神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

人生終わってみないとわからない

2017年12月31日 10時30分48秒 | 私の意見
さきほど同じ団塊の世代村に属している”団塊の世代のひとりごと”ブログの記事
老後の生き方に正解はない」を読ませていただいた。

それに触発されて書いているのだが、私は「人生は終わってみないとわからない」ということも思う。

それは、死期の近づいている自分の母の最近を見ていて思うことがあるからだ。

母は、子供の頃から器量よしで、才色兼備で甲斐性もあった。

その娘の私は、何をしても母にはかなわなかった。

母の妹であった叔母もそうだった。

母は自分でも言っていた。

私ほどすべてのそろった人は珍しいと。

が、いま死を目前にして、必ずしも理想的な状態ではない。

歳をとるにつれて明晰だった判断力も衰えてきて、それより何より、自慢だった美貌が失せた。

まあ年取れば誰でも容色は衰えてくるが、母の場合は、最近の心がけの悪さ?で醜い。

それに対して母の妹の叔母は信仰をしていたせいもあったと思うが、死に際は見事であった。

以前も書いたが、死の前日に、叔父さんが親族、友人に知らせたため、叔母の病室にはあふれんばかりの見舞客が集まった。

そのとき、叔母の発した言葉、

「皆さん、今日はわざわざありがとうございます。が、うるさくてたまらないので、部屋を出ていただけますか?」と堂々と挨拶したのだ。

その後意識不明となって、翌日亡くなったのだが、私には、叔母は従容と死を受け入れて死んでいったようにみえた。

それに対して母は、いまだにその天職だった生け花にしがみついている。

だから死ねないのだ。

28日の強制外出も、正月花のお稽古が気になってのことだった。

師匠としての責任感といえば聞こえがいいが、要するに生け花の師匠職を失いたくないのだ。

文字通り死守したいのだ。

もうここまでくれば見苦しい。

その一生を家族に捧げて死んでいった叔母のほうがよほど綺麗な晩年だったと思う。

叔母は、いまだに叔父さんにはもちろん、そのお嫁さん以外の家族に惜しまれている。

あの信仰心の篤かった叔母でも、嫁姑の仲だけは例外で、従弟の奥さんはけっこう意地悪されたらしいけれども・・・。

ま、そういう例外はあったけれども、総じて叔母は惜しまれて亡くなった。

が、母は、どうなるだろう。

あれだけ権力を奮っていたから恩恵を受けた人たちには感謝されているかもしれないが、身近な家族は、現在のところは早く死んでほしいというのが本心のようだ。

母も14年前、脳梗塞で倒れたときに即死していたら、たぶん大勢の人に惜しまれただろう。

母自身も幸せなまま死ねたと思う。

が、神様は、そうはなさらなかった。

それには、やはり神様の思惑があるのだろう。

*

・死ぬときを選べぬわれら死も生も神にゆだねて今生きるのみ

・天職のありし幸せありしかど死ぬまで幸せとは限らざり

・天職のあらざるままに死にし叔母されど今でも家族は感謝す

ところで、私は早朝、15年間在籍させてもらったインターネットに退会の挨拶をしてきた。

その母体の「塔」短歌会には18年間在籍させていただいた。

残念無念は書きつくせぬが、しかし、これも神様の采配であろう。

自分で自分をあきらめなければ、また道は開けると思いたい。

よしんば、道が開かれなかったとしても、それはそれで、叔母のように従容と受け入れて死んでいけたらと思う。

・歌うたふことは止めしにあらざれど辞めたり短歌会「塔」を今日

・十五年参加しつづけゐしインターネット歌会も同時に辞める

・縁あらばまた御目文字もあるならむ同じ短歌をたしなむ同士

・老年になりたるわれに正解はなくてただ前を向いていくのみ

・人生は終わつてみないとわからないわれにも未だある可能性


一昨日、母のベッドの隣は臨終の人が

2017年12月30日 10時58分46秒 | 帰省
一昨日は、救急救命室の母のベッドの隣には臨終の人が横たわっていた。

それに気づいたのは、母が大騒ぎして、酸素ボンベとかを外してもらって帰宅して、また病院に戻ってきてからだった。

病室のベッドに戻ってから、また酸素吸入器やその他の点滴を装着してもらい、母を落ち着けてから帰ろうと立ち上がると、隣のベッドは10人ほどの家族と思しき人達が取り囲んでいる。

