神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

六月も今日が最後・・・雨の日は歌のできる日

2017年06月30日 11時42分07秒 | 日記
今日は朝から本格的な雨である。

天気予報では今日の夕方まで曇りだったので、昨夜は裏の屋根のある物干しに洗濯ものを干したまま寝たので、早朝に雨に気づいて急いで取り込んだ。

というようなことはありながらも、梅雨は雨が降るのがよろしい。

前も書いたが、私は雨が好きだ。

雨は気持ちが落ち着く。

そのせいか、雨の日は歌のできる日であるらしい。

故、河野裕子さんが、そんな歌を作っていた。

「雨の日は歌のできる日・・・アンメルツ塗る」というような歌だったと思う。

彼女は有名歌人だったから、歌の注文も多かった。

が、歌のできない日もあっただろう。

しかし、雨の日は、洗濯などの家事の心配をすることもないし、訪ねてくる人もいないしで、作歌に集中できたのだろう。

それだけではなく、精神的に不安定な部分を抱えていた彼女には、雨は気持ちを落ち着かせる効能もあったと思われる。

それが、上の歌のできた経緯だろう。

さて、私も7月末までに300首作ろうと思っているから、今日も作らなければならない。

雨の今日は特に頑張って?

  雨の日は歌のできる日さう詠ひ歌をたくさん作りし人よ

  売れつ子であれば歌詠み歌詠めぬ日があるなどは言へず歌詠む

  紫陽花に雨の降る日は紫陽花とともに喜ぶ雨降ることを

  朝方の雨が降り止み柔らかな日差し射し来る昼前の窓  

  三百首詠まむとすれば三百首わいてくるなり苦労もなしに

  歌うたふことは自然のいとなみであると思へばいくらでも歌は

  パソコンに歌を打ち込みながら炊く昼のごはんは焦げると困る

  稲荷ずし作らむとして炊くごはん焦げれば寿司の飯にはならぬ

  油揚げ甘辛く炊き寿司飯は少し硬めに炊き稲荷寿司

  すし飯に胡麻とショウガを入れるのがコツなり稲荷ずし作りには

  昼前に作り上げたる稲荷ずし並べられたり昼餉のために



それで、今日で今年も半分が過ぎてしまったわけですね。

日照時間は、先日の夏至から一日一日短くなってくる・・・。

一年のなんと早く過ぎてゆくことか。

  一日の急ぎ過ぎゆくのみならず一年急ぎ過ぎゆく六十路(むそじ)

