扇子と手拭い

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桂歌丸が「松之丞、昇々、宮治、小痴楽」に託した思い!

2019-04-29 23:47:40 | 落語
 桂歌丸さんが松之丞、小痴楽ら「成金」メンバーに託した思い、と題してスポーツ報知が伝えた。読んでいて気持ちが「ほっこり」するいい記事だ。

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 去年7月に亡くなった落語家・桂歌丸さんをしのぶ「桂歌丸追悼落語会」が去年秋に横浜・吉野町市民プラザで行われた。総領弟子の桂歌春を始め、一門弟子らが出演、落語のほかトークショーで歌丸さんのエピソードを披露した。

 歌丸さんが生涯を送った真金町からほど近く、1989年のオープンから歌丸さんは、定期的に何度も独演会を行ってきた。

 楽屋を訪ねると落語芸術協会の高橋巌プロデューサーが興味深い話をしてくれた。「最初は歌丸師匠が自分で“顔付け”をしていたんです」。自ら電話をかけて出演交渉した。

電話で「歌丸ですが…」と名乗ると相手は驚き、なかなか信じてもらえない。まさか直接かかってこないだろうと「イタズラだな」と電話を切られてしまうことも度々あったという。

 晩年は、高橋さんがプロデュースするようになった。ネタ帳をパラパラめくると、歌丸さんが演じた様々な演目が並んでいた。高橋さんは言う。「何年か前に、『これからは若手を入れて行こう』とおっしゃって…」。

 ネタ帳には一昨年には講談師・神田松之丞の、昨年には春風亭昇々、桂宮治、柳亭小痴楽の名前があった。4人ともユニット「成金」で活動する二ツ目だ。

 歌丸さんの“指名”だった。「まずは講釈師を呼ぼうと…。松之丞は楽屋でずっと歌丸師匠を質問攻めにしていましたね」と高橋さん。

 昔の落語界のことや芸談などを矢継ぎ早に質問する松之丞に歌丸さんは丁寧に答えていたという。

 「成金」メンバーの中でも小痴楽は特に歌丸さんが目をかけていた。

 文京シビックホールで小痴楽の二ツ目昇進落語会に歌丸さんがゲスト出演したことがあった。出演料をどうしようか迷った小痴楽は楽屋で歌丸さんに封筒を差し出した。

 その場に立ち会っていた高橋さんは言う。「歌丸師匠は『ハイ、ありがとう』とおっしゃって受け取って…。それをそのまま『ハイ、今日の打ち上げ代な』と言って小痴楽に渡していましたね」。相手を立てつつ、さりげなく丸く収める歌丸さん流の流儀を教えてくれた。

 粋なエピソードに心がほっこりするとともに、歌丸さんを取材した時の光景が次々に頭の中を駆けめぐった。楽屋で談笑する姿、真剣な表情で諭すように語る姿…。つたない質問でも丁寧に答えてくれたことを思い出した。

 高座で、楽屋で、生き様を見せて天国へ旅立った歌丸さん。後輩に託した“思い”はこれからも受け継がれていく。 (以上 記者コラム・高柳義人)

松之丞の人気爆発!若い女性の「追っかけ」がすごい!

2019-04-29 23:25:19 | 落語
 松之丞が大名跡、神田伯山を襲名!44年ぶり復活! 

 噺家はみんな松之丞と共演したがる。若手でイケメン、その上、話が旨いと来たら言うことなし。鬼に金棒だ。20代から40代の女性の「追っかけ」がすごい。

 落語会はどこも満員御礼。ところが松之丞の高座が終わった途端、客席がガラガラになる。お目当ては松之丞ただ一人と言うわけだ。

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スポーツ報知がこんな記事を書いた。

 チケットが取れない講談師としてブレークしている神田松之丞(35)が来年2月の真打ち昇進とともに「6代目・神田伯山(はくざん)」を襲名することが29日明らかになった。

 神田伯山という名跡は、講談界にとっては大きな名跡で、44年ぶりの復活となる。

 松之丞は前座時分に、黒門町本牧亭に置かれた伝説の名人の“めくり”と出会っており「そのめくりを見るだけでドキドキして、ずっと見ていられるような名前が。その中でも『伯山』を見たときの嬉しさといったら。まだ誰も来ていない定席の準備の時に、ずっとそれを見ていた事を思い出します」とコメントしている。

 「師匠につけて頂いた松之丞という名前は、とても愛着があるものですが。やはりどうしても『伯山』を復活させたいという思いに至りました。名跡は過去のものではなく、今、現在の講談界とともにあるべきだと」としている。

 松之丞は07年11月、神田松鯉に入門。12年6月、二ツ目に昇進。日本講談協会、落語芸術協会に所属。昨年12月に落語芸術協会の理事会で20年2月の真打ち昇進が決定。香盤では9人の落語家を抜く“抜てき”での昇進となっていた。  (以上 スポーツ報知)

小泉進次郎、オメーの腹の内が透けて見えるぜ!