瞬間、ご臨終だとわかった。

まあ、こんな厳かなベッドの隣で私達、というより母がだが、は大騒ぎしていたことになる。

いや、母自身、この臨終の人と紙一重の状態なのだ。

それなのに、外出させろとわがままを言う私の母は、もう本当に狂っている。

ふつう、死が近づいたら、どんな人でも人が変わったように善人になると聞くが、それから推察すれば、母はまだ死なないのだろうか。

一昨日も、主治医の先生二人と看護師さん数人で母を説得していたとき、母はベッドの柵に手を置いていた看護師さんの手をバンバン叩いた。

死にかけている人の、あの元気?

兄嫁に聞けば、母は気に入らないことがあれば、看護師さんを杖でたたくこともあると。

こんな患者は、あまりいないだろう。

それが自分の母だと思うと、もう恥ずかしくてたまらないが、私が恥ずかしがっても母はそれをやめる人ではない。

こんな母は天国に行けるだろうか?

今はそのことが心配である。

*

・やすらかにならねば死ぬことすら難(かた)しさう思ほへる人がわが母

・死に神を遠ざけてゐる執念を母は持ちつつ生きながらへる

・隣り合ふベッドに死に行く人のゐて母はベッドで大騒ぎする

夫に駅まで迎えに来てもらって、お正月の買い出しをしてから、やっと帰宅

2017年12月29日 15時39分45秒 | 日記
今日は昼過ぎに梅田に着きました。

これには余談があって、途中で夫に宝塚インター停留所に迎えに来てもらおうと思いついたので、メールして、有馬温泉を過ぎたあたりで降車ボタンを押しました。

宝塚インターに近づいたころ、兄嫁からメールが入ったので、返信を書いているうちに、バスはインターでは止まらずに素通り。

「あらあら、夫が迎えに来てくれるのに」と運転手さんに言うと、「宝塚になる前にアナウンスしたけれど、応えがなかったので、止まりませんでした」と。

「え、降車ボタンを押しておいたら自動的に止まってくれるんじゃないの?」と言ったところで、もう過ぎてしまったものは仕方ありません。

私はマイクの声は補聴器をしていてもよく聞き取れないので、こういうことがよくあるのです。

で、夫にメールで謝ってから、いったん終点の梅田駅まで行き、今度は改めて川西能勢口の駅に迎えに来てもらいました。

その間、夫は、あっちこっち走らされて忙しかった?

たぶん、そうだったでしょう。

これは年末だったからしてもらえたことです。

川西能勢口駅からは徒歩4分くらいなのですが、どうせなら、昼食を一緒に外食したほうがいいし、お正月用品も、改めて買いに出るより、夫に手伝ってもらったほうが楽だから、そうしてもらったのです。

兄嫁からのメールは、「お母さんがまた今日も外出しました。さすがに気の長い主治医の先生も怒って、今日は『もう好きにしろ』と言われた」と。

もう母につける薬はありませんね。

・自制心失せたる人は言ひ出せば誰が止めても聞かず外出

・お弟子さん待たせることより死にかけてゐる身の心配まずせよ母よ

・先生も看護師さんも説得を試みれども嫗は聞かず

*

阪急電車に乗ってから、夫に迎えを頼んで、一緒にお昼を外食してから、お正月の野菜とかを買い出しして、やっと先ほど帰宅。

だいたいは生協に注文してそろっていますが、野菜とか果物が足りないと思ったから。

何もかも高騰していますね。

キャベツひと玉400円、ホウレンソウ一把270円などなど。

で、比較的値段が安定しているシイタケ、エノキ、シメジ、など茸類をいっぱい買い、もやしもたくさん買いました。

・高騰をしてゐる野菜高騰をしても買はねばならぬ歳晩

・屋内で育つ野菜を主に買ふキノコにモヤシ、温室野菜

7時発の「よさこい号」が買えました

2017年12月29日 07時12分06秒 | 帰省
座席は7A。

真ん中より後ろの席ですが、買えてよかった!

