神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

シャレ-ド

2013年11月29日 19時09分55秒 | 映画
急に寒くなった。

冬になると、よく映画を見る。それも映画館に行くのではなく自宅でリバイバルを楽しむのだ。

映画館に行くことはあまりない。というのが、私は映画館とかパチンコ屋の空気はその臭いを嗅いだだけで吐き気を催すから、映画が終わるまで座っていることができない。これは小学生時代に一度、気分が悪くなって映画館で嘔吐してしまったトラウマが関係していると思う。

見るのは主に洋画。洋画を見るのには理由があって大概字幕つきであること。難聴の私にはうってつけというわけだ。

が、それだけの理由ではなく、ミーハーみたいだが、西洋人の容姿、態度がわれわれ東洋人より魅力的に見えるということもある。

かてて加えて、これも以前書いたことだが、亡父が洋画好きだったことも影響している。

今日の午後は、もう何度も見た映画だが、録画したあった「シャレード」を見た。



いつ見ても、オードリーヘップバーンは魅力的だ。清楚であり、かつユーモアを醸し出す才能も備わっている。

彼女の映画は何度見ても見飽きるということがない。

インターネット歌会の司会終了

2013年11月28日 22時03分46秒 | 短歌
今月初めから司会を勤めていたインターネット歌会が、先ほど作者名付き詠草一覧を発表して終わった。

インターネット歌会は、生の歌会と比べると会場に足を運ぶ時間と労力が節約できるし、日時もかまわず参加できるので忙しい人も参加できる。また近くに歌会開催場所がない人も参加できるし、私のように耳に障害のある者も参加できる。それと、生の歌会よりもじっくり考えて発言できるという利点もある。

が、そういう利点は認めながらも、欠点もある。

当たり前のことだが、パソコンにある程度は習熟していないと発言は兎も角として司会を勤めることは難しい。

それから、顔が見えないまま発言するので、ときに誤解が生じることがある。

私は、インターネット歌会に参加するようになって、お陰様でメールを書くことには多少長けてきたかもしれないが、肝心のパソコンの仕組みは、今にいたってもほとんど理解できていない。困ったときは夫頼りである。

それでも皆の協力もあり、何とか1ヶ月間の歌会の進行ができたから、これで上出来ということにしよう。

ベニシアのハーブ便り(大原の古民家暮らし)

2013年11月26日 21時33分39秒 | 日記
図書館の順番がやっと回ってきて、「ベニシアのハーブ便り」副題「京都・大原の古民家暮らし」という本を読んでいる。



著者のベニシアさんは最近テレビにもよく出られるので、ご存知の方も多いと思う。

英国生まれの、お母さん方のご実家は貴族という家柄のお嬢さん育ちのベニシアさんが、東洋の日本で暮らすようになった経緯は興味深い。今ではお孫さんまでいて、すっかり日本人になりきっておられるようだが、しかし、われわれの窺い知れない苦労はたくさんあったことだろう。

テレビなどで拝見していて思うのだが、やさしい人柄が顔の表情や立ち居振る舞いから漂ってくる。

本の中のベニシアさんの言葉を少し転記してみる。

庭で植物たちと過ごしていると、日ごろの私のストレス、不安から心配な気持ちが解けていくようです。美しい花やハーブの香りを楽しみ、蝶や蜂が植物の上を飛び回っているのを見ているうちに、時間が止まっているように感じることがあります。地球と自分がつながっているような、静けさに包まれた素敵な時間です。

読ませてもらう私も癒されるような気持ちになれる本だ。

新しい人生のはじめかた

2013年11月25日 14時01分59秒 | 映画
今日は雨。

夫は、仕事で滋賀県に出かけた。

私は一人なので、昼食後、録画してあった映画を見た。

邦題は「あたらしい人生のはじめかた」。

英語の原題は ”Last Chance Harvey"だから、「ハーヴェイの最後のチャンス」。

ダスティン・ホフマンの演じるハーヴェイ・シャインとエマ・トンプソンの演じるケイト・ウォーカーの中高年の男女のラブ・ストーリーだ。                                     



邦画ではこういう中高年の恋愛をテーマにしたものは少ないが、洋画では時々見かける。

人は、最初から老人だったわけではない。

若い男も若い女も等しく年をとるのだ。

そのとき、恋愛をしてはいけないという世の中であれば、老後は限りなく寂しいだろうと思う。

連れ合いをなくした中高年の男女にも恋愛の可能性は残しておくべきだと私は考える。

ダスティン・ホフマンもエマ・トンプソンも達者なアクターなので、リアルな映画だった。

分骨の納骨

2013年11月24日 16時49分42秒 | 家族
一昨年亡くなった義母のお骨を分骨した骨壷をずっと仏壇の横に置いたままにしてあったが、今日思い切って夫と2人で宝塚市の中山寺に納めさせていただいてきた。義父のお骨の分骨もこちらに納めさせていただいてある。

