神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

ご近所の金木犀の花たち

2015年10月16日 17時59分39秒 | 近所
我が家の隣りの主は私より一歳若い高給取り!のキャリアウーマンである。

今も大阪の本町に毎日通勤していられる。

彼女と同年輩の私は、毎日の食事作り以外、仕事らしい仕事もせずに、そのくせ昼寝だけはたっぷり時間をかけている。(笑)

そのお隣さんは、ガーデニングも頑張っておられて、上にアップした金木犀の花はお隣さんの玄関先にあったものを写させていただいたものである。



お隣も我が家同様、家の敷地は全部コンクリートにされているから、この金木犀の木は鉢植えである。

ほかにも季節ごとに咲く木々を、玄関側にも裏側(北側)にも鉢植えで育てておられる。

私は見せていただくばかりである。

  朝朝の水遣りののち出勤す一人暮らしのキャリアウマンは  biko

↓の写真は、この2月に亡くなられた一人暮らしされていた老婦人の家の金木犀の花である。


亡くなられて、もう8ヶ月が経つが、家も庭もそのままである。

が、心なしか、庭の木々に元気がなくなってきたように見受ける。

この亡くなられた方の家は、我が家からは向かい側になるから、玄関は北向きである。

北向きの庭には、この金木犀以外にもギンモクセイ、白椿、赤椿の木が植わっている。

亡くなってからも折々拝見させていただいているが、この金木犀に限らず、今春は椿の木も元気がなく、花数が少なかった。。

主が亡くなったことが植物にも分かるのだろうか。

存命のころは、裏側にある南向きのお庭もよく見せていただいたが、今は適わない。

天国に行かれても、ときどきは、この家に帰ってきて丹精されていたお庭を眺めておられるだろうか?

  主(あるじ)なき庭に今年も匂ひをり金木犀の金色の花は  biko

  ときどきはこの家(や)に帰ることありや亡くなり八月(やつき)経ちて主は  biko

横浜市都筑区のマンションで杭の一部が強固な地盤に届いておらず建物が傾いていたというニュースに思う

2015年10月16日 10時50分42秒 | ニュース
我が家の裏側(北側)は4階建てのマンションである。斜め裏側(北東側)は6階建てのマンションである。

裏側の向こう側が旧国道だから、我が家が裏側ともいえるのだけれども・・・。

という講釈はさておき、この北側は我が家に対してわずかに傾斜している。

というのが、私の住んでいる地域は、宝塚市の長尾連山の裾野のさらに裾野になっていて、ゆるやかな傾斜になっているのだ。

マンションが建つ事になったとき説明会があって、当初は斜め裏側のマンションは9階建ての予定だった。それを既に住んでいるわれわれ住民が6階に変更してもらった。

そういう要望は出しながらも、まあ鉄筋コンクリートの建物だから北側に建ってもさほど問題はなかろうと、われわれ住民は納得した。

が、今回のニュースを見て少し危惧もする。

もし北側の、どちらかのマンションの基礎工事に欠陥があった場合、倒れてくるのは物理的に当然傾斜している我が家側にである。

鉄筋コンクリート作りだから倒れるとかいう想定は杞憂かもしれない。

しかし、最近では、その杞憂が実際に起こったりするから困るのだ。

先の阪神大震災でも、地震の起こる前は日本の高速道路が崩れるなどは杞憂であるといわれていた。

が、実際は杞憂ではなく、崩れてしまった。

東北大震災では原発の施設が津波の被害に遭うことは想定外だったといわれている。

想定外、つまり杞憂であったことが実際に起きたということである。

今回の横浜市のマンションの住民の皆さんも、よもや、買ったマンションが傾くなどとは思いもしなかったに違いない。

震災の被害は天災であったが、今回の被害は人災であったという違いはありながらも、想定外という言葉を想定内という言葉に置き換えて考えてみる必要性をこのニュースを見ていて感じた。