goo blog サービス終了のお知らせ 

今日のニュースを英語で読もう!

今日の英字新聞のニュースです。主に国内ニュースで高1が読めるレベルです。

チェスはイスラム教では禁じられている

2016-01-22 13:21:28 | 日記
Saudi cleric says chess is forbidden


DUBAI, United Arab Emirates -- A video clip of Saudi Arabia's top cleric saying that the game of chess is "forbidden" in Islam because it wastes time and leads to rivalry and enmity among people has provoked heated debate.

------------------

cleric   聖職者
forbidden = forbid(禁止する)の過去分詞
emirate   首長国
video clip 投稿動画
rivalry   競争心
enmity   憎しみ
provode   引き起こす
debate 論争


【訳】

サウジアラビアの聖職者、チェスは禁じられていると話す

アラブ首長国連合ドバイ発 -- チェスというゲームはイスラム教では禁じられている、なぜならそれは時間を浪費し、人々の間の競争心や憎しみにつながるからだと話しているサウジアラビアのトップの聖職者の投稿動画が熱い論争を引き起こしている。


【解説】

正直いって、このニュースを高1が読み切るのは難しいだろうと思います。
大学受験生でも、すぐに読みきれれば、国立大学は大丈夫です。

まずは見出し。

「Saudi cleric says chess is forbidden」
(サウジの聖職者はチェスは禁じられていると話す)

動詞が2つでてきます。「一つの英文に動詞は一つ」が原則ですから、これは2つの文を「that」(~ということを)でつないでいます。

「Saudi cleric says <that> chess is forbidden」
と「say」と「chess」の間に入っている「that」が省略されています。

本文。

「DUBAI, United Arab Emirates」
(アラブ首長国連合ドバイ発)。「United Arab Emirates」は日本の新聞などで、「UAE」と略している国です。

「A video clip of Saudi Arabia's top cleric saying」
(サウジアラビアのトップの聖職者が話していることの投稿動画)

この「saying」は、「話している」という意味の「現在分詞」ととらえて、
(話している聖職者のビデオ)と考えても

(聖職者が話すことのビデオ)と「動名詞」として考えても大丈夫です。

ネイティブは「どっちでもいいんじゃねェ」といいますが、日本の高校では、これは「動名詞」として考えるように教えます。

「the game of chess is "forbidden" in Islam」
(チェスというゲームはイスラム教では禁じられている)→と話すビデオ

「because it wastes time and leads to rivalry and enmity among people」
(なぜならそれは時間を浪費し、人々の間の競争心や憎しみへと導くからだ)
→と話すビデオ

次の「has provoked」の主語が一見、わかりづらいと思います。

この文の本当の動詞が「has provoked」(引き起こしている)

逆にいうと、この動詞の前の部分が主語(主部)です。

前の部分の(話している聖職者の投稿動画)が主部で、動詞が(引き起こしている)ですから、(投稿動画が引き起こしている)という意味になります。

「heated debate」
(過熱させられた論争を)→引き起こしている

太陽系の9番目の惑星、発見か?

2016-01-21 19:01:11 | 日記
New evidence points to giant 9th planet on solar system edge


CAPE CANAVERAL, Fla. (AP) -- The solar system may have a ninth planet after all. This one is 5,000 times bigger than outcast Pluto and billions of miles farther away, say scientists who presented "good evidence" for a long-hypothesized Planet X on Wednesday.

-------------------------
evidence   証拠
point to 示す  
solar   太陽の
outcast   のけ者にされた
Pluto   冥王星
hypothesize 仮説をたてる


【訳】
新しい証拠が太陽系のはじの巨大な9番目の惑星を示す

フロリダ州ケープ・カナベラル発 -- 太陽系は結局は9番目の惑星を持っているのかもしれない。この惑星はのけ者にされた冥王星より5000倍大きく、何十億マイルもはるか遠くに離れていると、水曜に長く仮説をたてられていた惑星Xのかなりしっかりした証拠を発表した科学者たちがいっている。


【解説】

見出し。
「New evidence points to」までで、
(新しい証拠が示す)

「giant 9th planet on solar system edge」
(太陽系のはじの巨大な9番目の惑星を)→示す

本文。
「The solar system may have a ninth planet after all」
(太陽系は結局は9番目の惑星をもつかもしれない)

