１ドル映画館

映画が生活に根ざしているアメリカではハリウッドの最新映画が封切りで見れるので最高です。それもいろんな形で楽しむことが出来ます。夏場は週末のドライブインシアターもあるでしょう。一軒だけの劇場から一度に１０から１２の映画を上映するコンプレックスもあります。最近私が発見したのは、封切り後ふた月位した映画を上映する廉価映画館です。その価格わずか１ドルです。中で楽しむ飲料やポップコーンの方が高くて、考えてしまうお値段です。火曜日は僅か５０セント、夕方６時以降は１ドル５０セントと言う価格設定です。もう、普通の映画館に行くのが馬鹿らしくなる値段です。封切りを我慢してしばらくすれば、いづれ格安映画館にくるのは確実です。週末の夕刻は家族連れでおお賑わいの映画館です。

モンスターハリケーン

超怒級のモンスターハリケーン「カテリナ」がニューオーリンズに向かって進行中です。カテゴリー５と言う、ハリケーンのレイティングでもうこれ以上のレートは無いというクラスです。風速が毎時１５６マイルプラスのハリケーンです。予測される降水量は２０～２５フィートです。ブッシュ大統領も非常事態を宣言していますし、ニューオリンズでは市長が市民に注意を呼びかけています。北の方に車で避難する人も多くてガソリンスタンドや高速道路では、既に長い列ができています。１５０マイル離れた北の内陸部の町のホテルが避難をする人で予約が一杯とか。ニューオリンズ上陸は明日早朝の予報です。すでにこのハリケーンの影響を受けた南フロリダでは今でも７０万戸以上の家庭が停電でこまって居ます。これ以上被害が大きくないことを願っています。

アポロを保存

「アポロ１３号」の映画放映後、歴史を保存しようと、アポロ計画で使用したロケットをスミソニアン博物館に保存する様子が放送されました。それらのロケット等は計画後ジョンソン基地に３０年近く横置きで放置されていたもので金属部分は腐食が進み穴があいたり、ロケットエンジンの一つは今にも落下しそうだったり、雑草が至る所に生えていました。サービスモジュールの内部も腐食していて金属が剥れて堆積していました。コマンドモジュールはロケットとは別に保存を進めていますが、外観の白い塗装は大気圏再突入の際に殆んどが消失して茶色の金属地肌を露出させています。そんなものをレストアして博物館に保存しようとするのですから、大変なものです。次は是非スミソニアンでお目にかかりたいです。

アポロ１３号

トム・ハンクス(船長役）主演の映画で、アポロ計画の内、月面着陸を目前に酸素爆発で急遽計画を変更し地球への生還をミッションコントロールとの協力で無事成し遂げるまでの映画です。ヒストリーチャンネルで「月の彼方に、失敗は選択ではない」とのサブタイトルで放映です。原作者で宇宙飛行士、１３号船長のジム・ラベルが出演し時々に解説を交えての放送ですから、迫力は満点です。計算尺をつかったり、司令室の喫煙をしながらの風景など、年代を感じさせる様子が一杯です。アポロ計画の中で最も劇的で地球に居る人々を感動させたミッションの再現でした。もう３０数年前の出来事だったのですね。

ツールドフランス

自転車レースで有名な、かのツールドフランスを７回も優勝しているランス・アームストロングがスポーツ選手として使ってはならない成分が入った薬物を使用していたのではないかと言う疑いが掛けられています。レース後の尿検査に疑いが掛けれれていて、検体がいつも同じような結果を呈するとして疑われているようです。そんなところ明日日曜日の「ラリーキングライブ」への出演が決まりました。あの辛口突っ込みラリーがそのあたりをどのように質問していくか、いまから興味が沸いてきます。アメリカでは自転車レースのファンは多く成り行きを注目しているのです。