これで、わざわざ高知のお墓まで行かなくても、中山寺に行けば拝めるようになった。



本当は山門を先に撮影したかったのだが、午後出かけたので、気がせいて、帰途日が暮れかかってから大急ぎで山門を撮影した。この後お好み焼き店に入ってお好み焼きを食べたら、外は真っ暗になっていた。

看板

2013年11月23日 11時39分00秒 | 日記
夫が株式会社を興して丁度2年になる。

自宅で仕事をしているので今までは特に看板らしいものは出さなかったのだが、やはり訪ねてきた人には分かりやすく看板を出したほうがいいということになって、夫が手作りの看板を作った。

素人が作ったにしては、まあまあのできばえだと思うが、どうだろう?(笑)

風邪

2013年11月21日 13時52分51秒 | 日記
風邪を引いたようだ。

一昨日あたりから喉が痛かった。今日は熱っぽくて、喉に痰が絡んだようになる。

2階の自室で寝ていたいが、来客や荷物が届いたときに具合が悪いから1階のリビングのソファーで寝ている。

ただ寝ていても退屈なので、本を読んでいる。

今読んでいるのは、浅田次郎の『降霊会の夜』。

2012年3月30日第1刷発行とあるから、昨年出版された本なのだが、どういうわけか、以前どこかで読んだようなストーリーだ。

私は浅田次郎を、今回初めて読むように思うのだが、このデジャブ的既視感は何からきているのだろう。

七五三

2013年11月17日 11時57分02秒 | 家族
今日は、娘のところの次男の七五三だった。(孫は五歳)

婿の鹿児島のご両親、私ども、娘一家の4人、総勢8人で名古屋市の熱田神宮に出向いた。



お参りが終わったあと、娘一家が記念撮影。



その後、写真館に行って、袴、羽織に着替えて記念撮影。



弟は七五三だが、お兄ちゃんのほうは10歳なので、成人式の半分のお祝いで、やはり羽織袴に着替えて撮影をした。

撮影後、娘の家で名古屋名物の「ひつまぶし」をご馳走になった。

往復新幹線で日帰りしたが、写真館での撮影が長時間かかったせいか、少々疲れた。午後9時過ぎ川西市の我が家に帰宅。

友来(きた)る

2013年11月14日 18時54分26秒 | 日記
以前住んでいた大阪のマンションで親しくなった友人が2年ぶりに来てくれた。

彼女は、現在京都、私は川西市で、大分離れているのだが、どちらも阪急電車沿線に住んでいるので、電車に乗りさえすれば、割合簡単に行き来できる。

知り合って仲良くなったのは、マンションの同じ階に住んでいたことと、2人が同学年であった(年齢は私が早生まれのため一歳違い)ことと、2人とも遅く子どもを産んだことなど似た境遇であったことが理由である。

私は、当時上の子と10歳ほど歳の離れた次男を育てていた。周りのお母さん方とは、10歳ほど年の差があって、なかなか仲良くなれなかった。

そこへ38歳で結婚してご近所になった彼女が、私の次男よりも二つ年下の子どもさんを出産したので、自然と2人は仲良くなった。

それ以外にも考え方とか似通ったところがあるので、こうして離れて住むようになっても、ときどき会いたくなるのだ。以前は毎月来てくれていた。ここしばらくはお互いに忙しかったりして疎遠になっていたけれども。

初めはどこかに食べに行こうということになっていたが、難聴の私がお店では話がしにくいので、結局我が家に来てもらうことになった。

昨日は今日の昼食用の買い物、今日は朝から食事作りと忙しかったが、ひさしぶりに会えることが楽しみで苦にならなかった。

積もる話があって、あっという間に時間が経ってしまった。

ひさしぶりに楽しい時間を過ごすことができた。

急に寒くなりました

2013年11月12日 14時07分44秒 | 日記
昨日から急に寒くなりました。

で、今日のお昼はちゃんこ鍋にしました。写真を写しておけばよかったのですが、お昼前に買い物に行って、そのまま台所に立って支度をしたので、写真を写す余裕がありませんでした。