  六月も終はりとなれる今日おもふ六十代も今年で終わり

  一年(ひととせ)をひと月のごとひと月を一日(ひとひ)のごとく思ふこの頃

  われを産み育ててくれし母は老いわれも老い初む平成末期

  平成の暮れゆく今年来年は母の来世に向かふ年月
  
  再来年七十一になるわれに如何なる元号生まれ出づるや

今年も歌友から賜ったサクランボ

2017年06月29日 14時19分03秒 | 日記
今年も東北の歌友からサクランボを賜った。

写真には綺麗な色が出ていないが、宝石のような美しさだ。

昨日の夕方届いて、夫と味見すると、あまりのおいしさにやめられなくなって、だいぶん嵩が減っている。

夫が今日の午後滋賀県に行くというので、ちょうどよい便だからと、この箱の半分を別の入れ物に入れて持っていってもらった。

長男のところは三人家族なので、このくらいはあげないと。

それにしても、昨日は一つの傷もなく、宝石のようだったのに、今見てみると、数個傷んでいる。

友人は、まさに食べごろを送ってきてくれているので、本当は昨日のうちに食べてしまうのが正解だったかもしれない。しかし勿体なくて、そんなことはできない。

それでも今日は便があったから、長男一家にも食べさせてやれるのでよかった。

次男たちにも食べさせてやりたいが、共働きで昼間いないので仕方ない。

そうこうしているうちに傷んでしまうし、傷んでしまう前に私達の口に入って無くなってしまうだろう。

  果物の宝石今年も賜りてたっぷり食べて子らにも分ける

  東京の娘も名古屋にをるころは何度かあげしこの宝石を

  名古屋なら持参もするに東京は少し遠かり日帰りするには 

  見てきれい食べておいしいサクランボ惜しみて傷む前にいただく

  お返しに困る高価なサクランボ高知の名産思案するなり

  川西の名産イチジク、モモなれどいづれも傷みやすき果物

  お隣にいつもいただくイチジクも市場で買へばかなり高かり

新聞、テレビによる洗脳は大きい

2017年06月28日 06時04分09秒 | 新聞記事
我が家は10年ほど前までずっと朝日新聞であった。

だけでなく、実家もずっと朝日新聞であったから、私は朝日新聞に洗脳されて育った。

が、10年ほど前に、夫が、さる人に産経新聞を読むことを勧められて、一時両方購読していた。

産経新聞には、われわれが読んでいた朝日新聞とは全く逆のことが書かれていた。

初めのころは産経新聞を馬鹿にしていたが、しかし、だんだん朝日新聞のほうがおかしいと思えるようになった。

それで、現在は、産経新聞一本である。

ところで、昨日の「麻央さんと同じ乳癌で逝った裕子さん」の記事は、図書館で朝日新聞の「天声人語」を読んできて書いた。

その際、その新聞に載っていた記事をざっと眺めたが、非常に驚いた。

なんと自国を貶めることばかり書かれているかと。

いちいち挙げないが、こんな記事を読んでいたのか、読まされていたのかと過去の自分が恐ろしかった。

朝日新聞を読んでいたころは、日本は過去にひどいことをした悪い国なのだと洗脳されていたと思う。

夫の知人が産経新聞を勧めてくれなかったら、現在もあの思想に染まったままだったろう。

新聞は公器であるから、いい加減なことを書いてはいけない。

まして、自国を貶める記事を書くなど言語道断だ。

今となれば、どこの国が、この朝日新聞のような、自国を貶める記事を許すだろう、と思う。

近隣国の暴挙に国土が危うくなっている現在、日本人は、もっと賢くなる必要があると思う。

  新聞で、テレビで知るしか術なかりし頃の己を思ひ出しをり

皇室の問題も、最近まで知らなかった。

テレビの皇室ニュースで、いいことだけしか知らされていなかった。

そうではないことを教えてくれたのはネットであるが、ネットにつながらなかったら、永遠に知らないままだったと思う。

ネットはフェイクが多いと言われているが、真実も、ネットからしか知ることができないということも一面の真理だと思う。

ネットにつながっていなかったら、今でも新聞やテレビの一方的なニュースしか知りえなかったと思うと、ネットにつながることのできた現在の幸運を思う。

  皇室のことを崇めてをりしかどここまで問題あるとネットは

  真実はいつしか知れることを知るネットで真実知るやうになり

麻央さんと同じ乳癌で逝った裕子さん

2017年06月27日 19時33分44秒 | 新聞記事
25日(日)の朝日新聞の「天声人語」に書かれていると歌友からメールが入ったので、図書館に読みに行ってきた。

私はブログの写真をガラケーで写しているので、縦長にしか写真がアップできない。

首をひねって読んでいただかないといけないが、こんな記事がありましたという報告までに。

私の短歌の先生だった河野裕子さんが乳がんで亡くなられたのは2010年のことであった。

裕子さんは、麻央さんのような子育ての真っ盛りのときに亡くなられたわけではなかったが、それでも、64歳の享年は現代では若すぎる。

裕子さんの最期の歌は

  手をのべてあなたとあなたに触れたきに息が足りないこの世の息が  歌集『蝉声』

であられたが、先日亡くなった小林麻央さんの最後の言葉は「愛して(る)」だったという。

いずれも、その夫に対して最後の言葉をふり絞って亡くなられた。

残された夫は、一生をかけて、その妻の残した言葉を反芻しなければならない。

有難いような、苦しいような思いであろう。

もっとこうしてやればよかったという後悔の念は必ず湧いてくるだろうから。

しかし、こうして死後思ってもらえるのも愛妻であった証しなわけで、早く亡くなったことは気の毒だが、老いさらばえることのなかったことだけを取り上げてみれば、幸運なことかもしれない。

