いたいと思っています。

昨年の模様は→こちらから



そして昨日、丸山浩平さんからご案内頂いたCACA臨書展も明日から15日まで。
今回の会場の和敬塾本館も、素敵です♪

岡本光平氏主宰のCACA現代アート書作家協会HPは→こちらから














コメント (4)
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