BIN山本の『映画にも程がある』

好きな古本との出会いと別れのエピソード、映画やテレビ、社会一般への痛烈なかくかくしかじか・・・

レントゲン

2009年08月06日 | その他
 一様に事務的で表情が硬いのは、仕事上の決めごとなのか。
若い女性に対応時、上着や下着を脱がして愛想よくニヤけていたりすると、
それはアラぬ誤解を与えかねないという、仕事上の特殊性なのだろうか。
 つまりおしなべてレントゲン技師という人の、事務的かつ無愛想で不機嫌態度
がどうも気に食わない。まるで証明写真でも撮るバイト兄ちゃんの素っ気なさだ。
 今までのあらゆる科目の病院で、必要らしいレントゲンをアタシは採ったが、
その操作にあたる技師達の、表情や態度の覇気の無さには、こちらがなにか滅入
ってくるのだ。
 あの暗がりで、ほぼ毎日同じことの繰り返し作業をしていると、あんなふうな
性格になるのか、あんな性格だからその仕事に耐えられるのか。
 おもうに彼らは相当数の写真を毎日扱うのだから、ただそれを医師に渡すだけ
でなく、たとえば小さなガンの病片などを、担当医に注進できるくらい勉強した
らどうか。もし医師が見逃すほどの〔カゲ〕に気付く、職人的技師がいたとし
たら、現代の〔医療レントゲン解析名工〕として病院と患者はその技師を称える
べきだ。それは看護師や検査技師においてもおなじことで、どうも病院医療スタ
ッフは、頑なに自分の分を守り、事なかれ主義になっていないか。
 レントゲンを採るたびに、お役所に行って殺伐とした対応をされ、まぁ一応の
用は足りたが、という気分にアタシはなるのだ。(苦笑)


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