何年ぶり?何十年振りか? 久しぶりに平泉を訪れました。
夫が中尊寺に行きたいということで宿だけネットで予約し、マイカーの2泊3日の旅を企画しました。
中尊寺は2度目か3度目のはずがすっかり記憶がなく、初めて訪れたように新鮮でした。
毛越寺は印象が強かったのか「池があったな、そうそうこんな感じ」と記憶をたどりながら楽しめました。
まだ8月22日なのに紅葉の先が色づき始めてびっくり、萩の花も咲いていて秋を感じました。
今年は夏が短いというかほとんどなくて、いきなり秋ですね。境内の茶店でいただいた待望の「ずんだもち」が美味しかった。食べ物が美味しいときっと記憶に残るわね。
高橋克彦の小説「炎立つ」の舞台であることを、現地平泉に立ってから気がついたのです。
安倍一族の屋敷跡や戦いがあった衣川の柵など、歴史を感じさせる地名があちこちに残っていました。
泊まった宿からの眺望で遠くに衣川を望み、遠くの山並みを眺めながら、はるか昔みちのくの安倍一族や藤原3代、義経などがこの地を駆け巡っていたのかと想い、生ビールを飲みながら感慨深い一日目でした。