2019-04-26 21:41:21 | 落語
 落語小誌の「東京かわら版」に小泉進次郎が一文を寄せた。昨年11月に設立した落語議連の発起人だ。

 〈中村仲蔵マニアなんです。好きな演目は何かって聞かれたら『中村仲蔵』……〉

 「中村仲蔵」は大部屋俳優から看板役者に上り詰めた、江戸中期に実在した歌舞伎役者。しかし、大出世に周囲からのやっかみは大きく、ショボい端役しか与えられなかった。

 「忠臣蔵」で振られた役はチョイ役の「定九郎」。だが仲蔵は、創意工夫して魅力的な「定九郎」を作りあげ、大名跡となる――という実話をもとにした落語が「中村仲蔵」だ。笑いの少ない出世物語で内容的には講談に近い。

 進次郎がこの話を最初に聞いたのは、立川志の輔の落語だった。

 落語に詳しい演芸評論家の吉川潮に一文の感想を聞いた。

 「そんなに『仲蔵』が好きなら、講談を聴きに行ったほうがいいね。僕はね、落語ファンと言いながら人情噺好きという人を、本質的に信用できないと思っている。

 進次郎は結局、議連作ったのも選挙の応援に噺家を呼ぼうという魂胆でもあるのかと疑っちゃうよ。

 彼は落語の本質がわかってないね。落語の本質は滑稽話にある。家元(立川談志師匠)の言った“業の肯定” こそが落語だからね」

 「忠臣蔵なら討ち入りに行かずに、逃げたほうの侍を主人公にするのが落語。

 だけど進次郎は、それとは真逆の業を否定した“出世話が好きだ”という。

 落語の入口を間違えたかね。

 それにしても、何で仲蔵なんだろう。だって、進次郎のオヤジは総理を務めた純一郎なんだから、彼は仲蔵に敵視されていた側の人間なわけだ。それを好きというのは、どういうつもりなんだろうね」(吉川氏)

 進次郎にこの噺のどこがいいかといえば、

 〈……仲蔵に見習うべきプロフェッショナリズム。「仲蔵ほど自分はやっているか?」って問われている気がして、常に自分への戒めになっている〉

 道徳の授業か坊主の説教と勘違いしていないか? 

 寄席で正座でもして見ているのか? 

 挙げ句の果てに、締めの言葉は大仰だ。

〈……落語が成立するというのは、民主主義が機能している一つの表れ〉 (以上 週刊新潮)

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 オイオイ、落語の「ら」の字も分からないアンチャンよ、オメーは落語が好きなのじゃーなくて、昨今の落語ブームに「便乗」する魂胆だろう。

 芸協の二つ目はモデルのような若手噺家がたくさんいて、若い女の子がジャニーズの「嵐」の追っかけのように群がっている。

 その若い票欲しさに適当なことを言いてんじゃねーのか? 

 オメーの腹の内が透けて見えるぜ!

山本太郎は政治家になるべくしてなった、と談四楼!

2019-04-13 12:07:16 | 落語
 安倍暴走政府に敢然と立ち向かう硬骨漢がここにもいる。

 噺家、立川談四楼である。 感性の鋭い人だ。
 
 談四楼の言葉は生きている。

 研ぎ澄まされた感性がないと、なかなかこんな文章は書けない。

 そして彼が言った。

 「山本太郎は政治家になるべくしてなった」!

 この一言に尽きる!  ↓

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 山本太郎の「れいわ新選組」は、令和の私物化を目論んだ安倍さんへの痛烈な皮肉だ。

 「新選組は権力に付いたが」との記者の問いには「最大の権力者は国民、その国民を守ります」ときた。

 だからキャッチコピーの「あなたを幸せにしたいんだ」が生きるんだね。

 山本太郎は政治家になるべくしてなったんだ。

「元号」じゃねー!今、目向けんのは森友だろ、加計だろう!

2019-04-05 18:20:08 | 落語
みんな、聞いてくれー。長屋の熊公がいいこと言ったぜ。「何だ、てんだ」、てか? まあこれを見つくれ。

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まだ、グズグズ、風呂ん中で屁たれたようなことを言ってやがる。

いい加減にしゃがれてんだ。

散々わめいたら元号が変わんのか? 

そんなこた、ありゃしねー。

こんなケチなことにいつまでもウツツを抜かすより、森友事件や加計疑惑をもっと問題にしろ、てんだ。

安倍晋三! この野郎!いつまで逃げてんだ? 昭惠、テメーどこに隠れた?

NHKよ、いつまでも安倍の提灯担いでんじゃねー、ふざけるな!

いくら「令和」をいじくり倒したってこの先、何一つ変わるもんじゃねー。

ところがオメー、森友や加計は、騒げば騒ぐほど「野郎が嫌がる」、てんだよ。

野郎は元号で「話をそらす」気だ。みんなの話題をそっちに仕向けよう、てんだ。分かるか?

だってそーだろう、元号でいくら騒がれても安倍晋三は痛くも痒くもねー、ってわけよ。

相手の土俵で相撲を取ってちゃいけねーよ! しっかりしろ、てんだ。