この広大なアメリカの土地の80%は民間の所有地です。それらの所有者が天然資源の保全責任を果たしているのです。どういうことかというと、それらの所有者が野生動物のために耕作や家畜を飼わないで、自然のままにして保全をしているのです。そう言えば車で走っていても耕作地の真ん中に手付かずの森がいくつも見られます。それらに野生の鹿、アライグマ、ターキー、キジなど等生息しているのでしょう。
アメリカにとって一番食料を買ってくれる国はダントツ日本でその額166億ドルです。ついでEU105億ドル、カナダ77億ドルとなっています。これらの国はん毎年アメリカの農家の作った農産物を購入してくれる上得意客なのです。参考までにアメリカは全世界の穀物量の内2110億パウンド(10%)の穀物を生産しているのです。大地の豊かな国は農業も豊かだという事なのでしょうか。
アメリカは殆んどの食料を国内でまかなっており、その意味では十分な食材を輸出し他国にその分お金を支払わせているのでしょう。問えば、週に100ドルの収入があったとすれば、インドではその約53.1ドルを食費に消費しており、アメリカは10.9ドルです。日本はと言うと焼く20ドルを費やしていることになります。アメリカの一軒の農家がアメリカの129の家庭の食材を支えている勘定です。食料品に溢れたアメリカの現状です。