扇子と手拭い

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いよっ、待ってました!小文治師匠! 今回はすごいよ!

2018-10-28 12:24:35 | 落語
 待ってました!桂小文治師匠の独演会が11月28日、東京・新橋の内幸町ホールで開催される。2018年締めの独演会とあって、飛び切りすごいネタがかかる。

 「七段目」と、ご存知「芝浜」である。これは絶対、聴き逃すわけにはいかない。あたしは何をおいても新橋に駆けつけますよ、てんだ。

 小文治師匠の落語は受け狙いの浮ついた落語ではない。ジックリ本物を聴かせる「いぶし銀の噺家」だ。聴かないと損する。

 「七段目」てーのはどんな噺かてーと、

 芝居が大好きな若旦那。おとっつあんがいくら小言を言っても「馬の耳に念仏」だ。すっかり役者になり切った若旦那は、二階に上がっていつものように物まねに夢中。「いい加減にしろ」と大旦那は小僧の定吉を二階へやる。

 ところが、定吉も三度のメシを四度食っても止められないほどの芝居マニアときたから大変な騒ぎ。意気投合した2人は、そこで芝居を始めた、と言う塩梅。

 もう一つの演目、「芝浜」は誰でも知ってる古典落語の名作だ。いろんな噺家が「一度は高座でやってみたい」と挑戦する。小文治師匠がどんな、「芝浜」を聞かせてくれるか楽しみだ。

 それにしても、こんな素晴らしい噺を二席も聞けるとは有り難い。嬉しい限り。今からウキウキしている。

 開場は午後6時30分で、開演は7時からだ。

 その前に、チョイと新橋の行きつけの店で、おまんまを食って腹ごしらえをして、それから、粋な古典落語をうかがうとするか。あー、楽しみがまた一つ、増えた。

 「晦日(みそか)そば 今鳴る鐘は 妙心寺」

今、旬の番組がこれ!「昭和元禄落語心中」!

2018-10-27 00:06:55 | 落語
 累計190万部を突破、魅力的なキャラクターと骨太なストーリーでマンガ賞を総なめ、若者たちを中心に落語ブームを巻き起こしている雲田はるこの『昭和元禄落語心中』をドラマ化!

 戦争の時代の落語家たちの生きざま、芸の絆に結ばれた若者たちの熱い友情、師弟や男女の情愛・嫉妬・別れ、そして無二の親友の・・・。(以上 番宣より引用)

NHKドラマ10「昭和元禄落語心中」が人気を呼んでいる。

毎週金曜[総合]後10:00~10:44(連続10回)

 落語仲間から、「面白いから見ろ」と言われ、26日夜の第3回を見た。脚本がいいので思わず引き込まれた。友達の下宿に居候しながら、「芸の肥やしだ」と言って遊びまくる。

 その相方は二つとない堅物と来てる。師匠が馴染みの芸者を引き合わせるが、手を出そうとしない。そんな二人がいつしかひかれあう中になる、なんというチョイと粋な物語。

 まだ見てないダンナ方は次週是非、見てごらんない。きっと、はまっちまうよ。

安倍晋三よりサルの方がずっといい!

2018-10-22 18:08:38 | 落語
 落語仲間と「今度のけいこ会は、何をやるんだい?」などと落語の話をしていても、最後はいつも安倍晋三の話に行きつく。日ごろから、野郎に対する不満が鬱積しているからである。

 晋三が首相になってよくなったことなど一つもない。

 アホノミクスいや、アベノミクスの恩恵など微塵も感じない。医療費は上がるは、介護など受けていないのに介護料と称する「第2の税金」は毎年上がる一方だ。

 物価は上がらないどころか、毎日食する品は軒並み値ががっている。私たち庶民にとって一番痛いのは生活必需品の値上がりだ。

 それにもかかわらず、晋三は税金を使いまくってパリだ、マドリッドだと政府専用機を乗り回し、世界中を遊びまわっている。

 外交なら少しは成果が出るはずだが、いまだかつて一度も成果など耳にしたことがない。

 聞こえてくるのは「どこそこに何千億円ばら撒いた」という話ばかり。

 国民の血税をまいて歩くことなら、サルでも出来る。

 落語仲間が私に言った。「安倍より、まだ、サルの方がずっといいよ。サルは悪いことをしないから」ー。

 これには思わず、「うまいこと言う」と感心した。 座布団5枚やりたくなった。

やられた!肝心要のアキレス腱をやられた!

