カリフォルニアのアーモンド畑は収穫前

８月１８日　晴れ時々高曇り
　
　今日は星の写真を撮れる暗い所を探しにふらふらとスタニスラス川まで走ってしまった。しかし、あっと言うまに雲が広がって「パー」。天気予報は明日の夜から水曜日まで雷嵐が来る予報。乾燥しているので、既に何カ所かで燃えている山火事を心配している。

　Ａmerica's Cup Challenge は、この土日で４レースしたはずなのだが、素人には良く分からん状態でニュージーランド艇とイタリア艇が１ポイントづつに取ったことになっている。残りの２ポイントはどこに行ったのだろう。明日も２レースあるとこになっている。

写真
　スタニスラスに行く途中のアーモンド畑。実が沢山なっている。実は弾けて、果肉のような物は既にない。もうすぐ収穫だろうな。

風雲急を告げるサンフランシスコ湾

８月１７日　快晴
　　アメリカズカップのチャレンジシリーズは、明日からファイアナルマッチ１３戦が始まる。これに勝ったチームが９月からの本戦でアメリカ艇と戦うことになる。
　ちまたの予想をくつがえしてイタリア艇がファイナルマッチに出てきた。予選の途中で温存していた奥の手を出してきたらしい。もう１艇はニュージーランド艇でこれは順当。落ちたスウェーデン艇は事故で副長みたいなポジションいたクルーを失ったのが響いたのかもしれない。とにかく、少し前に写真をのせたあの２艇の対戦になる。
　チャンピオン保持者でホストのアメリカ艇オラクルチームが出してきたＣｈｅａｔな、つまり、いわゆる、インチキなルール変更の問題はまだ片付いていないようだし、それを理由に緒戦でレースを拒否した強硬派のイタリア艇が出てくると更にひと揉めするのは必至だ。
 
　そういうサンフランシスコに更に人が集まる時期になって、ベイブリッジを通行止めにするとか言っている。新しい橋の舗装作業で気温が低くなる前に済ませる必要があるからこの時期になったと言っていたようだが英語なのでよく分からない。んで、玄３の憶測では、建設省みたいな役所の役人が、自分達に挨拶も無く盛大にカップを開催したオラクルのボスに嫌がらせをしているのだろうということだ。とにかく、通行止め期間中、湾の東側からサンフランシスコに行くにはリッチモンド橋か、サンマテオ橋を大きく迂回する方法と、湾を船で横切るしかなくなった。
　んだ、こんだで、夏の終わりにふさわしく、風雲急を告げるサンフランシスコ湾なのである。

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　Poison Oakだと思う。触るとウルシのようにかぶれるやつだ。一度ヒドい目にあったことがあるし、しばらく後で、そのとき持っていた釣り竿に触ると手にポツポツと斑点ができた。過敏症になってるのだろう。かなり毒が強いのだ。
　Chabot方面の山を歩くと、すでに赤く変色したこの木が目立つ。あまりに毒が強すぎて、自分自身もその毒に耐えられず、他の紅葉樹より葉がずっと早く枯れてしまうらしい。右上の写真のように、枝から三つに別れて葉が付いて、ちょっとギザギザの葉が目印かな。山歩きする時には気をつけてね。

ただの水は、ただの水。

８月１５日　快晴
　ということで、今日は午前中お仕事、大腸のファイバースコープでの検査、また、お仕事の強行軍。大腸ファイバースコープは英語だとcolonoscopyだな。オリンパス製のファイバースコープだった。震えが来るほどマズイ、マズイ、マズイ下剤をしこたま飲んだ。水を飲んだ排泄物がただの薄い黄色の水として出るまで腸の中をからっぽにした。こういうことをすると人間がただの管だということが身にしみてわかる。ちょっと味見してもただの水だった。