それと、ふだんは、お昼になっても、なかなか降りてこない夫が、珍しく12時ジャストに降りてきたので、余計あわただしかったです。

が、お鍋といっても、まだ本格的にテーブルの上でするのではなく、台所のガス台で作ったものをどんぶりによそって出しました。

この寒さは木曜日くらいまで続くらしいですが、でも、本格的な冬も遠からずですね。

そろそろホットカーッペットとかコタツの用意もしなければ。

ガスストーブを出すのは毎年12月に入ってからです。それまでの寒い日はエアコンです。

どちら様もお風邪など召されませぬよう!

インターネット歌会の司会

2013年11月10日 14時33分54秒 | 短歌
先月インターネット歌会で最高点をとったので、今月11月は、その司会をしている。

一昨日が詠草締め切りで、合計31首の歌が集まった。それを一覧表にして発表するのが、司会の最初の大きな仕事だった。

が、この仕事は、歌会のメンバーにシステムエンジニアをされていた人がいて、作業を簡略化して仕事ができるようにプログラムを作ってくれてある。

詠草が届いたら、一首ずつ詠草マネージャーというプログラムに転記しておくと、そのプログラムがシャッフルしてくれて、番号を付して、作者名のついていない詠草一覧表を作ってくれる。

その一覧表を元に、参加者が投票とコメントをつける。それをまた別のパソコンに詳しい人が集計してくれて、コメント付き詠草一覧表にしてくれる。これは毎月同じ人がやってくれている。

投票と初回コメントが集計されたら、それを元にして、討論が始まる。

今月は8日に歌の締め切りをしたので、投票と初回コメントの締め切りが15日である。討論は投票の結果の出た16日朝から始まることになる。

大体30首ほどの出詠があるので、それを3セクションか4セクションに分けて、それぞれ3日間か4日間ずつの日数を取って討論していくことになる。この分け方は司会に任せられている

と、簡単な説明をしたが、お分かりいただけたろうか?

ということで、私は一昨日、詠草一覧表を発表したので、あとは16日に始まる討論まで目立った用はない。

討論が大体半月ほどあって、最後に作者名付きの詠草一覧表を司会の私が発表することになる。

以上、聞かれもしないのに、勝手にインターネット歌会のやり方の説明をしてみた。

メンタルクリニック

2013年11月08日 16時14分12秒 | 精神医療
今日の午後はメンタルクリニック通院日だった。

先月お薬を増やしてもらったが、相変わらず朝が辛いので、そのことを言うと、またジプレキサ錠を半錠増やしてくれた。2ヶ月前までが半錠だったので、ここ2ヶ月で1,5倍になったことになる。

なるべく薬を服まないで、治したいと思っているのだが、朝目覚めたときに、以前の某メーリングリストでの出来事が蘇ってきて、起きられない。朦朧としている意識の中で、悔しさだけが鮮明に蘇ってきて泣いてしまうときもある。そんな朝は目覚めてもベッドの中で2時間ぐらいじっとしている。

先生は、「それが鬱病なのです。お薬で治さないと治りません」とおっしゃるので、言われるままに服んでいるが、いつになったら、この鬱病は治るだろう。

幸い夫が理解してくれて、朝起きられなくても許してくれるので助かっている。ゴミ出しの日にゴミを出してくれてある日もある。

ときどき私が、「私が死んだら困る?」と聞くと、「ご飯を作ってくれる人がいないと困る」だそう。

学問のススメ。

2013年11月07日 18時43分24秒 | 読書
タイトルにした『学問のススメ』副題「学校では教えてくれない達人の知恵」の売れっ子漫画家の西原理恵子さんと直木賞作家の山本一力さんのお話を読んだ。

なぜ、その2人かというと、2人が高知県出身者だから。その上、西原さんは、退学になったらしいが、私の母校に在学されていたらしいし、山本一力さんは別に机を並べたわけではないが、私と同学年、同い年だ。西原さんは、飲酒が見つかって退学になったそう。でも、そんなことでめげたりする人ではなかったということが、その後のご活躍で分かる。

