神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

今日が返却日の図書館で借りている本

2015年10月12日 06時24分58秒 | 読書
カレンダーを見ると、「図書館」と書いてある。

そうだ、今日返却しなければならない本が6冊ある。

決して忘れていたわけではないが、最近、読書に時間がとれない。

といって何かをしているわけではない。

主な仕事は主婦業だが、その合間に楽しんでいるネットが面白すぎて時間を食われるのだ。

これをだらしないという人には、そういわせておこう。

パソコンの操作ができるようになるまでは、読書が一番の楽しみだった。

家事の合間の時間を惜しみながら読書したものだったが、今では家事の合間の時間をこのネットという化け物(?笑)に吸い取られている。

ネットする合間に家事をしているような・・・。

ネットすることによってリアルな情報が私の中にいて入ってくる。

知らなかった世界をどんどん知ることができる。

中には怪しい情報も含まれているが、しかし、それも含めて興味は尽きない。

われわれのような情報難民である聴覚障害者にはたまらない魅力だ。

読書には読書のよさがあることは今更いうまでもないことだし、以前はその中に浸っていた人間なので、十分その価値も喜びも知り尽くしているはず、だった。

が、ネットの魔力には抗いがたい。

で、最初の話に戻るが、今日返却しなければならない本は、やはりネットで知りえた本で、聴覚障害者が事件の推理をするという設定の小説数冊と、聴覚障害者ながらホステスをしていた女性の半生を綴った本と、あと私の所属している短歌結社の前主宰者、永田和宏氏の奥さんといってしまうには余りにも有名な歌人、河野裕子さんの特集記事の載った短歌雑誌である。短歌雑誌は当月号は貸し出し不可なので、旧号になるのを待って借りたものだ。

筆談ホステスさんの本だけ借りてきた翌日に読み上げたが、あとは、そのうちそのうちと思っているうちに日が経ってしまった。

当然読みたいと思って借りてきた本なのだが、ネットが私の時間を食べてしまうから、読むところまでいかなかった。

ので、いまパソコンの図書館のホームページを開いて貸し出し延長をした。

なるべく早く読み上げて返却するようにしなければ!

  借りてこし図書館の本六冊の一冊のみしか読み上げられず  biko

  本好きを自認してゐしわれなれどネットに時間は食はれてしまふ  biko

  読書する代はりにネットするわけではあらぬがネットの魔力  biko

  だんだんと深入りしていくパソコンのネットに絡みとられてわれは  biko

  目は二つあれども一つしか見れずパソコン見れば本見る間なし  biko