  愛されて「あなたとあなたに触れたき」と言ひて死にたり河野裕子は  biko

  愛されて「愛してゐる」と言ひかけしままに死にたり小林麻央は  biko

  死に際に天使になりて死にたるか河野裕子と小林麻央は  biko

  死後のこる言葉のこして死ににける人の心は死後も死なざり  biko

今日の昼食&ダウントン・アビー6「愛の交錯」

2017年06月26日 14時22分37秒 | 日記
夜中に昨日の昼食と夕食のメニューを書いたが、写真がなかったので、今日の昼食の写真を
アップする。

主菜は、母に送ってきてもらった高知のひろめ市場の明神丸水産のカツオたたき

取り分けたものを写したから少しだが、大きなお皿に盛ってある。

明神丸のたたきは、カツオの嫌いな人でも、たぶん病みつきになると思うくらいおいしい。

それに、シラスとキュウリの酢の物。兵庫県は、シラスが安いと思う。

新玉ねぎとわかめの味噌汁。

新玉ねぎの下半分をカツオたたきに添えて、上半分を味噌汁にした。

あと、昨日の残りの茄子の糠漬けとピーマンの甘辛煮。

糠漬けは、生協で買った出来合いの糠みそに3日間漬けておいたもの。

ピーマンは、昨日煮つけた鱸の煮汁で煮たもの。

以上、特別ごちそうでもないが、好物ばかりなので、おいしかった。

ご飯は夏の間は土鍋で炊く。

  大好きな鰹たたきに味噌汁に茄子の漬物夏の昼餉は

  神戸産シラスおいしく酢の物に入れる今が盛りのキュウリと

  夏の間は土鍋で三合炊くごはん昼と夜との二食分なり

  三合のごはんが夫とわたくしの二食分なり合計四食

ところで、午前中、昨日深夜(今朝?)録画しておいた、ドラマ「ダウントン・アビー6愛の交錯」を観た。

このドラマは、時代設定も好きだが、登場人物の心理描写がよくできていて、いつ観ても関心する。

今回もそうだった。

貴族令嬢姉妹のそれぞれの恋模様も面白いが、彼らに仕えている召使たちのドラマも絡められていて、見始めると虜になる。

視聴し終わっても、すぐに消してしまうのがもったいないので、たいがい次の週まで取っておく。

  大好きなドラマはダウントン・アビーメアリーの恋イーディスの恋

  好きになることに貴賤の差はなくて貴族の恋と庶民の恋と

  広大な敷地に暮らす貴族らの家と生活召使ひたち

  いつしらに感情移入してわれは貴族の家族あるひは女中  

眠かった雨の昨日

2017年06月26日 02時39分48秒 | 日記
ふだん家にいる人が、3日前は、朝散歩しただけならともかく、六甲山に行ってかなり歩いたので、疲れが出て、昨日は、朝ごはんのあと寝て、昼ごはんのあと寝て、夕食のあと寝て、ブログが書けなかった。

別に毎日書く必要はないが、記録として書いているので、書かないと、落ち着かない。

それで夜中に目覚めたので書いている。

最近は、疲れがすぐに出なくて、日をおいて出ることが多い。

本当に疲れやすくなった。

が、歌は作った。

食卓の上に溜まっていたレシートの裏に思いつくままに20首ほど作った。

まあ、粗製乱造なのだが、とにかく数を作ってみようと思って。

疲れてはいたが、ごはんは作る。

お昼は、お魚のスズキを煮つけて、戻しておいた干しシイタケも甘辛く煮つけて、それらを出汁にして、おそうめんにした。薬味は、キュウリの千切り、錦糸卵、ショウガなど。

夜は、ごはんが残っていたので、オムライスにして、あとハム入りサラダとピーマンの甘辛煮、茄子の糠漬け等であった。ごはんの量が少なくて、オムライスが小さめだったので、インスタントラーメンにモヤシをいっぱい入れたものを分け合って食べた。インスタントラーメンはマルちゃん正麺(笑)

