分子栄養学講師の気ままなブログ

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発達障害とHSPやインディゴチルドレンは違います?

2018年06月23日 | 発達障害

スピリチュアルの世界やHSP本だけでは決して十分ではない…、決して解決などしない…

”生きづらさ脱却への道しるべ”について、今日は書いておこうと思う

 

HSP、またはインディゴチルドレンは発達障害とは違います?

 

過激発言を含むかもしれないから、イラっとする人は読まないことをおススメする

 

発達段階とHSP・インディゴチルドレンは違います…

なぜそんなことがまことしやかにささやかれるのだろう

発達段階とHSPは違います…

なぜそんなことを言うのだろう

 

これは聞き手によっては、発達障害じゃないから安心しなよ

と聞こえたりしなくもない…

 

そう思うのはわたしのココロがひねくれているからもしれないが

 

”発達障害とは違う”としたところで、苦しんでいる本人からすればなんの慰めにもならない…

そればかりか、デメリットさえ生じることもあるから問題だ

 

発達障害には栄養療法(オーソモレキュラー療法)、行動分析学(ABA)、認知行動療法などといった対応策が実はしっかりと存在している

 

発達障害の理解が日本の数倍速くてしっかりしているアメリカやイギリスではもはや主流になっている、こういった発達障害の人のための対応策

”自分は発達障害と違う”ということであれば、取り組む必要性を感じないかもしれない

 

HSPに限らずにインディゴチルドレンでも、その特徴には感覚の過敏さ神経の過敏さ、過集中

こだわりの強さ、その他大勢の人のたちとは少し違う、ちょっと変わった…趣味興味への偏り、依存傾向、病弱(虚弱体質・身体が弱い)…

(これは発達障害専門の医師たちが書いた多くの書籍にも発達障害の特徴としてよく載っている

 

これだけ発達障害とHSPやインディゴチルドレンたちの持つ特徴(場合によっては症状とも言える)は被っているというのに

それでも発達障害とHSPやインディゴチルドレンが違うとするその理由は何なんだろう?

 

特徴は確かに多々被る

が、しかししかし

 

発達障害とHSPやインディゴチルドレンでは、まるで違う、真逆の特徴も持っていることが、問題をこじらせていると言えるかもしれない…

たとえば、空気を読めない、共感能力に欠けると言われるアスペルガーと、その場の雰囲気や状況を読み過ぎるくらい読み、人の顔色を窺い、相手に同調して境界線が分からなくなるHSPやインディゴチルドレンたち

その特徴はまるで真逆

 

たしかに、これでは違うと言いたくもなる

 

双方がまるで真逆の特徴や症状を持っていることも実は多いから、両者は違う》となってしまったのかどうかは分からないが、

かと言って、HSPやインディゴチルドレンは発達障害とは違うしたとき、そこで生じるメリットとはなんだろうか?

 

HSPやインディゴチルドレンたちに見合った改善策を提案した上でそう言ってくれているのだろうか?

そうだとしたら、その改善策とはいったいどんなものだろう?

 発達障害の人に行われている改善策とはどう違うのだろう?

(同じなら問題はない…高い効果が挙げられているから

その場その時しのぎの一時のものではなく、その子その人の将来にとって本当に意味のあるものだろうか?

(糖代謝異常で、場合によっては過剰な糖を摂っただけでも情緒がひどく乱れるというのに…それでもケーキを食べさせ続けるのか?)

 

現にHSPやインディゴチルドレンには科学的根拠はない

し、悲しいことにこれからの医学科学の世界で、これらが真剣に取り上げらることはまずないだろう…

 

一方で、発達障害は近年代謝障害と言われ、全貌の解明は無理だとしても、

海馬偏桃体の発達の不具合や、神経回路の異常、神経伝達物質の受容体やトランスポーターの異常、

栄養素が吸収出来ない、有害物質を貯め込みやすい、ある酵素の活性が弱いなどとの関係性が言われ、

それにより情緒の不安定さや異常行動、神経系免疫系ホルモン系のバランスを乱すということが分かってきている

 

となると、科学的なアプローチも可能ということだ

 

HSPやインディゴチルドレンと発達障害では特徴や症状がまるで真逆で違うと言うならば

発達障害(最近は広汎性発達障害・自閉症スペクトラム症など)も、ADHDとアスペルガー、自閉症などとでは、

その特徴、症状はそれぞれ異なり、スペクトラムに存在しているため、症状が真逆みな同じではないということは常識である

 

受動(受け身型)アスペルガーと、積極奇異性のアスペルガー、多動傾向のADHDではまるで別人

ドラえもんで言う”のび太”と”ジャイアン”が発達障害には共存しているということになる

 

片付けられない、すぐに汚部屋になってしまうようなタイプもいれば、物が規則正しく、決まった位置に配列されていないだけで集中出来ないようなタイプもいる

不規則に、予想も出来ない動きをする子どもたちが視界に入ることに尋常ではないストレスを感じて苦しくなってしまうようなタイプの人もいる

 

発達障害には特徴や症状が、とってもスペクトラに存在しているからだ

 

これはHSPであろうがインディゴチルドレンであろが発達障害であろうが、

彼らに起きていることは脳のなかのアンバランスさである

 

HSPやインディゴチルドレンたちや発達障害の人たちの脳と言うのは、アンバランスな脳であるという事で言えばどちらも同じだ

問題は、生活に支障が出るほど、または二次障害によって当人が生きづらさにとらても苦しでいること…


ともすれば、これなかなかの問題ということになる…

(発達障害やHSPやインディゴチルドレンで、たとえ脳がアンバランスであろうとも、本人が不便していないのであればなんの問題もない


苦しんでいるとあらば、その偏った脳の働きや神経回路を少しでもまとも(表現は悪いが?)にするような取り組みを行う必要がある

その取り組みには、HSPやインディゴチルドレンは発達障害(代謝障害)とは違うから

とか言う、そんな理由は一切不要

必要ない


脳のアンバランスをカバーする方法があるというのに、HSPやインディゴチルドレンは代謝障害という発達障害ではないから、違うからという視点しか持っていないと、

改善策を見落としてしまいかねない、なんとももったいない状況に陥ってしまう可能性がある

 

確かに脳のアンバランスをカバーする方法、その改善策はなかなか大変で、一筋縄ではいかない

脳の働きというのはとても複雑で、決してそんな単純ではないことからも、1個のことだけをやっていればそれで良いということでは決してない

それだけみんなとは違う脳・身体を持って来てしまっているのだから、仕方がない


つまりそれは逆を言えば、ちょっとやそっとのことでは決して解決しない黙っていればいつか自然と治る

ということは、そうそうあるもんじゃないということを意味しているかもしれない…

そうして、なくならない生きづらさから一時でも逃れるために彷徨うことになってしまう…

 

6月30日追記:インディゴチルドレンやHSPは発達障害とは違うのか?

こちらでは動画アップしております

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