いやあ、お2人とも、貧乏もされ、苦労してこられただけあって、お話に説得力がある。

西原さんのカンボジアで見聞したお話の一部を転記してみる。

売春婦をしている人と知り合ったのですが、彼女は白人の子どもを3人産んでいるんですよね。それは、白人との混血ならきれいな子が生れるので、働いてママを助けてね。という意味なのです。私はそれを聞いたとき、最初はすごく浅ましいと思ったのですが、実は、それが彼女たちが貧困から抜け出す唯一の手段なんです。3人の花のような女の子たちが、一所懸命に外国でダンスミュージックで稼いで、そのお金でママのためにりっぱな家を建てているんです。
お母さんは売春婦だったけれど、本当にきちんと子どもたちを育てているので、子どもたちが一所懸命働く。そして、3人ともちゃんとした男性と結婚していて、その子どもたちも全員ちゃんと学校に行かせている。世の中にはいろいろな人がいて、どうしても働けない女性もいますが、きちんと働くことを覚えている子どもは一生大丈夫だと私は思っているんです。

『ふたりご』

2013年11月06日 10時47分30秒 | 短歌
千葉県我孫子市にお住まいの梅田啓子さんから歌集『ふたりご』の贈呈を受けた。

梅田さんは一時期インターネット歌会にも参加されておられたから、その上手さは既に確認済みである。

『ふたりご』というのは、次の歌からつけられた歌集名らしい。

  ふたりごはわれの帰りを待ちていきチラシの裏に絵を描(か)きながら

この”ふたりご”というのは、梅田さんの2人のお嬢さんのことを指しているようだ。

この歌集を出された目的は、この2人のお嬢さんに読んでもらうためだったと後書きに書かれている。だから、旧仮名遣いで詠った歌も、この歌集に収録するにあたって、わざわざ新仮名遣いに改められたという。

この2人の娘さん、お孫さん、お母様を詠われた歌、ご自分の近辺を詠われた歌と様々な歌が並んでいるが、私が特に瞠目したのは、題詠で詠った歌群である。

インターネット歌会でも大概が題詠だが、歌は題詠という縛りがあると、作者も思わぬ着想が浮かんで思わぬ歌ができることがある。

梅田さんは、特にこの題詠の妙手なのである。

いくつか引いてみたい。

  「春」
  飛行船うかぶ春には地球から<天地無用>の張り紙はがす

  「鳥」
  伸びやかにひっひふうぅと鳥の啼(な)くシンガポールの朝のプールに

  「Lサイズ」
  洋服はL・Lサイズと目測す やわきひかりのルノワールの裸婦

  「長」
  長女ゆえ譲りゆずりて生きて来ぬ大き苺は夫の口に

  「散」
  散文に書かざることのふたつみつ韻律にのせひと息に詠む

と、5首を抜書きしたが、これ以外の題詠も、われわれ読者を唸らせてしまう上手さだと思った。

なお、お嬢さんたちが読みやすいようにと、ルビが多用されていることや、わかりにくい言葉に脚注が付けられているのは、この歌集の特徴かもしれない。

すなわち、この歌集は、短歌の実作者でなくても、読める歌集なのだ。

糖尿病

2013年11月05日 17時27分21秒 | 病気
今日は、心臓内科の受診日だった。

前回、脂肪肝ができているので、肝臓のCTをとりましょうといわれた。

それで先週撮影してもらったのだが、今日は、その主治医の先生がひと言、「糖尿病になっています」

ガーン!

たしかに節制はしていないが、お酒を飲むわけじゃなし、特別な大食漢でもない。

しかし、食事の味付けは、どちらかといえば濃いほうだと思う。お寿司など作っても、けっこうしっかりとした味付けにする。

それと運動は好きではない。鬱病になってからは、よけい億劫になって、散歩にも行かなくなった。

まあ、糖尿病というのは生活習慣病だから、いろいろが複合的に合わさって発病したのだろう。

遺伝的にも、母方の祖母が糖尿病だったし、兄は糖尿病かどうかはしらないが、晩年は長年の飲酒がたたって腎臓を悪くして、人工透析を受けていた。

私も気をつけないと人工透析になるかもしれないし、網膜をやられれば失明をするかもしれないのだ。

難聴の上に失明したら、どうなるか。

足に血が回らなくなれば壊疽になり、足を失うかもしれない。

もうこんなブログなど書いている場合じゃない。

とも思うのだが、私は、読むこと、書くことで、精神の安定を保っているところもあるので、書かずにはいられない。