  そうめんのおつゆは鱸を煮た汁とシイタケ甘く煮た汁である  biko

  少な目のごはんで作りしオムライス鶏肉玉ねぎケチャップ入れて  biko

  足らざれば買ひ置きラーメン作り足すモヤシいつぱい入れてふやして  biko

  糠漬けの茄子は三日目よく漬かり味もよろしく色もよろしい  biko

  ピーマンは鱸の煮つけ汁で煮る鱸の味が沁みておいしい  biko

  年寄りの夫婦ふたりの夕食はこんなものさとブログの記事に  biko

  写真なき料理紹介する記事もあらむあるなり神鳴りブログ  biko

越木(甑)岩神社

2017年06月24日 17時00分42秒 | お出かけ
先便で書いた通り、その後、越木(甑)岩神社に行った。

これも『ワカヒメさまの超復活』で知った神社だ。そして以前も一度来たことがある。

西宮市の住宅地の中なので、六甲比女神社のようなわかりにくい場所にあるわけではない。

それでも一般の人は拝殿で拝んで帰るだけだったりするから、奥の大岩はご存じない人も多いようだ。

というわけで、この神社のご紹介もと思って撮影しましたが、写真が鮮明でないので、上でご紹介の神社のサイトをご覧ください。

この神社も阪神大震災では壊滅的な被害を被ったようだ。


この神社の由緒も書かれてあったのですが、写真がまずいので、上の神社のサイトをご覧ください。


境内の地図です。拝殿の後ろに甑岩と書かれた岩があるのがご覧いただけるでしょうか。


この祠の後ろが甑岩なのですが、あまりにも大きすぎて一枚の写真には納まりません。

興味ある方は、以前も写したので、こちらもご覧ください。

この甑岩は女性の形に似ているため、女性の神様になったという説もあるようです。

  女性器によく似た甑岩神社お産の女性がよく訪れる  biko

  蛭子(ひるこ)姫勧請したりひることはすなはち蛭子(えびす)えびす神社の  biko



今回は2回目なので、前回より端折って書いていますが、今回のお手柄は、こちらの水神社を撮影してきたことでしょうか。前回は気づかず、撮影どころか、見ても来ませんでしたから。


ご神水のご利益も撮影したのですが、これもよく読めないですね。

「水は尊し」「水は清し」・・・「水は恐し」あたりは何とか読めますが・・・。

  甑岩神社の水の湧くところ罔象女神(みつはのめのかみ)祀られてゐる  biko

  罔象女(みつはのめ)水の湧き出る水走女(みずはのめ)すなはち水を生み出す女  biko

最近は、私の影響で、夫も、こうした神様に興味を持ってくれるようになったのは嬉しいことです。

こうして参拝させていただくたびに、何らかの力をいただくような気がします。

焼肉を食べに行って〜そのついでに六甲山へ

2017年06月24日 12時56分45秒 | お出かけ
昨日は、久しぶりに焼き肉を食べに行った。

というのが、NHKの「ためしてガッテン」で、年を取れば取るほどお肉を食べないといけないと言っていたから。

私は、魚が好きなので、毎日魚でもいいのだが、筋肉をつけて健康寿命を長くするにはお肉が必須なのだそう。

その中でも一番のおすすめが、焼き肉なのだそう。

ステーキもいいけれども、焼き肉のほうがいろんな部位のお肉が食べられてベターだそう。

というわけで行ったのである。

食事が終わったあと、日が長いので、そのままドライブしようということになり、六甲山に行った。

薄曇りだったので、頂上からの景色は望めないだろうと思っていたが、かすんではいたが、見られた。


写真ではわかりにくいと思うが、遠くのほうに、たぶん宝塚市内だと思うが、見えている。

手前の白い花は何という名前だろう。

昨日の日中は、地上は30度あったらしいが、六甲山の上は涼しかった。

そこから以前いったことのある六甲山頂巨岩&八大龍王、熊野権現、仏眼上人、花山法皇石碑に行こうということになって、登り口を探した。

この神社のことは、以前読んだ早川須美子氏の「隠された言霊の神『ワカヒメさまの超復活』」で知った。

(註)
ワカヒメさまの超復活

灘区、北区という標識のあるところを上がったが、それらしきものは見えない。


上がったついでに、咲いていたお花を撮影した。なんという花だろう?わかった方は教えてください。

葉っぱが紫陽花の葉に似ているから、花は小さいけれども紫陽花かな?

