4/6
花の旅2日目は浜松フラワーパークへ。
塚本こなみさんの案内付きなので、とっても楽しみにしていました。
天気はうららかこの上ないお花見日和です。
ゲートを入ると塚本こなみさんが待っていて、マスクを外してご挨拶。
花粉症なのでマスク着用しますとのお断りがありました。
塚本こなみさんと言えば、日本で女性樹木医第1号になった方。
足利フラワーパークの大藤の移植を成功させたことで有名です。
現在は浜松フラワーパークで理事長を務めるお忙しい方。
今回は特別に塚本こなみさんに会えるというビックプランです。
入園すると正面に大型の盆栽が6点並んで圧巻です。
伊勢志摩サミットにも飾られた大盆栽は2億円相当だとか。
東京オリンピックにもこのうちのどれかが飾られるそうです。
樹齢100年から150年位の大型盆栽。
人と比較すると大きさが分かります。
広い園内には花で作られたモザイカルチャー(草花で作られた立体芸術作品)が楽しい。
ブラックのビオラが目を引きました。
後ろには沢山の藤が植えられています。
4月下旬には見ごろになるそうです。
すごく優しい色合いの草花の花壇は木下恵介監督の生誕100年記念に。
木下監督の生誕地が浜松市だそう。
花が咲き誇る大温室へ。
ブルーのつる性植物「ヒスイカズラ」がお見事。
たった1本の細いつるが天井にまで延び、沢山のブルーの花を咲かせています。
完熟して下に落ちていた花の元には丸い種が出来ていました。
マメ科の植物です。
お目当ての花登場です。
日本ではここの植物園にしかない、ヨルダンの国花の「ブラックアイリス」
葉も花もコンパクトで姿よし、魅力的な植物に出会えました。
愛らしいラナンキュラス・ラックス。
とっても可愛いラナンキュラスでした。
塚本さんの案内はここまでで解散。
写真をお願いしてみると、快く応じていただけました。
嬉しい記念になる一枚です。
広い園内を自由に散策する時間。
塚本さんは山コースを行くとのことなのでご一緒させていただきました。
桜とミツバツツジが咲く自然がいっぱいの山コースはとってもいい雰囲気。
池に浮かんだチューリップの虹と桜が美しい。
桜とチューリップが見事に融合した素敵な風景でした。
チューリップの球根は掘り上げると色が分からなくなるので処分すると・・・ もったいない。
毎年富山と新潟から取り寄せて植え付けるそうです。
その数半端ない数でした。
ここから「スマイルガーデン」は園芸研究家の吉谷桂子さんのガーデンです。
楽しみにして来ました。
季節の花を優しい色合いと個性的な花使いが参考になります。
桜の手前にひときわ艶やかな花は?
近寄ると紅花トキワマンサクでした。
こんなに大樹になるのですね。
春爛漫の広い園内を午前中いっぱい楽しみました。
またいつか季節を変えて訪れたいフラワーパークでした。
さて、ランチはレストラン連理へ。
自家製菜園で栽培された野菜を食べられるレストランです。
利休梅が咲いていました。
2人連れの方と4人で相席になりました。
ノニジュースとワインで乾杯。
旅行情報や花旅情報を交歓しながらの楽しく美味しいランチでした。
東名高速に乗り御殿場で一般道へ。
秩父宮記念公園へ。
ボランティアガイドさんの案内で広い園内を巡ります。
昭和16年から約10年間、秩父宮両殿下が実際にお住まいになられた別邸です
両殿下が亡くなられた現在は遺言により御殿場市に寄贈され、園内を整備して平成15年に開園したそうです。
18000坪(東京ドームの約1.5倍)で標高500mの庭園は両殿下が愛した山野草や四季折々の花が見られます。
享保8年(1723年)に建てられた茅葺の母屋に住まわれ、樹齢130年余りの枝垂桜が見事です。
昭和天皇より贈られた登山服姿の秩父宮殿下の銅像。
母屋では琴の演奏が~
終戦まじかに作られた防空壕。
ハクモクレンも見ごろでした。
バイモユリ、キクザキイチゲ、カタクリ、ショウジョウバカマ、クリスマスローズ、水仙等が林の中で咲いていました。
ストロボ禁止なので暗いけど、母屋の中も見学できます。
1泊2日の花の旅は4か所を巡りましたが、桜と春の花を満喫した旅でした。
ハルメクで募集した旅はクラブツーリズムが主催、32名参加でそのうち男性は3名。
ほとんどが花好きの女性たちが中心の旅でした。