5DMk2の修理は１ヶ月半

８月１４日　快晴
　５ＤＭｋ２を買ったとき、始めてのＣａｎｏｎのカメラなので、マックカメラという会社の３年保障の延長保障を買っておいた。保険の価格は製品価格の概ね１割だ。壊れた５ＤＭｋ２はこの保険の修理に出したわけだ。日本製品で延長保障を買ったのも初めてなら、保障申請したのも初めてだ。
　んで、保障申請した。申請するとＲＡ番号という整理番号をくれる。Ｆｅｄｅｘで発送し、あちらに着き、テクニシャンまで届いたことはその番号でトラッキングできた。しかし、先週の金曜日辺りから保険屋のサーバーがダウンしたのか、トラッキングをかけても
　「その整理番号はヒットしません。」
みたいな返事が来て、、、これは、物が無くなったかなと思った。　んで、苦情の電話をしようと思っていた矢先、「修理に１０～２０日かかる。」とメールが来た。発送したのが２３日だったと思うから。
　　往路：７日
　　修理見積もり：１２日
　　修理：２０日（最長予想）
　　復路：７日（予定）
発送から受け取りまで４６日かかることになる。１ヶ月半か。これでちゃんと帰ってくるか、、、請う、ご期待。

写真
　流星群の撮影のためのロケハンで近所のChabotに行った。小さい天文台もある山系の公園で、州立公園なんだと思う。そう言えば、鳥の瀬戸物の瓶に入ったシャボーというブランデーがあったが、この公園はシャボットと呼んでいると思う。
　この公園は、結局、低い雲がしばしば邪魔をするのと、西側はサンフランシスコ湾岸の明かりが多くて広角レンズでの長時間の露光は無理だと思う。
それでも、歩いていると、崖下のガレ場にピンクのユリや、アザミにセセリ蝶が張り付いていたりして、それなりの楽しいハイキングになる。

メラノーマとペルセウス

８月１３日　快晴
　耳の前方にホクロができて急速に大きくなった（ような気がした）。　メラノーマかと心配して皮膚科に行った。いきなり切られた。チョンと麻酔して、ひげでも剃るみたいに刃物でゾリゾリと大きくえぐり取った。後を電気コテでジジジジっと焼いて、
　「分析して２週間後に結果が出るので！」
と、言っておしまい。自分の皮膚が焼ける匂いがまだ鼻に残っているような気がする。
んで、今日結果を病院に行ったら
　「ガンじゃない。全然問題ないから！　ははは」
　メラノーマだと命がかなり危ないから言いにくいだろうが、全然問題から医者は表情が良くなる。
 
写真
　８月13日00:23頃流れたペルセウス座流星群の内の一個でいいと思う。黄色気味の星が地面にほぼ垂直に流れた。これが、今回、玄３の視野の中に入った一番明るく、流星痕らしき残像をほんの少し残す程度の流れ星。
　ピークを過ぎた１３日未明で、だいたい２０～３０個／時間ぐらいか。思ったより多い。右下がわずかに明るいのはサクラメント方面の明かり。
　前回の双子座流星群ほど大きな星は流れなかった、、、残念。日本はどうだったのだろう。竹林寺山の中継録画はあまり冴えなかったが。
　この写真はCANON EF14mmF2.8を5.6まで絞り露光３０秒。ISO3200。面責にして１／３程度にトリミングしてある。

Elysium

８月１０日　朝曇りのち快晴
　映画「Elysium」を見た。マット・デーモンとジョディ・フォスター共演だ。人工衛星でイリジウムバーストという現象で有名な「イリジウム」というシリーズがあったし、金属ならIridiumだろう。映画館にElysiumと書いてあるので仰け反った。んで、調べてみると、天国とか理想郷という意味でElysiumという単語がある。また無知をさらけ出してしまった。
　大した感動もない普通のＳＦ映画だが、マット・デーモンがいい感じになっているので評価はＡ。

写真
　ミッションピークの中腹からダンバートン橋方面を見る。かなり長時間露光したので明るすぎると言えば明るすぎる。２１時を過ぎる頃になると、海からの低い雲が山越えしてどんどんサンフランシスコ湾内に広がってくる。この雲が広がって明日も朝曇りの予報を勝手に出すのだ。

過密スケジュール

８月８日　快晴
　ＦＡＡで試験中のホンダジェットがオシュコシュの航空ショ一で一般への初展示を行ったらしい。それも２機。玄３には何の連絡もなかったけど。まぁ、買えるようになる可能性は残念ながら無いから、それもしかたない。２０１４年終わりにＦＡＡの認証をもらう予定らしいから、そこらで見るようになるのはまだ当分先の話だ。