どういうわけか六甲山頂は、花の種類は違っても、白い花ばかりだった。

また車でぐるぐる回っていると、「凌雲台、摩耶山」と書かれた案内があって、夫が「ここだったような気がする」というので、車から降りて上った。


この山道にも白い花が。

どなたか名前を教えてください。

しばらく歩くと、ありました。「六甲比女大神」という案内板が。


なおも歩いていくと、「六甲比女大神」の降り口の案内板が。


「六甲比女大神」の岩は、だいぶん下りないといけないから、まずは熊野権現、仏眼上人、崋山法皇石碑のほうを拝ませていただいた。


石碑の前には、大きなベッドのような岩が二段になっていた。

古代の祭祀の場だったのだろう。

近くの木々は、この写真のようにくねっていた。

ここらあたりの空気が神さびているせいではないだろうか。

この後、六甲比女神社のほうに降りていく。


途中に、こんな割れた大岩がある。

「雲ヶ岩」と名付けられているらしい。この割れ目は人工的なものだろうか?

やっと六甲比女のお社まで降りてきた。


件の大岩は、この祠の裏側。

直接写すのは恐れ多い気がしたので、斜めから写させていただいた。お花の奥が六甲比女神であるらしい。何やら秘密めいた雰囲気だ。

「この祠の横の岩はいつ崩れるかもしれません」と書かれてあった。

「もし崩れたら自己責任で」と書かれてあったから怖くなって、早々に引き上げた。

また来たときの階段を、今度は昇って、


急な山道を登るのだが、金パイプで手すりを付けてくれてあるから、安全に上り下りすることができる。


また「雲ヶ岩」の横を通って、

元来た道に戻って、六甲比女神社を後にした。

  名も知らぬ白き花咲く六甲の六甲神社を参拝したり  biko

  姫君は岩のはざまにひそやかに祀られてをり六甲比女と

  祀られてゐる大岩は六甲の瀬織律姫君アマテラス妃の  biko

その後、これも以前、「ワカヒメさまの超復活」で知った西宮市の越木(甑)岩神社に。
(続く)

若い方の亡くなられたニュースを聞かせていただくのは辛いですね

2017年06月23日 18時30分58秒 | ニュース
まして幼い子供さんを二人も残して逝かれた方のニュースは。

小林麻央さんのニュースはくるまのなかで歌友からのメールで知りました。

親戚でも何でもないのですが、次男と同世代の方だったので、娘が亡くなったような衝撃を受けました。

全国の私と同世代か少しお若いお母さんは同じ気持ちを持たれたと思います。

私があまりにもその話ばかりするので、運転をしていた夫に不思議がられました。

子供を産まない男性にはわからない気持ちでしょうね。

麻央さんのご冥福をお祈りするとともに、残された海老蔵さん、ママに甘えたい盛りのお子さん達が麻央さんが亡くなられたことから、速やかに立ち直っていただけるように陰ながら祈っています。合掌

  わたくしの娘(こ)にはあらねど幼子を置きて逝きにし若きを悼む  biko

  最期まで生きると信じ逝きにける人を惜しみて泣く人あまた  biko

  限りある命とけふは教えられ生きてゐられることに感謝す  biko

               *

今日の午後は夫と六甲山をドライブしてきたのですが、その記事は明日書くようにします。

夜明け前の散歩

2017年06月23日 05時21分57秒 | 日記
最近は、家の裏庭から、洗濯しながら日拝をするのが日課になっているが、今日は庭で待つのではなく、こちらから拝みにいってこようと猪名川まで行った。