「after all」は(結局)という意味の熟語です。

冥王星は1930年にトンボーが発見されていらい、太陽系の9番目の惑星とされていました。ところが月よりも小さな星であることや、もっと大きい衛星があることから、2006年に惑星から外されて、「準惑星」になっていました。

今、太陽系の惑星は8個とされていますので、新しい星が惑星となれば、再び、太陽系は9つの惑星をもつことになるのです。

「This one is 5,000 times bigger than outcast Pluto」
(このもの<惑星>はのけ者にされた冥王星より5000倍大きい)

「and billions of miles farther away」
(そして何十億マイルずっと遠くに離れている)

「say scientists」
(と科学者たちは言う)

「who」は関係代名詞。

「presented "good evidence"」
(かなりの証拠を発表した)→科学者たちが言う

「for a long-hypothesized Planet X」
(長く仮説を立てられていた惑星Xのための)→証拠を発表した科学者立ちが言う

「pypothesized」は(仮説をたてる)の過去分詞です。
過去分詞とは「動詞から分かれた形容詞」で、(仮説を立てられる)という意味になり、
後ろの「Planet X」を修飾しています。



新国立競技場に 東日本大震災の地域の木材を使用

2016-01-20 15:33:21 | 日記
Designer of Tokyo Olympic stadium hopes to use timber from disaster-hit areas in construction


Architect Kengo Kuma, the designer of a new national stadium, says he wants to use timber from areas hit by the March 2011 Great East Japan Earthquake and tsunami in construction of the venue.

----------------------

timber 木材
disaster   災害
area   地域
construction 建設
architect  建築家
earthquake  地震
venue   会場


【訳】

建築家、新国立競技場に大震災被害地域の木材を使用を希望

新国立競技場のデザイナーである建築家の隈研吾氏は、会場の建設に、2011年の東日本大震災と津波に襲われた地域の木材を使うことを望んでいると言った。



【解説】

見出し。
「Designer of Tokyo Olympic stadium hopes to use timber」
(東京オリンピックのスタジアムのデザイナーは木材を使うことを希望する)

「to」は不定詞。(~こと)の意味で、「to use」で(使うこと)になります。

「from disaster-hit areas in construction」
(建設に災害に襲われた地域からの)→木材を使う

「hit」は(打つ)ですが、hit-hit-hit(原形ー過去形ー過去分詞)と不規則変化します。
ここでの「hit」は過去分詞です。過去分詞とは「動詞から分かれた形容詞」で(~された)の意味になります。「disaster-hit」で(災害に打たれた)の意味です。


本文。
「Architect Kengo Kuma, the designer of a new national stadium」
(新国立競技場の建築家、隈研吾)

「says he wants to use timber」
(彼が木材を使うことを望んでいると言っている)

「says」の後には「that」(~といことを)という意味の接続詞が省略されています。

「from areas hit by the March 2011 Great East Japan Earthquake and tsunami」
(2011年3月の東日本大震災と津波によって襲われた地域からの)→木材

この「hit」も先ほどと同様に「過去分詞」で「hit by」で(~によって襲われた)の意味です。

「in construction of the venue」
(会場の建設に)→震災の地域からの木材を使う

シャーロット、総選挙で 第1位

2016-01-19 13:44:41 | 日記

'Charlotte' triumphs in monkey popularity contest at Oita zoo


OITA -- "Charlotte" easily took first place in a monkey popularity contest held at Takasakiyama zoo here, the results of which were announced Jan. 17. The contest was decided by the votes of zoo visitors.

--------------------

triumph 勝利する
popularity  人気
first place  一位
decide   決める
vote   投票
simultaneously 一斉に


【訳】

シャーロット、大分動物園の人気ザル総選挙で1位

大分発 -- シャーロットがここ大分、高崎山自然動物園で開かれた人気ザル総選挙で楽々と1位を獲得した。そしてその結果が1月17日に発表された。
コンテストは動物園の入場者の投票で決められた。


【解説】

見出し。
「'Charlotte' triumphs in monkey popularity contest at Oita zoo」
(シャーロットが大分の動物園での人気ザルコンテストで勝利する)
が直訳です。

