心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

山頭火に恋焦がれ

2010-01-09 | 山頭火・放哉・良寛
                         山頭火句(半紙)

巨視的、微視的ということばがある。

巨視的とは、人間の感覚で直接に識別しうる程度の大きさを対象とするさま。
微視的とは、人間の感覚で識別できないほど繊細であるさま。  (大辞泉より)



「いちりん挿しの椿いちりん」 

いちりん挿しの椿は目に見える大きさなんだけど
そこに「いちりん」とことばが添えられるだけで
胸にすーっと沁み込んでくるものは微視的であるような。

嗚呼いいなぁ・・と、ついことばが漏れる 

儚いようでもあり
たくましくもあり
切ないようでもあり
清々しいようでもあり

今日も山頭火に恋焦がれるのでありんす 

久々に今日の1曲は手嶌 葵ちゃんの  Alfie
この曲を聴きながら、山頭火の椿いちりんを思い描くなり 


コメント (4)
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