  日拝をせむと早朝河原まで出向き待ちをり今日の日の出を  biko

時間は午前5時ごろ。

日輪は昇っていないが、暗くはない。

しばらく陸橋から見ていると池田市の五月山の山のヘリが赤みを帯びている。

この赤みを「かぎろひ」という。

柿本人麿の歌で、「かぎろひ」を詠った有名な歌がある。

  東の野にかげろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ

が、それだ。

東は「ひむがし」と読む。

まだ日が昇る気配がないので、南の伊丹空港方向を写す。


ここで、陸橋から河原に降りる。

肉眼では、山の縁にだいぶん赤みが射してきているが、写真に撮ると赤みが出ない。

ヒメジョオンの花が咲いている。

  猪名川の河原に白くヒメジョオン咲きて日の出を待つ三十分  biko

  ひむがしの五月山よりかぎろひの見え来る夏至の午前五時半  biko

さらに赤くなってきたが、写真にはそれが出ない。

月見草の花が咲いている。

  河原にはまだ咲き残る月見草昨夜の宴のあとの名残りに  biko

いよいよ日輪が見えてきた。

が、曇り空ということもあって、画面は暗い。

  六月の五月山より昇らむとする日輪は朧なりけり  biko

いや、日の出で空が明るくなって、その反動で地上が暗くなったのだ。

  明るさの反動として影生まる明るさ増せば影は濃くなる  biko

少し五月山のほうに向かって歩く。

犬の散歩をさせている人がいる。

  日の出まへ人と犬とが散歩する猪名川河原写真に写す  biko

日輪が猪名川の川面に映っている。


  猪名川の川面に映る日輪と昇る日輪ふたごのやうに  biko

空を見上げると、うろこ雲。

一昨日が夏至だったというのに、空はもう秋の準備をしているのだろうか。

  うろこ雲そらに浮かびてゐる朝の阪神高速猪名川あたり  biko

振り返ってヒメジョオンの群生を写す。右手は阪神高速小花入口。

雑草でも群生して咲いていると、それなりに美しい。

もう少し遡ると堰がある。洗堰というのだろうか。


  洗堰あるあたりより音はする朝も昼間も日暮れも夜も  biko

さらに歩いて阪神高速木部インターにさしかかる橋、新猪名川大橋、通称ビッグハープを河原から撮影。


  うるはしき愛称として川西の新猪名川大橋ビッグハープと  biko

中橋あたりで河原から上がり帰ろうとすると、中橋地蔵様に呼び止められたので、拝んでから写真を撮らせていただく。


  帰らむとして中橋で呼ばれたり中橋地蔵拝みて帰る  biko


もう空はすっかり明るくなって、いつもの小戸郵便局の前を通って帰路に就いた。

  早朝に通ればいつもの郵便局朝顔を見す昼顔でなく  biko

朝起きてすぐの散歩だったせいか、歩いても、足も膝も痛くならなかった。

  朝起きてすぐの散歩は疲れない、足、膝いたくならない散歩  biko

ふだんは、一通り家事を終わらせてから歩くから、痛くなるのだろう。

  家事終えて散歩をすればすぐ足が、膝が痛みてくる人わたし  biko

紫陽花いろいろ~郵便局~美容院

2017年06月22日 13時54分55秒 | 日記
大雨だった雨が上がり、今朝はたくさんの洗濯物を洗った。こういうふうに洗濯物が多いときは全自動に洗ってもらう。

