(半紙)
李白の詩「重憶」
欲向江東去 江東に向かって去(ゆ)かんと欲す
定將誰挙杯 定めて誰と杯を挙げん
稽山無賀老 稽山 賀老無く
却棹酒船囘 却って酒船に棹さして回(かえ)る
二玄社の『詩歌書例100選』の 2.唐Ⅰ◆王維/李白 殿村藍田 の中から。
以前は殿村藍田氏の作品は、どちらかというとあまり好みではなかったのだけど、
それまでいた会を離れ、母と一緒に別の書展にも足を運ぶようになってから
いいなぁって思うようになり
不思議なもので、どこであれ組織の中にいると、周りが見えなくなり
そうこうしているうちに、自分自身も見えなくなるものでして
ま、それも自分次第・・かな。
心に壁を作らず、こころざしを持っていられたら、
どこで何をしていようと、自分を見つけることはできるのでせう。
とは言え、一人で歩くというのは、余程心して精進していかなければ
ただの俗っぽい安普請になってしまうこともあるのでして・・
そんなことを考えつつ、はてさて私はどこへ向かおうとしているのやらと
この詩を書きながら、ふと
今年もちょっとづつ、形にしていけたらと思っておりますです
李白の詩「重憶」
欲向江東去 江東に向かって去(ゆ)かんと欲す
定將誰挙杯 定めて誰と杯を挙げん
稽山無賀老 稽山 賀老無く
却棹酒船囘 却って酒船に棹さして回(かえ)る
二玄社の『詩歌書例100選』の 2.唐Ⅰ◆王維/李白 殿村藍田 の中から。
以前は殿村藍田氏の作品は、どちらかというとあまり好みではなかったのだけど、
それまでいた会を離れ、母と一緒に別の書展にも足を運ぶようになってから
いいなぁって思うようになり
不思議なもので、どこであれ組織の中にいると、周りが見えなくなり
そうこうしているうちに、自分自身も見えなくなるものでして
ま、それも自分次第・・かな。
心に壁を作らず、こころざしを持っていられたら、
どこで何をしていようと、自分を見つけることはできるのでせう。
とは言え、一人で歩くというのは、余程心して精進していかなければ
ただの俗っぽい安普請になってしまうこともあるのでして・・
そんなことを考えつつ、はてさて私はどこへ向かおうとしているのやらと
この詩を書きながら、ふと
今年もちょっとづつ、形にしていけたらと思っておりますです