2018-10-18 00:06:34 | 落語
 人間は痛い目に遭って初めて分かる。アキレス腱をやられた。最初は寝違いぐらいに考えて、そのままにしていた。10日経ってもよくならないので整形外科に行き、アキレス腱損傷と分かった。

 「腱が切れていたら手術だ、ギブスだ。半年は動けないぞ」と医者から脅された。しばらくは足を使わず「安静にしていろ」と忠告。ところが、翌日(13日)は私が主宰する図書館での落語会がある。

 右の足首が痛くて歩行も困難なくらいだから、とても正座など出来ない。正座が出来なければ落語は出来ない。しかし、ゲストを呼んでいる。タダの落語会といっても、それで私が「休演」とはいかない。

 当日が来た。出演者の皆さんの出来は上々だ。客が喜んでいる。最後のトリは私。会場の客に正直に話した。

 「落語は座布団に座って、扇子と手ぬぐいで演じる芸。だが、アキレス腱を損傷して正座が出来ない。皆さんのお許しが出るなら、立ったままで落語をやらせていただきたい」、と言った途端、拍手が沸いた。

 あまりの嬉しさに一瞬、涙腺がウルウルきたが落語は「陽気」にやらなくてはならない。湿っぽいのはご法度だ。気持ちを切り替えて、一席ご機嫌をうかがった。出し物は古典落語の「寝床」である。

 義太夫が大好きな大店(おおたな)の旦那が、下手な義太夫を店子の住人や、店の者に聞かせるという噺。酒と料理、おみやげまで付けての会だが、二度、三度となると腹が痛いの、腰が痛いのと、なんだかんだと理由をつけて誘いから逃げる。

 アタマに来た旦那が、店子に「出ていけ!」、店の者には「ヒマをやるからとっとと消え失せろ!」とカンカンになって怒る。店立て(明け渡し)を食わされるよりは、下手な義太夫を聴いた方がよかろうと長屋の住人がやって来るという愉快な噺だ。

 噺を終えると一段と大きな拍手が鳴った。よかった。「立ったままの落語なんて聞いたことがない」とお叱りを受けるのではと思っていただけに、ウケてよかった。

 最後に出演者5人が出口に並び、「ありがとうございました。お気を付けてお帰り下さい」と声をかけると、客は大喜びで、「楽しかった」「とてもよかったわ」と言ってくださった。

 木戸銭無料の落語会だが、客に接する気持ちだけは本職に負けない自負がある。

チョイと茨城交通さんよ、やる気出しとくれよー!

2018-10-08 20:30:20 | 落語

 茨城県ひたちなか市の太平洋岸にある「国営ひたち海浜公園」からテレビが中継していた。おとなひと抱えもあるようなコキアが辺り一面に広がる見事な光景だ。

 東京から高速バスで2時間というので茨城交通に問い合わせた。午前中は10時30分のバスが一便。補助席を入れて50人。先着順なので早めに行って並ぶ。

 並べば乗れるかというと「分からない」。理由を聞くと観光シーズンだからとのことだった。

 秋はマリモの親方のようなコキアが緑からピンクへ。そして赤色に変化し最後は黄金色に微妙に姿を変える。それが目当てで32万にもの観光客が押し寄せるという。

 JRやマイカーで訪れる人もいるが、東京から直行バスで公園まで往復4000円は魅力的だ。第一JRと違ってわずらわしい乗り換えがないのがいい。

 需要があるのになぜ増便しないのか? それに10時30分出発は遅すぎる。順調に公園に着いても12時30分だ。そこから昼めしだ、トイレだなんだと言うとたちまち1時間ぐらいは経過する。

 帰りの一番遅い便が16時30分。これでは東京ドーム56個分の公園を、ゆっくり散策して楽しむことが出来ない。

 旅行会社の日帰りバスツアーはほとんどが7時スタートだ。中には6時30分というのもある。これだけいい観光資源を抱えていて茨城交通はなぜ、シーズン中だけでも増便しないのか?

 「午前中1本のみではボーナスも上がらないのではないか」、と電話係りの若者の尻を叩いてやった。

 バスが1本のみで予約が効かない。並んでバスに乗れないとなると、コキアを見に行くのをあきらめて箱根や伊豆に変更する人が出るのではないか。

 私なら第一便は10時半ではなく、7時にする。現場に9時に着けばタップリ観光を楽しめる。そうなると当然、食事もし、みやげ物を買う、飲み物も売れる。地元にカネが落ちるという塩梅だ。

 バスは電話とネットでの予約制にすれば、客の人数が読める。仮に7時発のバスに希望者が300人いたら1台で50人だから、と計算が出来る。6台分だ。

 シーズン中は1時間ごとにバスを走らせもいいのではないか。客の需要があれば、それに応えるのがバス会社ではないか。みすみす儲け話をスル―する感覚が分からない。

 チョイと茨城交通さんよ、やる気出しとくれよー!

一面コキアの動画はここをクリック
https://www.youtube.com/watch?v=GC1TiHmG0Ms