さて洗濯が終わった後、よい天気なので、昨日届いた「短歌研究」という短歌総合誌の年間購読料を支払いに行くことにした。

これが、私のささやかな散歩だ。^^

  ささやかな散歩郵便局までの十分あまりゆつくり歩く  biko

途中さまざまな色の紫陽花が咲いているのを写しながら行った。

郵便局まで、ふだんと違う道を行くと、ふだんと違う紫陽花の花々が見られる。


土の酸性度で花の色が異なってくると聞いたことがあるが、同じ町の紫陽花でも、こんなに色が違う。


  ちがふ道あるけば違ふ紫陽花の花が見られて赤、青、紫 biko

ふだんと違う道から行くと郵便局の入口も違う。


  目的の郵便局は同じでも違ふ道から違ふ入口  biko

帰途は、いつものように、小戸神社で拝んできた。


  木の鳥居ぬけてきました郵便局用事が済めば拝んで帰る  biko

小戸神社の隣の家の紫陽花は、用水路の脇に咲いているので、風情がある。


紫陽花の横には、ヤマモモの実が成っていた。

ふるさとの高知はヤマモモの木が多くて、今時分になると、日曜市などで売っている。

  ふるさとの土佐はヤマモモ食べる土地日曜市で売られてゐたり

私は大好物だった。

この家の人もおいしく食べるのかな?^^

大阪にいたころは、マンションの横の公園に毎年このヤマモモの実が成っていたが、農薬がいっぱいかかっていて食べてはいけないことになっていた。

熟れたまま食べられないヤマモモの実が道路に落ちて、歩く人に踏みつけられて道路を汚すのが痛々しかった。

  熟れしまま食べられざりしヤマモモの実は道に墜ち踏まれるばかり

と、思いながら駅前の美容院に行くため、駅に向かった。

昔は、この小戸地区はお屋敷町だったので、この写真のような豪邸ばかりが並んでいた。

が、最近は、豪邸は維持するのが大変なのか、あるいは相続で切り売りされるのか知らないが、一区画を四つくらいに分けて分譲されるケースが多い。

昔のお屋敷町を少しでも知っているだけに、寂しく思う。

  豪邸のありし宅地は切り売りをされて家数(やかず)は多くなりゆく

このあと、美容院でカットしてもらって帰った。

以前は二か月に一度くらいパーマをかけて、間に一度カットしてもらっていたが、白髪染めをするようになってからはカットだけにした。


  白髪染めし始めパーマはしなくなり代わりにカットしばしばとなる  biko

パーマと白髪染めの両方をすると髪が痛むから。

その代わり、20日に一度くらいの割合でカットに行く。

パーマをかけていると、少し髪が伸びても、それなりに形が整うが、現在のようにベリーショートカットにしていると、少し伸びただけでも見た目が悪くなる。

ほかに贅沢はしていないので、髪の毛くらいは整えておきたい。

  短めの髪の毛カットの回数を要して今日も切りに行くなり  biko

今日は、夫の昼食が要らないので、何かおいしいものを食べて帰ろうと思ったが、一人でレストランに入り慣れていないから、結局、スーパーで、お寿司とてんぷらを買って帰って家で食べた。

  一人では外食できぬわたくしの専業主婦なる貧乏性よ  biko

昼食も終わったので、昨日届いた「短歌研究」7月号でも読みながら昼寝をするか。^^


  楽しみは朝の散歩と昼飯とその後の昼寝あるひは読書  biko

水張田(みはりだ)

2017年06月22日 02時52分14秒 | 日記
今は亡き叔母(母の妹)が信仰していた天理教の新聞を購読していることは何度か書いた。

なかなか信仰するまでには至らないが、しかし、その新聞にはいろいろ教えてもらう。

その天理時報以外にも従弟(叔母の息子)が時々送ってきてくれる「天理時報特別号」も読ませてもらう。

昨日読ませてもらった特別号にもためになることがいろいろ書かれてあったが、裏面に載っていた奈良の三輪山の記事の写真(上の写真)を見て、歌を詠んでみた。

7月末までに、300首並べようと思っているから、どんな題材でも歌にしてみようと思って。

  ささゆりの園あるといふ三輪山のふもとの笹ユリ見に行きたかり bko

  森正(もりしよう)といふ食堂で素麺と柿の葉寿司を食べて帰らむ biko

  水張田は大きな水の鏡なり逆さ三輪山映して静か  biko

  ササユリを摘みてゐし姫見初められ神武天皇皇后となる biko

  いにしへの奈良の都の山辺(やまのべ)の道は懐かしまた歩きたし biko

今号には、「夫婦が互いに補い合い”合わせる心”で円満に」という記事もあった。

自分のために転記させていただいて、時々読ませていただこうと思う。

 周囲から「おしどり夫婦」といわれる高齢のご夫婦がいます。お見合い結婚で結ばれた二人は、長く連れ添ってきました。「円満の秘訣は?」と尋ねられると、互いに口をそろえて「合わせること」と答えるのだそうです。「合わせる」とは、相手のきもちを尊重し、自分の思いを少し抑えること。そのためには、相手の言い分に耳を傾けることが大切です。すると自然と会話も深まり、お互いを思いやる心も育まれていくことでしょう。
 夫婦となった当初は、性格を異にする場合が多いようです。そんな二人が、互いの足りないところを補い合い、たすけ合うことを長く続けるうちに、いつしか”似た者夫婦”になるのかもしれません。
 とはいえ、一緒に暮らすなかで、心やすさから、つい我を出したり、言いすぎてしまったりすることもあります。かの老夫婦のご主人も「若いころはよく、ぶつかったものです」と、そっと教えてくれました。夫婦円満には、時間と根気も必要なようです。



