分子栄養学講師の気ままなブログ

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冷めても美味しい”もちもち”米には要注意

2019年04月28日 | 身体・健康

以前、コンビニのおにぎりを食べて1時間のうちに血糖値が急上昇してしまったわたしの実験結果を、

しかとこのBlogでも書き記しておきましたが

これ👉血糖急上昇対決!コンビニVS自家製おにぎり

 

おにぎりは自宅で作るに越したことはない!!

ということがこの実験結果からわたしはよく分かりました


長らく糖質制限をしてきたことでわたしの米離れはなかなかのものでしたが、

わたしの消化力では限界があったようで…

消化の負担となるお肉や魚だけでお腹いっぱいにすることに無理が生じてしまった

 

というわけで消化に良いとされる代名詞?、お米の出番です

 

お米は身体に良い

日本人には米だ

これが一概に正しいとは決して言えないところがあると感じるわたしですが

それでも現在のわたしにとってはお米が助っ人的存在であることは間違いないです

 

そこで久しぶりにスーパーのお米コーナーに足を運ぶ機会が増えたこのごろ…

 

ゆめぴりか?

ミルキークイーン?

だて正夢?

つや姫?

両親が秋田の米農家出身ということもあって”あきたこまち”くらいしかピンとこないわたしにとって、

お米の種類がとても豊富なことに驚いている次第です

 

スーパーの価格表記の横にはそれぞれのお米の特徴が添えられていたのですが、

もっちり、冷めても美味しい、ふんわり

などと書かれているではありませんか

 

冷めても美味しくて、もちもちしているなんて、

つい手を出したくなってしまいます

 

がっ

ここで要注意です

 

日本人はモチモチとしたお米を好む傾向にありますが、

なぜモチモチとしたお米が美味しいのか…

それは甘くて脳が美味しいと感じるから

 

もちっとしたお米とパラパラぱさぱさのお米

その違いはでんぷんの構造にあるそうです

 

分かりやすくいうとお米お餅

 

お餅は美味しいです

そしてモチモチの塊です

だから餅?(笑)

 

このモチモチ感はアミロペクチンというでんぷんのおかげ…

お餅はアミロペクチン100%なのです

 

お米も同じようにアミロペクチン含有量が高いお米ほどもちっとした食感の甘いお米になるそうで…

生産者がこぞって敢えて!高アミロペクチンになるよう新品種の開発・改良にいそしんでいます

だってそっちの方が美味しくて売れるから

 

しかし、お察しのとおり、

昔は存在していなかった品種改良を加えたお米はアミロペクチンを高くした特殊なお米とも言える

もちっとして美味しのには裏がある…

 

悲しいことにこのお米、、血糖値を急上昇させやすい構造をしている

昔低GIダイエット流行りましたが、(私も長いこと低GIやっていました

 

まさにGI値でいうなら通常のお米(うるち米)に比べて高アミロペクチン米は高GI

血糖値を急上昇させやすい食品ということになります。。

 

コンビニおにぎりは買うな食うな

家で食べるお米の品種にも気を配れ

 

はぁあ…生きるって大変だ。。

ふつうの人はここまで気にする人はいないでしょう

わたしは脳脳構造上こだわりと強迫観念傾向が強いため

白か黒かで物事を決めたくなるたちということで悪しからず

 

しかし、たとえわたしのような面倒くさい女じゃなかっとしても、

 

コンビニで買って食べるおにぎりでも、

毎日自分で炊いて食べるお米でも、

友人宅にお呼ばれして食べるお米でも、

 

どれも一見すると同じお米であるにも関わらず、

そのお米には血糖値の上昇に違いがあるかもしれないということを知っておいて損はないと思います

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