湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

詩・言葉の詩パート2

2016-05-12 07:55:18 | オリジナル
毎年ゴールデンウィークに開かれる湘南国際村フェスティバル。目玉のお笑いライブに今年はメイプル超合金と三拍子が出演しました。
生で見た~いとで。行きはちょっとしたヒルクライム、帰りの下り坂はジェットコースターでしたよ
ライブ会場の外で行われていた丸ごと三浦半島グルメフェアに出てきて、ファンと交流する出演者。

どこかに違和感があると思ったら衣裳を脱いだカズレーザー氏の黒いシャツでした。隣は三拍子の久保さんです。

では、共通テーマ「詩・言葉」でAが書いた詩を投稿します。   

 言葉の外

〈困ってないで何でも言っていいよ 
 聞き入れないけどね〉
何度も行動を共にし呑んで食べてしゃべった
その間彼女には
言わないけれど我慢していたことがあったのか
あわてていくつもの記憶を引っくり返す
わからなかった

年月が経って彼女を思い出さなくなっても
彼女の童心を葛藤を
対話の自由を不自由を
人々の動物たちの木々の美を身勝手を
わたしは身の内に降り散らせているだろう

言葉は欠落の不足のもどかしさの宝庫
ましてや話し言葉はなおさら
彼女が本当に言いたかったことは
多分言葉の外にある
コメント
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