乗ってみると、昨日の満席とは打って変わってガラガラです。

そうか、昨日は帰省する人たちで満席で、今日は、逆方向だから、ガラガラだったんだ。




よさこい号は阪急梅田駅の高架下が終点なので、阪急電車で帰る私はそのまま階段を上がったら電車に乗れて楽なのです。

お昼過ぎに梅田着なので、ラッシュに巻き込まれずに帰宅できます。

昨日、今日とケイタイから投稿していますから、コメント返しは帰宅してから、させていただきますね。

たったこれを書くためだけに

2017年12月28日 15時48分14秒 | 帰省

私は早朝暗い時刻に自宅を出てはるばる帰ってきたというのに、お弟子さん達に「急に入院することになったので、お稽古お休みします」というたったこれだけのことを黒板に書くためだったとは。

主治医の先生は救急治療室の病人が外出するのはどれだけ危険かを1時間くらい説得されたが、母がどうしても外出したいと言い張るので、ついに先生も折れて、具合が悪くなったら救急車を呼んで病院まで運んでもらってくださいと私に言って外出させていただいたというのに。

  管あまた着けゐし人の管はずし外出許可を出しくれし医師

私は、今回は病院に見舞いだけの予定で、実家に寄らないつもりだったから、お供え物も買って帰らなかったが、仏壇には、母は大好きな村形明子さんの写真を飾ってあった。

  仏壇に村形明子さん遺影飾られ家族のごとく並べる

            *

村形明子さんとは、今年9月5日に亡くなった京大名誉教授だった方です。

今年の5月に、私の母に会いに高知まで来てくれていました。

上の写真は、その折のものです。

その4か月足らずの9月に亡くなられるとは、誰に予想できたでしょう。

母は、数年前に一緒に室戸旅行してから、村形明子さんとお友達になったのでした。

母も上記のように、わがままな人ですが、村形明子さんも、母と同様、わがままなところもある人だったから、気が合ったのでしょう。

  わがままな同士で気の合ふわが母と村形明子さんといふ人

  高知までお越しくださる人ひとり迎えて五月の高知得月

            *

それにしても、母のわがままは度を超している。

吉野川SAを出ました・・・兄嫁からメールが

2017年12月28日 12時03分58秒 | 帰省
あとはひたすら高知をめざすのみです。

いま兄嫁からメールがあって、母が救急治療室から一般病棟に移ったそう。

兄嫁のメールによると、母は救急治療室で治療を受けていた昨日から外出許可をとっていたそう。(驚き)

それで兄嫁は病院に迎えに行かないから、私に病院から実家まで連れ帰ってくださいと。

まあ、どうしましょう。

今回は実家には行かないつもりだったのに!

淡路島室津パーキングエリア

2017年12月28日 10時08分03秒 | 帰省

JRバスは土佐交通の「よさこい号」とはまた別のパーキングでトイレ休憩してくれる。

一回目は淡路島室津パーキングエリア。

寒いけれど晴れているから瀬戸内海が綺麗に見える。

こういうふうに休憩時間に景色を楽しめるのもバス旅の楽しさの一つ。

乗っているJRバスも撮影した。

朝一番の高速バスで帰省することに

2017年12月28日 06時31分37秒 | 帰省
朝一番の「よさこい号」に乗るために午前6時すぎに自宅を出ました。

冬至を過ぎたといっても、まだ真っ暗です。

梅田行き普通電車に乗りました。

この電車が先着というので仕方ないです。

7時20分発の「よさこい号」に乗れれば、お昼過ぎに高知駅着です。

お昼は華珍別館のランチでも食べるかな(笑)

それでは行ってまいります。

阪急梅田バスターミナルで切符を買おうとすると、受け付けの女性が本日は終日一席の空きもありませんというではないか。

ふだんは昼便はがら空きなのにと思いながらJR大阪駅高速バス乗り場に移動。
なんとか7時50分発の切符がゲットできた。

座席は1B。

一番前の真ん中席だ。

ラッキー!

私は景色見ながらバスに揺られるのが大好きなのだ。

わざわざそのために用がなくてもバスに乗りたいくらいに。

母が入院したというので、明朝また今月2度目の帰省をすることに

2017年12月27日 20時37分09秒 | 家族
今月は、もう6、7、8日と帰省したが、また母が入院したとかで、明日も帰省することに。

年が明けたら、9日から帰省する予定になっているが、今日の電話で母が帰ってきてほしいと。

数日前に、母担当のケアマネさんから、母がデイサービスに行っているとき、体調が悪くなったので、また入院になるかもしれないとの連絡は受けていた。

が、兄嫁は何も言ってこないので入院にはならなかったかと思っていたが、兄嫁に問い合わせると、昨日検査入院をしたとのこと。

その結果、主治医の先生に「来年の4月ごろまででしょう」と宣告されたのだそう。

病名は、慢性心不全ならびに呼吸苦、下腿浮腫なのだそう。

道理で、食事にも時間がかかるし、歩くのも時間がかかる。

夫は兄嫁に「bikoは年が明けたら帰るから年内は帰りません」と返事をしてくれたが、しかし、「帰ってきてほしい」と言われて帰らないのも、何かあった時に後悔することになるので、明日帰省することに。

