湘南文芸TAK

逗子でフツーに暮らし詩を書いています。オリジナルの詩と地域と文学についてほぼ毎日アップ。現代詩を書くメンバー募集中。

蘆花之故地板碑

2014-08-21 00:07:45 | 文学
いつもの水やりは霧吹きでシュッとするだけのエアプラント。ものすごい暑さなので水にドボンと漬けてあげました。
 たまに数時間こうしてあげるといいらしいです。

さて、トロピカルな植物に囲まれたこの碑は、浪子不動園地に建っているものです。揮毫した藤原楚水先生ご自身の説明を「随筆 藻塩草」から引用します。
表面の文字は私が拙筆を揮い、裏面の芦花小伝のかなまじりの文は私の次女青霞(英)の筆である。この板碑は初めは逗子駅前の小公園に建てられていたが、後にこの場所に移建せられた。

裏面はなぜ令嬢の英さんが揮毫したかというと、楚水氏、仮名書が苦手だったからだそうです。明治13年のお生まれですからね。そして百歳を超えても矍鑠として、平成2年に亡くなられました。明治・大正・昭和・平成と4つの時代を生き抜いた、元気な高齢者のまち逗子のお手本のような方であります
市内新宿の、今の川間橋(旧東芝橋)の近くにお住まいでした。
シニアの皆さん、若者もげんなりのこの暑さの中、いくらお元気だからって無理しすぎないでくださいね
コメント
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