高崎山のホームページでは、「人気ザル(♀)&イケメン(♂)ダブル選抜総選挙」
となっていましたので、(総選挙で1位)と訳しました。

「シャーロット」は、去年5月に生まれたメスザルで、イギリス王室の王女と同じ命名で騒動になった赤ちゃんザルです。

本文。

「"Charlotte" easily took first place in a monkey popularity contest」
(シャーロットがサルの人気コンテストで楽々1位を取った)

「held at Takasakiyama zoo here」
(ここ高崎山動物園で開かれた)→コンテストで1位と取った

「held」は「hold」(開催する)の過去分詞です。
過去分詞とは「動詞から分かれた形容詞」で、(~される)という意味になり、ここでは前の「contest」を修飾しています。

この文で難しいのは、次の部分の処理の仕方。

「, the results of which」
「, which」のように「カンマ+関係代名詞のwhich」は(そしてそれは)と「and it」で訳すとうまく訳せると言っていますが、これはその変形です。

「the results of」が(~の結果)ですから、「, the results of which」で
(そしてそれの結果)という意味になります。

「were announced Jan. 17」
(その結果が)→(1月17日に発表された)


「The contest was decided by the votes of zoo visitors」
(そのコンテストは動物園の訪問者の投票によって決められた)

あえて解説しませんが、「was decided by」は中2で習う「受動態」です。


長野のバス転落、タイヤ痕が100メートル以上の制御不能を示す

2016-01-18 15:36:09 | 日記
Skid marks suggest crashed ski tour bus was out of control for over 100 meters


A bus carrying passengers on a ski tour that crashed, leaving 14 people dead, appears to have left skid marks more than 100 meters before the crash site, which investigators believe means the bus was out of control even before it hit a guardrail.


---------------------

skid mark タイヤ痕
suggest 示す
out of control 制御不能
crash   衝突する
investigator  調査官
ricochet   跳ね返る



【訳】

タイヤ痕、100以上の制御不能を示す

衝突し、14人を死亡させたスキーツアーの乗客を運んでいたバスは、事故現場の100メートル以上前からタイヤ痕を残している。調査官はそれはバスがガードレールにぶつかる前からコントロールを失っていたことを意味すると考えている。


【解説】

見出しには、動詞が2つあります。「suggest」(暗示する)と「was out of control」(コントロールを失った)の「was」。

「一つの文に動詞は一つ」が英語の大原則ですから、これでは矛盾が生じます。

動詞が2つあるということは、「that」(~ということ)を表す「接続詞」か
「that」「which」などの関係代名詞が省略されているのです。

見出しは、「Skid marks suggest (THAT) crashed ski tour bus was out of control for over 100 meters」
(タイヤ痕は~ということを示す)
(衝突したスキーツアーバスは100メートル以上コントロールを失っていた)

の2つの文を「that」(~ということを)がつないでいます。


本文。

「A bus carrying passengers on a ski tour」
(スキーツアーの客を運んでいたバス)
「carrying」は現在分詞で前の「bus」を修飾しています。

「that crashed, leaving 14 people dead」
(衝突し、14人を死んだ状態に残した)→バス

「that」は関係代名詞で、「carrying」と同様にバスを修飾します。
ここまでが主部。

主部(主語)には「は」か「が」をつけて訳します。


「appears to have left skid marks more than 100 meters」
(100メートル以上タイヤ痕をこのしたようである)

ここまでで、(衝突し14人を死亡させたスキーツアーの客を運んでいたバス→は→100メートル以上のタイヤ痕を残したようだ。

「before the crash site」
(事故現場の前)→100メートル以上

「which investigators believe means」
これが高1には厄介です。

またまた動詞が2つでてきます。「believes」と「means」です。
関係代名詞の後に「誰々+動詞+動詞」の場合、「誰々+動詞」を一時的に無視して訳してください。

無視すると「which means the bus was out of control even before it hit a guardrail」
(そしてそれはバスがガードレールにぶつかる前にすでにコントロールを失っていたことを意味する)

ここでもまた「which means (THAT) the bus was out of control」と(~ということを)を表す「that」が省略されています。

さて、先ほど無視した「invesigators believe」ですが、これは「挿入節」といいます。

関係代名詞のあとに「I think」や「I hear」が挿入されることが多く、
(そしてそれはバスがコントロールを失っていたことを意味する)→と調査官たちは信じている と訳します。