写真
　昔のＰ－５１の写真。
　今年は飛行機の写真がない。北カリフォルニアは前半年の大きな航空ショーがほとんどないことが原因だと思う。だいたいサクラメントの航空ショーが下半年に動いたのが特に効いている。んで、９月ＥＮＤから１０月にかけて過密スケジュールになる。どうしてこういうことになるんだぁ？

ダークマターが写った。

８月７日　晴れ
　今日の中国語新聞「星島日報」（注１）の１面の見出しは「侵華艦名復活　剣指中国」。「出雲號」、つまり、まぁ、自衛艦の「いずも」の矛先は中国を向いているということらしい。中国から見ると日本はこれぐらいしけケチを付けるところがないから、こういう事があると嬉しくてしょうがないみたいだ。
　ところで、出雲という艦名を玄３は知らない。だいぶ昔、日華事変よりだいぶ前の船だろう。「いずも」が所属する該当某国、つまり日本のことだが、そこにはヒットラーが好きな政治家もいるみたいだ。それでも単独で中国に仕掛ける根性はないだろう。
　注１：「星島日報」は大陸系の新聞だったと思うよ。

写真
　近所の山の公園でポラリエを使って撮ってみた。ISO400で９０秒の露光。極方向はポラリエに作りつけの孔で合わせた。とにかく、空が明るくて困るが、星はかなり点像になっている。破線になっているのは軽飛行機。


　同じ写真をPhotoshopのオートコントラストをかけてみた。夏の第三角と,左下にカシオペアが見える。薄く天の川も写っているようだ。問題は画面のほぼ中央にダークマターが写ってる、、、「ちぇっ」。本物のダークマターは写らないらしいが、この偽物のダークマターは頼みもしないのに画面に出て来る。くそぉ、何とかしないといかん。

ポラリエ+HS-10

８月５日　快晴
　玄３のiPhone、買ってから、もう、何年になるだろう。最近、バッテリー消耗が妙に早くなった。いつのまにか残量が無くなっていて、朝の目覚まし時計としての能力に不安がある。どうせ、字が小さくてほとんど見えないから、新しい高精細スクリーンの携帯電話など欲しくもない。画面が少し大きいいからといっても、サムソンの携帯など玄３にはまだ遠い存在だ。新型のiPhoneは画面の大きなバージョンが出るという噂もあるので、とにかくそれまで待ってみようね。

写真
　ビクセンのポラリエに、取り付けネジ部分が壊れたフジのHS-10をエポキシ樹脂で修理して取り付けてみた。
　ポラリエはいわゆる赤道儀の簡単なやつ。英語だとstar truckerとかequatrial mountと呼ぶらしい。星の動きに追従してカメラを回してくれる。最近、手に入れた。ペルセウス座流星群に向けて、すこし遅れ気味だがちゃくちゃくと準備が進んでいる。チャグチャグ馬コはもう終ったか。この辺りの夜空は明るいので、まだ、まともな夜空を撮るチャンスはない。
　ポラリエの搭載荷重が雲台込みの２Kgとなっている。5DMk2だとCIPA基準で905g。レンズのEOS14mmが645gで、合計1550g。雲台を入れると概ねギリギリ。望遠は乗せられないなぁ。

legal or illegal harassment

８月４日　快晴
　ユバ川は相変わらず放水量が微妙に多いので釣りのほうは二の足をずっと踏んでいる。

　illegal harassmentというと、まぁ、日本でもハラスメントで、しちゃいけない事というのが定着しているんじゃないかなぁと思う。
　例えば、会社でこのillegal harassmentに関する講習会があったりする。そういう時に「illegal harassment」の文字がプロジェクターで前に映されて、その下にsexual harassmentなどがリストになっていたりいたりする。すると、講習会の冒頭で、しばしば、誰かが
　「legal harassmentというのはあるのか。」
と聞いたりする。すると、また横から誰かが、
　「あのリストにあるharassment以外は全部 legalなんだぞ。」
と真面目ぶった態度で返事したりする。こいうのは、どこの会社でも、大抵エンジニア系の人間だったりする。

写真
　近所の山の公園
　夏枯れでネタ切れ状態が続くが皆さん元気に登って来る。玄３は２番目のベンチの所まででオシマイ。　その２番目のベンチからサンノゼ方向を。