湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

詩・言葉の詩パート5

2016-05-24 00:00:03 | オリジナル
 アメリカヤ
材木座の老舗玩具店。昨年再オープンしてからオリジナルグッズが秘かな人気を呼んでます。花火を通年販売しているそうですよ。

では、共通テーマ「詩・言葉」でAが書いた詩を投稿します。 

KANJI

アメリカ人が漢字をネタに漫才をしている
――WHY? おかしいだろう!
いやちっとも
その字の右側にある旁(つくり)は
「同じ」という意味を表わしているのではない
音読みすればわかる
共鳴したい音を言っている
銅〈ドウ〉ほらね

ほぐすのに精力が要りそうな
向かい合うのが面倒そうな渋面
私たちにはその硬い感触も既になじんだもの
優しい顔をした仮名だらけの詩よりも
漢字はとても親切だ
よく耳を傾ければ
形で由来や真意を囁いている
口偏に耳三つ 
ほらね!
コメント
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