25ftのかたつむり、、、だったことがある。

魚と道祖神の招きにあひて会社を辞め、トレーラーで旅するはずだったのだが。3年で再定住。4年でトレーラーも手放した。

ピリピリ

2011-04-07 00:39:57 | Weblog
4月6日 快晴 少し寒くなったか。

 原発関係のニュースを見ると上瞼がピリピリする。
 アメリカ政府から派遣された対策チームは、日本政府が予想もしていない
か、予想したくないか、又は、予想しているが口に出さないこと、そういう
状態を想定して対処ているように見える。つまり、今の10万倍も1億倍も
悪い状態になることを想定して対処している感じ。何万倍も悪いというのは
数字的には総放出放射能の量のことだ。

 比較的汚染が低い水(と言っても普通ならとんでもない汚染レベル)を急
いで海に流す件も、高汚染度の水があると他の作業ができないから当然だが、
汚染度の高い水を早く比較的安全なタンクに移しておかないと、大きな余震の
津波が来れば高汚染度の水が海に流れ出してしまう。来るか来ないか分から
ない次の大津波を想定し、その時、
 「どっちが悪いか?」ーー>「後者だ!」
そんな判断だろうと玄3は愚考するである。汚染水の放出の件では、韓国政
府が苦情を差し挟んだがすぐに消えたようだ。これはクリントンさんあたりが
韓国の大統領に、
 「1億ベクレルと十万ベクレルで、十万ベクレル放出を取った。納得しろ。」
と言った声が聞こえるようだ。
 今は、こういうピリピリするような判断が出て来るのは、アメリカチームが
対策の主導を取っているからだろう。それと専門家が適当に情報をリークしな
がら、どういう判断でやるか素人にも或る程度見えるようにする。 この方が
日本の基本的に「内緒」で、時々、専門外の官房長官が記者会見する方式より
信頼できる、、、そんな気がする。

 日系サイエンスに「砂漠の駝鳥」という意味不明の題名のコラムがある。4月
号は日本の原子力の「安全の不安」。政治や政府の主導で原子力が進んで行く
ことの危険性について書いている。4月号なので発行は3月初旬。記事が載った
途端にフクシマが起きた。結果があまりに悪いので、書いた人は心配が当たって
も全然喜んでいられない状態になった。

写真
 またサクラ。1年に一度なのでまぁいいか。父が死んだのはその年のサクラを
見てから。サクラが咲くと思い出してもらえるというのは良い季節に死んだよな。