鬱も発達障がいもHSPも根本原因に慢性炎症が潜んでいる
ということを前回書きましたが
悲しいことに精神・内科に言ってもそのことを教えてくれるお医者さんはまだまだ少なく…
SSRIなど抗うつ薬剤を処方されてお終い
となっているケースもきっと決して少なくないと思います
向精神薬、抗うつ薬である程度良くなるのならそれで良し
と、医師も患者も思っているのならそれでも良いと思いますが
それで良しと出来ない人は自分で色々と調べてやっていくしかありません
慢性炎症を叩くには食事と生活習慣への介入は必須
時には生き方考え方在り方までをも変えていかねばならないため、とても大変なことだろうと思います
薬を飲むだけなら、正直めちゃくちゃ楽
お医者さんも患者さんの人生観を変えるほどの介入、たとえば生活変容のための習慣化や食事指導など
結構な時間と労力もかかり、とりあえず薬を出しておけば丸くおさまるのでその気持ちも分かる
(所詮は他人…生きづらかろうが苦しかろうが、知ったこっちゃありませんこれ当然です、、だからこそ自分の事は自分で責任をもって守られば
)
慢性炎症を徹底的にやっつけていくことが、
うつ、HSP、発達障がいの人が抱える生きづらさを(たぶん完全に取り除くことは出来ない)軽減するための土台と言えるかもしれません
だって慢性炎症は身体と心に悪影響です
慢性炎症と聞いてもピンと来ないかもしれませんが、
アルツハイマーやガンも慢性炎症です
慢性炎症があると免疫システムが作動して炎症を抑えるように働きますが、
地味に慢性炎症が続くことで終いに免疫系がおかしくなってしまいます
(自己免疫疾患なんてまさにその典型)
さらに免疫の大半は腸が担っております
抗うつ剤を飲んだり、認知行動療法をいくら頑張っても、
火元とも言える細胞の慢性炎症を潰さない限り、
火元を無視して飛び散った火花だけにせっせっとバケツの水をかけて火を消そうとしているようなものかもしれません
体内の炎症を知る指標は好感度CRPなどがありますが、、
発達障がいやHSP、うつ病などの慢性炎症には反応してこない
だから本人も無自覚なんです…
(かなり高額ですが)便検査でIgA抗体などを見ると良いそうです
たぶん、発達障がいに限らずに、
長年うつ病気質で来たような人や、HSPの人たちの中にも、自己免疫疾患やら腸内環境がよろしくない人って多いんじゃないかなと思います。。
しかし、なんか生きづらいと思ってる自分…”HSP”や”うつ”を知ってはいても、
まさかそこに慢性炎症が起きていると考える人はまずいないでしょうし、まさか繋がっているだなんて思いもしないはず…。。
パニック障害、うつ病は腸のバイ菌が原因―マンガと図解でやさしくわかる | |
西原 克成 | |
たちばな出版 |