扇子と手拭い

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ダンナと子分がまいた種

2015-07-10 23:31:56 | 落語
▼数ではない、と官房長官
 まさにお笑い。ブラックジョークだ。安保法案について憲法学者の97%が「違憲」と言ったことに安倍内閣の大番頭がイチャモンを付けた。「意見が多数派か少数派かであるかは重要ではない」と菅官房長官。笑わせちゃあいけないよ。数の力で強引に戦争法案を押し通そうとしているのはどこのどいつだ。間抜けなことをいうんじゃない、ってんだ。

▼「もちろん違憲」と元最高裁判事
 同時に菅のとっつあんは、「合憲か違憲かを判断するのは最高裁だ」と大見得を切った。その最高裁の大将がテレビに出演してハッキリ言ったよ。「安保法案、もちろん違憲です」と濱田邦夫元最高裁判事の大将。さあ、どうする、どうする? 菅のとっつあん。

 濱田の大将は暴走する安倍政権について、「いろんな国民の各層の反対意見を無視している。それどころか意見を圧殺しようという動きが目立つ。非常に危険なことだ」と厳しく批判したてんだ。安倍のダンナ、あまり庶民をバカにすると痛い目に遭いますぜ。

 オメエさんの泣き所は支持率だ。内閣支持率ばかり気にしてる。なあ、その率とやらが落っこちたらどうなる? 官邸の階段から転げ落ちてバンザイだ。アウト。エバッテたって、しょせんは空威張り。子分たちは蜘蛛の子を散らすように、みーんな逃げちまう。裸の親分だ。オメエさんの首が間違いなく吹っ飛ぶって、寸法よ。

▼“味方”だったハズが敵に
 安倍のダンナは読売や産経を使って必死に世論工作をしようとしているが、ここにきて潮目が変わった。安倍親衛隊の「言論封殺」発言が、これまで“味方”だった週刊誌を敵に回す結果となった。若いのが生意気なことを言った。全部、あんたの差し金だ。天下の「しくじり」は、ダンナと子分がまいた種だ。だから「威張ってはいかん」とあれほど、そう言ったんだ。


山口県からの便りを紹介する。
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▼安倍の地元からも不安の声
 「ここは安倍さんの地元ですが、その辺のオジサン、オバサンたちのアベさん、ヘンじゃないの」という不満が高まっています」と。戦争法案が成立したら、日本はルビコン河を渡ることになる。憲法がついに土俵を割ることになる。国民の怒りは頂点に達している。

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