が、母の「帰ってきて」には、たぶん別の思惑があって、「明後日、所要があって、外泊許可をとった」と言っていたらしいので、たぶん、私を付き添わせてどこかにいくつもりなのだろう。

まったく死にかけているにも関わらず、いつまでも外出したがる呆れた婆さんだ。

主治医の先生も、もう呆れて「好きなように」と言っていられるそう。

そんなことを言っている婆さんのために帰省することもなさそうだが、しかし病名が病名だけに、死ぬのは明日ということもありうる。

今回は1泊だけして、母の顔を見てくるだけだ。

私も、もう若くないからしんどいけれども・・・。

*

・死にかけてゐるのにそれを認めずに出かけたがるはわたくしの母

・ベッドでは死にたくなきかこの母は呼吸困難ながら出かける

・来年の四月死ぬこと予告されながら外出許可をとる母

・行き倒れ老人こんな人ならむ家でゐることむづかしき人

・こうと決めたら誰が止めやうが聞かぬ人なり私の母は

たっぷり作っておいて、冬のあいだ食べ続ける我が家のおでん

2017年12月27日 12時18分33秒 | 料理
我が家は晩秋になったら、おでんを作り、それを、ひと冬食べ続けます。

と書くと、「えっ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

冬の間、おでん屋さんのように中身をつぎ足しつぎ足し食べていくというとわかっていただけるかと。

最初に豚肉のスペアリブとか鶏肉の手羽元とか骨付きの肉でおでんを作ります。

それに足していく大根、コンニャク、ジャガイモなどは昆布を入れた白湯で下茹でします。

それを、無くなれば、その昆布入りゆで汁ごと順次つぎ足していくのです。

おでんの汁は常にたっぷりあったほうがいいですから。

今日も、大根、コンニャク、ジャガイモをつぎ足しました。

それと、昨日の牛肉で作った筑前煮の煮汁も入れました。

だから、現在の上のおでんには、豚肉、鶏肉、牛肉の旨味が入っていることになります。

おいしいはずです。^^

夫は、毎回おいしそうに食べます。(笑)

茹で卵は小さめの卵1ケース全部一度に茹でて入れます。

これは味が染みたほうがおいしいですから。

ちくわとか天ぷらなどの味のついているものは、食べる直前に温める程度で、いただきます。

大鍋のおでんは、その都度あたためます。

冬の間は、それが暖房にもなります。

煮込めば煮込むほどおいしくなる我が家のおでん。

こうして春先まで、おでんは続くのです。

忙しいときは、これに魚の干物などを焼いたものを添えるだけで、食事ができます。

買い物に出た日は、おさしみとかがつきます。^^

というわけで、わが家は、冬の間中、”おでん屋BIKO”は開店しているのです。(笑)

皆様も、お試しあれ!!

*

・煮込むほど旨くなるなり冬おでん冬じゆうおでん鍋はガス台

・外出をしても外食せず帰る家にはおでんが待つてゐるから

・大鍋のおでんガス火が温めてゐる間にわれはお風呂に入る

・おふろから出ればおでんの大鍋は待つてゐるなり熱々となり

・醤油味おでんの合間にカレーとかシチューも作り変化をつける

・あたためた鍋の保温をしてくれる段ボール箱大小ならぶ

・腐らない季節のきたり作り置きたくさん作り冬鍋ならぶ


このやり方は、奥様が鬱病になって食事の支度に困ったご主人が考えたやり方です。

これはいいと、私も真似させてもらっています。^^

牡蠣のクリームスープと牛肉で筑前煮

2017年12月26日 11時41分24秒 | 料理
写りが悪いですが、今日作った料理をアップします。

上の写真は牡蠣のクリームスープです。

牛乳の賞味期限が近づいてきたので作りました。

鍋にバターをたっぷりいれて、そこに玉ねぎの薄切り、ジャガイモの細切れを入れて炒めます。

そこに生協で配達してもらった冷凍の大牡蠣に塩コショウをたっぷり振ってから入れました。

牡蠣が解凍されたころに、今度は、シメジの冷凍しておいたものを入れました。

そこに牛乳をどぼどぼと入れて煮立てないように温めました。

牡蠣からもシメジからも旨味が出て、おいしいスープの完成です。

朝食の時、トーストした食パンと一緒にいただきましたが、歓声を上げたくなるようなおいしさでした。

簡単なので、皆さまも、どうぞ!