やっと雨が・・・次は何に挑戦するかな

2017年06月21日 04時25分35秒 | 日記
夜中に目覚めると雨が降っていた。

梅雨入りしてから、ほとんど降らなかったから、雨も嬉しい。

いや、雨はもともと好きだ。好きになった。

雨の日は心が落ち着くから。

さて、とりあえず短歌評論賞は応募したから、次は何を目標にするかな?

昨日の午後、短歌新聞を眺めていると、短歌300首を出して選ばれたら歌集が作ってもらえるとあった。

私は、まだ歌集を出してないから、これに挑戦してみるかな。ダメ元で。

締め切りは7月31日とある。

あと1か月と10日ある。

できないことでもないかもしれない。

あとは挑戦のみ。

  降りそうで降らざる雨が降り出してやつと安らぐ雨好きの吾(あ)は  biko

  わたくしの挑戦だれにも止められず古希くる前の今年も挑戦  biko

  古来まれなりしは昔のことにして現在(いま)の七十老いの入口  biko

空梅雨で暑い・・・短歌評論賞応募

2017年06月20日 15時36分32秒 | 日記
                    (ひどい字だ。なのに、なぜアップする?)

書いてあった原稿を投函してきた。

少し書き足したから、23枚になったが、読み直すと、ここもあそこもと書き直したくなり、きりがないので、もう見ずに済むように投函したのだ。

朝は生協の配送があったので、お昼ごろ小戸郵便局まで行ったが、蒸し暑くて、それだけでバテル。

まず小戸神社参道を行く。


小戸郵便局にに行くには参道の途中で右に曲がる。

右に曲がると、真向いの池田市の五月山に向かって歩くことになる。川西市から池田市に架かっている阪神高速池田線、通称、ビッグハープも真向いに見える。

途中に咲いていた紫陽花を撮影。雨の中で見れば、もっと綺麗だと思う、。


郵便局では重さを測ってもらって、持参した封筒を預けてきた。

郵便局の帰途、小戸神社で手を合わせてきた。


蒸し暑かったので、たったこれだけの外出で疲れてしまった。とほほ

  梅雨入り後雨の降らざる六月の暑さの中を郵便局へ  biko

  最寄りとはいへど10分ほど歩く郵便局は近くもあらず  biko

  駅に行くよりも最寄りの郵便局遠くて帰宅後シャワーを浴びる  biko

帰宅して昼食のあと、空が曇ってきたから、やっと雨が降るようだ。やれやれ

母から電話があって夫が聞いてくれたが

2017年06月19日 16時31分29秒 | 家族
既に兄嫁からメールで知らせてもらっていたことばかりだったが、先月下旬に心臓がダメになって、死にかけていたから救急救命室に入院していたこと。

先週末に何とか退院できたこと。

退院はできたけれども、動き回ったらお終いになると主治医の先生に言われていること。

などなど。

が、果たして、あの母が大人しくしていられるかどうか。

母は、まだまだ生きると言っているらしいけれども・・・。

八月のよさこい祭りのときに、私の娘がお見舞いがてら高知に行くことを兄嫁に伝えてもらってあったが、「それなら泊まるところが必要だから、浦戸湾にある別荘(=物置)にトイレを付けて泊まれるようにする」と張り切っているらしい。

娘たちは四万十川と大豊町でロッジを借りて泊まる計画をしているらしいので、それは必要ないと夫は言った。

次男夫婦も誘ったが、お嫁さんが妊娠中なので、その体調による。

暑さに弱い私は、どうしようかと思うが、もう母も長くないことは確かなので、無理して帰るかもしれない。

その時期、どうか、あまり暑くなりませんように。!

  ふるさとに母がいませば今回が最後と何度も帰省するなり  biko

  暑がりのわれは死に物狂ひなり南国土佐への夏の帰省は  biko