扇子と手拭い

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チョイと、こんな粋な川柳を詠む方がいた!

2018-08-28 21:04:02 | 落語
 「山口産 フグよりコワい安倍の毒」

 嬉しい限り。あたしゃ、文句なしに座布団5枚上げたいね。

 皆さん方もいい一句が思いついたら、教えとくれよ。 頼んだよ!

お前さん、金魚の糞の人生で満足してんのかい?

2018-08-27 10:11:19 | 落語
 オレんちの好きな落語の名作「明烏」にこんな場面がある。

 大店(おおたな)の大旦那が、堅物のせがれに小言を言う場面だ。

 「お前は私の跡を継いで、この家の主(あるじ)、商人(あきんど)になるのだ。いつも金魚の糞のように、人の後をついて歩いてちゃだめだ。商いの切っ先というものが鈍りますからね」ー。

 とっつあんたちよ、おっかさんたちよ!

 せっかくフェイスブックに登録して、うちん中にすっこんでいちゃーダメだ。

 なんでもいいから意見、言ってみな!

 人の投稿に「いいね!」をして、満足してちゃーいけねーよ。

 そんな人生送ったって、つまらねーよ!

笑うだけが落語ではない!小文治「幾代餅」!

2018-08-21 12:49:03 | 落語
 桂小文治師匠は日本舞踊を習っている。何十年も続けて踊りの師匠についている。もちろん落語の勉強の一環だ。落語には花魁やオカミサン、若い女の子などたくさん、いろんな女性が登場する。

 落語は想像芸だ。男の噺家が言葉だけで女性を想像させるのは難しい。そこで大事なのが噺を助ける「仕草」である。

 少し姿勢を崩すだけで女性を想像させる。そのために一流の噺家は日本舞踊を習う。もちろん歌舞伎見物も欠かせない。噺家が座布団の上にひとり座って噺をする。これを聴き、観客は笑い、時に涙する。

 言葉だけで、客の頭に情景が浮かぶようになれば立派な噺家だ。

 とにかく、いぶし銀の芸を聴きに行こう。笑うだけが落語ではない、と言うことがよくわかる「幾代餅」。

 落語の新しい「発見」があるかもしれない!

8月30日(木)  

小文治十八番創りの会 

内幸町ホール 

18時30開場 19時開演
            
出演 小文治「幾代餅」「浮世床」 
    ほかに、喜之輔 A太郎 こう治 

木戸銭 2000円 

 師匠は「一人でも多くの方に落語と親しんでいただきたい」と料金は特別に設定。一般の独演会の半額だ。これで聴きにいかない手はない。

野暮な野郎は許すわけにゃーいかねーてんだ!

2018-08-21 02:39:54 | 落語
 図書館での落語会が突然中止となった。理由は野暮な市の担当者の「図書館らしいことをやれ」のひと言。

 市から委託を受けた管理会社は反論など出来るわけがない。そんなことをすれば契約を解除される恐れがあるからだ。私に「申し訳ありません」と詫びを入れた。

 市の担当者が言う「図書館らしいこと」とは読書会などではないか?落語が図書館と関係ないとは驚いた。

 冗談言ってはいけない。図書館落語は今や全国的な流れで、各地で開催している。私たちも東京・杉並区の図書館から出前寄席のリクエストがあり、近くやることにしている。

 なぜ、これほど落語が人気かと言うと、文科省が古典文化・芸能の普及の一環として全国の小学校4年生の授業で落語を教えているからだ。私も小学校の校長からの電話依頼で学校寄席に伺ったことが何度もある。

 私は笑点でお馴染みの故歌丸師匠が会長を務める落語芸術協会の落語塾「花伝舎」に入学。寄席の高座に上がっている人気噺家から直に稽古をつけてもらった。

 図書館落語は地域の皆さんが楽しみにしていた落語会だ。町を歩いていても「なんで図書館の落語会を止めたの?」と声がかかる。

 そんな市民の声を無視して落語の「ら」の字も分からない無粋な職員が「ヤメロ」と言った。それを聞いて黙って見過ごすことは出来ない。

 市長との対話集会があると聞きつけ、直談判することにした。

てやんでー、べらぼーめ。 町の衆の楽しみを奪うような野郎は、許すわけにゃーいかねーてんだ! 今からとっちめてやるから、待ってろよー!

図書館落語を「再開させようよ」と市長に直談判!

2018-08-21 01:56:58 | 落語
市長へ

 きのうはご多用の中を、私たちとの懇談の場を設けていただき、ありがとうございました。一人一人の問いかけに熱心にメモを取り、応える市長に驚きました。

 こういう対話の場は大事ですね。日ごろ見えない市長の「ナマの様子」が見えるからです。

 さて本題に入ります。図書館落語会の件でお話した者でございます。

 名刺といっしょにお渡ししたアンケートでご案内の通り、たくさんの地元の方が次回の開催を期待しております。

 突然の中止に「何で落語やらないの?」と、朝の散歩の途中でも皆さんが問いかけてきますので、私も返答に困っています。

 図書館落語は今、ブームで私たちも近く、杉並区の図書館で落語会を開催します。

 文科省が小学4年の教科書に落語を採用したのを契機に、学校寄席も盛んになりました。どこの図書館にも落語のCDや関係書籍がたくさん並べてあります。

 図書館と落語は「関係ない」のではありません。大いに関係があるのです。おそらく市の担当者は、こうした世間の動きを知らなかったのではないでしょうか。

 今時、読書会など開いても人は集まりません。私たちが図書館で落語会を開くのは、活字離れが激しい中で落語によって人を集め、その流れを図書館の集客につなげるのが目的のひとつです。

 前回の落語のパンフレットにも、関心が高そうな書籍のタイトルと簡単な内容の紹介を載せました。いわば相乗効果を狙ったものです。

 落語会の開催については、予想を超える集客に図書館側は大変乗り気で、地域センターも積極的です。それより何より、地域の皆さんが楽しみにしています。それを市の担当者が「ヤメロ」とひと声言ったため、中断したままです。

 地域から文化の発信を! 落語で街に笑顔を! 市長 どうかご支援、よろしくお願い致します。