そして、作ったものは、こうして段ボールにしまいます。

こうしておくと、かなり長い時間あたたかさが保てます。

また、いったん沸騰したものを入れておくと、保温している間に勝手に食材に火が通っていて、荷崩れなしでおいしく出来上がっています。

ガス代の節約にもなりますね。


こちらは、リンゴの入っていた段ボールに入っていますが、

やはり午前中に作った筑前煮です。

が、鶏肉ではなく、和牛で作りました。

というのが、母がお歳暮と称してチルドの和牛を送ってきてくれたのですが、二人では食べきれない量だったので、冷凍するのも勿体ないと、買ってあった筑前煮用の野菜で、「和牛筑前煮」を作ったという次第です。



これから、これを取り分けて、お昼のおかずにいただきます。(^^)

母は、私が毎月帰省することへのお礼のつもりか、この和牛の前は、高知の鰹タタキ、フルーツトマト、、大缶入りの芋ケンピと、何度もお歳暮を送ってきてくれました。

おかげで、毎日ご馳走攻めです。(また太る(涙)

子供たちが近くにいれば、食べさせてあげられるのにと残念です。

*

・老い母の送りてくれし食材で年末食卓ご馳走続く

・食べ過ぎはよくないけれど腐らせることはもつとももつたいなくて

・九十を超えても律儀な母なればはるばる送りくるるお歳暮

・ピンポンと何度もチャイムを鳴らすのは母より届く宅急便で

・親孝行せむとしているわたくしに親のお返し押し寄せてくる


友達を作れと友達に言われました

2017年12月25日 11時04分19秒 | わたしのこと
昨日、メル友に友達を作れと言われてしまいました。

友達はいます。

が、誰とでもは友達にならないだけです。

ただ烏合の衆さながらに蔓みあう友達なら要りません。

それなら独りでいるほうが余程ましです。

私が友達という人は心の許せる人です。

信頼できる人です。

メル友は昨夜、クリスマス会を開いて皆で楽しかったから、私に友達を作ることを勧めてくれたのでしょうが、そんな刹那的な付き合いは好みません。

私はクリスチャンではないので、基本、クリスマスを祝うことはしないのですが、まあ、子供のときからクリスマスは親しんでいるから、ケーキくらいはいただきます。

が、それだけです。

クリスチャンでもないのに大勢で集まってどんちゃん騒ぎをして何が楽しいのでしょう。

いや、クリスチャンの人こそ、そんな馬鹿なことはしないでしょう。

もう、そのメル友は、これで終わりです。

そんな安っぽい人と付き合うほど、私は落ちぶれていません。

そのメル友は、もともと一人暮らしの人なので、慰めてあげるつもりもありました。

実際、一人で寂しがっているときは、慰めのメールもしてあげていました。

が、昨夜のような浮ついたアドバイスをしてくる人なら、もう要りません。

*

・友達は一人でよろしいなくてもよろし独りでゐるが好きなり

・独りゐることここちよく思ふ吾(あ)に友を作れといふ愚か者

・独りゐて人とつながりゐることを知らぬ馬鹿者馬齢重ねる

・友達が大勢ゐると自慢する人よ大勢すなはち無なり

・生涯に一人の友がゐればよし既にわたしに一人の友は

・トイレにも共に行かむとせる女おおくて女に友はをらざり

・真の友ほしくば孤独でゐるべけれ孤独が真の友を与ふる

眞子さまにも申し上げます

2017年12月23日 21時14分13秒 | 私の意見
明仁天皇の生前譲位は、国民の心配した通りの様相を呈してきていますが、もう後戻りできない段階に入っています。

