花好きグランマの独り言

いつの間にか大好きな季節到来。
控え目な花、地味な花など山野草が大好き。
まるで私のよう? 孫も登場します。

忘年旅行 松山~しまなみ海道編

2010-12-31 23:08:22 | 旅行

12/22 (水)

いよいよ旅行最終日になりました。3泊4日はあっという間に過ぎていきます。

9名のうち昨日5名が抜けたので、残り4名と寂しくなりました。

 

観光バスは8時10分に道後温泉のからくり時計を出発予定です。

ちょっと早めにからくり時計に集合、8時からからくり時計が開くからなんです。是非見なくちゃね。

 

   

8時ちょっと前に、通常にからくり時計を写しました。普段はこんな感じです。 それが8時になるとまず高さがせり上がってきます。そして徐々に左右が開き始めて、右のように可愛い人形が沢山登場します。 一階は温泉に入っているところですね。

小説「ぼっちゃん」の登場人物が、時をお知らせしているんですって。 とっても可愛くてしばし見とれました。

 

              

道後温泉駅には坊っちゃん列車が展示してありました。ガイドさんの話では、今も動いているそうですよ。乗ってみたくなる列車ですね。

 

今日の予定は、これから「坂の上の雲」のスペシャルドラマ館に行きます。その前に、昨日から松山市内のホテルに滞在いしている、2名の方を拾って向かう事になります。 
4日目は6名様になりました。

スペシャルドラマ館は2012年の1月末までの期限付き開催だそうです。

ガイドさんはこちらを見て欲しい様子、ツアー予定がそうなっているからなのですが、夫と私は天気も良いし松山城に行きたいのです。

バスの出発は1時間後です。 「ドラマ館に行かなければ、お城に行って来れるんじゃないの?」と夫と私。

しかもドラマ館は、松山城山ロープウェイと同じ建物にあるんですよ。私達2人だけが松山城かと思っていたら、なんと全員がロープウェイのチケットを買っているじゃありませんか。 「なんだみんなお城を見に行きたいのね」 とちょっと心強い。

ロープウェイから天守閣まではちょっと歩くらしい、天守閣の中に入る時間はなし。もっともまだ開く時間前なのです。

 

 

      

この石垣って、真之と子規が子供時代に遊んでいた所じゃないの?小説にもあったし確かドラマのシーンにあったわね。遠くには天守閣が見えます。

その天守閣は、どっしりしてなかなか素敵でした。まだ時間が早いので人影もまばら、私達のツアーが独占でした。

かなり上まで登ったので、松山市内が良く見渡せたし、はるか遠くには瀬戸内海まで見えました。来て良かったね。

 

1時間で下に降りてくると、ガイドさんが待っていました。

「秋山兄弟の生誕地に行ってみたいな」と言ったら、ガイドさんが近くだからと案内してくれました。

少人数のツアーっていいですね。予定に入っていない所なので、我がままかと思ったのですが・・・でも全員が来てくれたので良かった。言ってみるものです。

 

 

 好古が騎馬で迎えてくれましたが、まだ入館前なので、中には入れず外から写真を写しただけですが満足しました。 ガイドさんに感謝です。

 

さてと、今日のメインの「しまなみ海道」に向かいます。 後から参加のお二人は、昨日北海道から見えたというカップルでしたが、昨日松山に着いた時は、土砂降りだったとか。

私達は雨でも、小雨で時には傘なしでも歩けたので、まだ良かったのだわ。人数が少ないとバスの中でも、会話がはずみます。

さて、バスの中からも瀬戸内海の島々と行きかう船などが美しくって~、やっぱり天気が良いのが一番ね。

 

ここでまた選択をしなくちゃなりません。

1.来島海峡観光の船に乗る。 2.亀老山展望公園から瀬戸内海を見渡す。 のどちらかですって。

「両方じゃだめなの?」 「駄目です、どちらかを選んでください。」と今度はわがままは却下されました。

さんざん悩んだ結果、高い所好きの私達2人は展望台を選びました。後の4人は船に乗りました。

 

展望台がある亀老山までは、バスで登ります。駐車場には一台も車がなく、ガランとしています。 もしや私達だけ? 

