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温泉に浸かって、フグを食って 領土返還をぶち壊した安倍政治!

2016-12-17 09:03:36 | 落語
領土返還をぶち壊した安倍政治!  
 大山鳴動してネズミ一匹。あれほど大騒ぎした安倍晋三とプーチンの会談。終わってみれば、北方領土問題でなんの進展も見られず、日本からの3000億円の経済協力だけが記憶に残った。

 安倍首相は15日、山口入りに先立ち、羽田空港で記者団にこう意気込みを語った。
「山あいの川沿いにある温泉で、静かな雰囲気の中で、夜のしじまの中で、じっくりと交渉したい。元島民の皆さまの切実な思いをしっかりと胸に刻んで、日本を代表して交渉したい」―。

 ところがプーチンは約3時間遅れで到着。北方領土では譲歩するどころか一歩も譲らず、安倍の三振空振りに終わった。温泉に浸かり、うまい酒を飲んで、フグ料理に舌鼓を打ち、3000億円の手土産を持たせて帰ってもらった。

 こうなることは最初から分かっていた。訪日を前にプーチンは「日本との間に領土問題はない。あると考えているのは日本だ」と強調した。強気の発言にはちゃんとした訳があった。

 国家安全保障局長の谷内正太郎が11月にパトルシェフ安全保障会議書記に対して、日本に北方領土が戻ったら、「(米軍基地を置く)可能性はある」と述べていたというのだ。

 こんなことを言われてスンナリ島を返すわけがない。北方領土に米軍基地が出来るとなれば話は違ってくる。一気に警戒感が深まった。ロシアは国後島と択捉島に新鋭の地対艦ミサイルを配備した。そして、「日本との間に領土問題はない」発言へと発展していった。

 官僚上がりの谷内は安倍がヘッドハンティングした男で、側近中の側近。その側近が北方領土返還をぶち壊した。安倍外交のチグハグぶりを露呈した一幕である。

 今回のプーチンの遅刻を日本のメディアは、「プーチンは遅刻常習者。驚くに当たらず」と意識して小さく扱おうとした。ところが、山口の温泉宿から羽田に向かう際もまた遅刻した。そこに専用機のトラブルが重なった。安倍首相との昼食会はお流れとなった。

 その遅刻”常習者”が、ぜひ訪ねたいと楽しみにしていた講道館へは時間ピッタリに到着した。少年時代から柔道を習ったプーチンは、大の柔道愛好家だ。彼の「遅刻」には、それなりの意味があったのではないか。

 つまり、プーチンは最初から今回の会談を重視していなかった。谷内発言でプーチンは「領土で譲歩しない」と腹を決めた。

 安倍が「日本の温泉宿で、ウマイ酒を飲ませる。どうしても来てくれ、としつこく頼むので来てやった」と言った感じではないか。安倍は外交オンチもいいところ。「三振空振り」承知で会談するなど、どうかしている。

 安倍晋三はTPPでも同様の行動をした。トランプがTPP離脱を宣言した後も執拗に「承認」にこだわった。

 今回も警備だ何だとプーチン歓迎で数十億円を浪費した。安倍晋三は本物のバカだ。

1 コメント

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同じく (A.S(たわごと的オピニオンの))
2016-12-17 10:50:50
同様に思います。
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