そこで、まだ後戻りする余地のありそうな、眞子さまのご縁談について、一国民から今一度申し上げます。

国から生活の面倒をみてもらっているわけではない、われわれ庶民の結婚は自由でございますが、皇族のご結婚は必ずしも自由ではないと存じます。

なぜなら、国民に崇められる特別なご存在であられるからです。

皇族の方々は国民の誇りであり、範でなければなりません。

そのため、国民は自分たちの働いた貴重なお金を皇室の方々の生活に差し出しているのです。

ですから、ご結婚にあたって、たとえ嫁がれる場合でも、それ相応の方とご結婚する義務があると存じます。

なにしろ未来の天皇陛下のご親戚になられるわけでございますから。

で、すでにご婚約はなされましたが、われわれ国民は、今一度、ご自分のお立場の重さを認識されて、慎重の上にも慎重になっていただきたいと切望しております。

私どもが何を言いたいかは、賢明な眞子さまなら、ご説明の要はございませんね。

生前譲位にかかる費用が来年度だけでも35億円ですって!

2017年12月23日 07時34分06秒 | ニュース
あるサイトによると、生前譲位にかかる費用は来年度だけ35億円とか?

「えっ!」と皆さん、驚きませんか?

私は驚きました。

われわれ庶民の感覚からすれば、べらぼうな金額です。

国民は、なぜ黙っているんでしょうか?

お上のことだから?

私は皇室必要論者ではありますが、しかし、来年度だけで35億円というのは多すぎないですか?

なんでも、譲位後のお住まいの工事費などに17・3億円、一連の儀式に必要な用具、装束などの調達に16・5億なのだそう。

これらは、生前譲位をなさらなかったら不要のお金ということですね。

これだけあれば、昨日わたしが希望した「死んだあとくらい平等に」の国が国民の葬式、納骨に使う費用の何割かが捻出できるのではありませんか?

皇室といえども、国民あっての皇室です。

国民が、お墓の心配は愚か、葬式の心配もしないといけいないご時世に酷すぎませんか?

天皇、皇后両陛下は、本当に国民のことを思ってくださっているでしょうか?

たしかに被災地のご訪問などは熱心にやってくださっています。

が、これは必ずしも必要ではないという声も聞きます。

混乱のさなかに来ていただくと、警備その他のせいで迷惑になることもあるとも。

国民が皇室に望んでいることは国の安寧を祈っていただくことだけです。

その大切なお役目をはたしていただくために、国民は血税を差し出しているのです。

決して譲位その他に無駄にお金を使っていただくためではありません。

もう決まってしまったことなので、今更ですが、なぜ摂政をおくことになさらなかったのかと。(溜息)

・国民の国民のための皇室のこの無駄遣ひ無念に思ふ

・国民の安寧ありて皇室はあるべかりけれ明仁天皇

・祭祀せぬ皇室なれば皇室は要らぬと思ふ国民多し

・皇太子、皇太子妃に物申す祭祀なさらぬことのなけれと

・日ノ本の天皇、皇后両陛下祭祀王とぞご自覚ありや

・宮中の歌会始に出でまさぬ皇后陛下は要らぬと思ふ

・日ノ本の妃は大和歌うたひつつ国の安寧祈る義務帯ぶ

*


最後になりましたが、明仁天皇陛下、84歳のお誕生日おめでとうございます。

死んだあとくらい平等に

2017年12月22日 20時37分50秒 | テレビ番組
今夜「NHKクロ現2017」をやっていたのであるが、
「お墓の悩みにヒントが」というので、ちらちら見ていると、

台湾ではお葬式も納骨も国がやってくれるとか。

へ~っと思った。

そんなシステムなど考えたこともなかったから。

しかし、名案かもしれない。

最近は子供を持たない夫婦も多い。

子供がいても、お墓の心配までさせたくないという人は多いだろう。

またお金のない人はお墓どころか自分のお葬式のことも心配で、安心して死ねない。

これを国家がやってくれるなら、こんな安心なことはない。

日本も、しなくてもいいオリンピックなど止めて、国民のために、こういう制度を作ったらどうだろう。

とにかく安心して死ねる制度にお金をかけるほうが、利権にまみれたオリンピック開催するよりよほど国民の幸福に貢献すると思う。

私は、生きているときの苦労はそれなりに甘受するが、死ぬときくらいは安心して死にたい。

*

・せめて死ぬときは気兼ねのなきやうに国で葬式してほしいなり

・貧富の差死にてのちまであらぬやう国が葬式するべしすべて

・お墓などなけれ国民平等に国葬にして死にてゆくべし