 

               

「見てみて、この景色」 360度が絵葉書のようでした。

展望台に上がってみると、本当に私たち二人だけで、360度の展望を独占でした。穏やかな瀬戸内海と、美しい島々が広がるこの景色は、天気が後押ししていますね。

橋の左手は愛媛県今治方面です。松山~今治からこの来島海峡大橋を走って、大島の大島南インターチェンジ(IC)で降りて、この亀老山に登ってきたという訳です。

来島海峡大橋はしまなみ海道で最も長い三連吊り橋で、全長は約4kmあるそうです。

 

 

写真に写っている港から、11時出航の観光船が出て行くのを見送りました。

「船に乗るのもいいだろうな」と思いながら、しばしこの雄大な景色を堪能しました。ガイドさんの話では天気が悪いと展望は利かないし、船に乗っても寒いだけで面白くないし、とにかくこの晴天に恵まれたことが、どちらのコースにとっても最大のポイントとのことでした。

正にそうでしょう、日頃の行いがいいせいと思いたいですね。

 

 

展望台から港に降りてきました。港では船に乗った気分で、橋を下から見上げてみました。

まもなく観光船が到着です。船組もお客さんはツアーの4人だけとのことでした。 船組の感想も面白かったようです。大きな船のドッグにも近寄って説明を聞いたり、まじかで見た大きな船に圧倒されたとのことでした。 「う~ん、船にも乗ってみたかった~」

 

さてとまたバスに乗車、大島の一般道を少し走り、次の大島北ICからしまなみ海道に乗ります。

次の島は伯方島、あの有名な「伯方の塩」はここの産地なのね。瀬戸内海にある島だと思っていたけれど、場所は初めて知りました。

伯方島は眺めただけで通過して、次の大三島(おおみしま)の大三島ICで降りました。

 

  

ここでランチを済ませて、午後から大山祗神社(おおやまづみじんじゃ)を参拝しました。本殿は重要文化財に指定されています。天照大神のお兄さんの大山積神を祀っている神社ですって。

境内には至る所に、楠が沢山ありました。樹齢を聞いてびっくりします。 なんと樹齢3000年です。そんな大昔から生きているなんてすごい。日本最古の楠です。 いろんな時代、世の中を見てきたのですね。もうかなりボロボロだけど、まだ頑張っています。

 

 

                    

こちらも古くて、樹齢2600年です。 まだ青々と生き生きしていますね。不思議な生命力溢れる楠でした。

 

この大三島からまだしまなみ海道は先に続き、瀬戸内海を渡り終わると広島県の尾道市ですが、今回はそこまで行きません。大三島からUターンして再び朝来たルートを松山まで戻りました。

いよいよ3泊4日の旅は終りに近づいています。最初から最後までご一緒したのは、赤羽のOさんご夫妻と私達の4人で、後の方たちは途中で入れ替わりつつ、それでも和気あいあいと楽しく過ごすことが出来ました。とてもユニークなツアーでした。

 

4日目のバスガイドさんは若いと思ったら、「まだ1年目です」って? 3月までは高校生だったなんて、初々しいはずです。もう立派に独り立ちしていました。 たどたどしい場面もあったけれど、紙を見ながら一生懸命頑張っている姿は、微笑ましくて・・・本当に可愛い子でした。

ツアー客の人数が少ない時は、家族の事や友人のことなど、いろいろな話が出て、それはそれで楽しい時間でした。

 

松山空港から羽田に向かう飛行機は最終便でしたので、松山空港で充分過ぎるほど時間がありましたが、4人でお茶したり、最後の夕食を楽しく戴けたのも、Oさんご夫妻のお陰でした。 本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 

                     

暖かい四国は柑橘類の名産地ですが、 さてこれは何でしょう? 「グレープフルーツ」に見えましたか? 大外れです。

 

高知の道の駅で買った、「土佐文旦」です。4ヶと数が悪いのは気にしないでね、4ヶが一袋入りでした。まだ収穫したばかりなので、少し置いてからが美味しくなると聞いたので、まだ食べていません。 新聞紙に1ヶづつくるんで保存しています。お正月に孫たちが遊びに来た時に、みんなで味見をしようと思っています。

愛媛でもみかんやレモン、ゆず、きんかんなどをついつい一杯買ってしまいました。

羽田空港から電車で帰るのでは重いものは買えませんが、車で帰ると思うと重い文旦も躊躇せずに買ってしまいました。

羽田の駐車場からの帰り道はどこも渋滞せずに、さいたま市の自宅まで1時間かからずに帰ることが出来ました。こんなに早いのは初めてでした。

 

長い旅のブログを退屈もせずに、読んでいただきありがとうございました。(退屈?って声も聞こえます・・・)

忘れっぽくなっている自分自身への記録と思って綴っています。

テレビでは紅白歌合戦を放映しています。そう大晦日ですね。 旅行の記録を年内に納めることが出来てホッとしています。

主婦のはしくれとしては、この時期一番忙しくてなかなか更新できません。

お陰さまで手を抜きながら、夫の協力もあって、お正月を迎える準備も完了しました。

年々手作りのお節料理も数が減ってきていますが、自分で食べて美味しいと思えるものは、元気なうちは手作りしようと思っています。

 

来年はあまり無理せずに、ぼちぼちとゆっくりとゆったりペースで生活したいなと思っています。

読んでくださっている皆様、来年も良いお年をお迎えくださいね。 どうぞ来年もよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 (完)

 


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