神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

家にいるのが好きなのです

2015年10月28日 23時29分33秒 | 私の意見
さきほど、きみちゃんさんという方からコメントをいただきました。

そのコメントには、私を心配してくださってだと思いますが、図書館とか美術館は近くにありませんか?とか泊りがけで行く友達はいませんか?とか書いてくださってありました。また散歩もいいですよ、とも。

家にいるのが好きな私も、本を読むのは好きなので図書館には行きます。美術館は、大阪にいたころはよく行きましたが、川西に来てからは、大阪の美術館が遠くなっただけでなく、神戸の美術館も遠いから、ほとんど行きません。ただ、近くに画廊がありますから、買い物の行き帰りのときに見せていただくことはあります。

大きな美術館は、たとえば先週はツアーで、島根県にある足立美術館に参りましたが、あれほど大きくなると、疲れて全部を丁寧に観て回ることは不可能です。体の丈夫な人から見ると不甲斐なく思われるかもしれませんが、それは仕方ないことなのです。

友達の家に泊りがけで行くことは、私の友人達は、大体みな旦那さんがいますので、泊まりにいくことは愚か、定年退職後、家におられる場合は、お家に訪問することも遠慮することが多いです。我が家は夫の理解がありますから、我が家に来ていただくことはありますけれども・・・。


すみません。日帰りで行く友達の家はありませんか?と書かれていましたね。

日帰り行く友達の家はありますが、上に書いたように、ご主人がいることが多いから、あまり行かないですね。我が家に来て貰うほうが多いです。

言われてみれば、最近は友達を招待していないです。「秋になったらきてください」と言ったままになっている友人もいます。

そう、現在、ブログに夢中になっているから、それも忘れていました(笑)

ブログが楽しくてたまらないのです。だって、耳の聞こえの悪さを引け目に思ったりしなくていいから。


でも、私は、基本的に、そんなに友達と行き来したいとは思いません。

一人でいるのが好きなのです。

一人で家にいるのが一番居心地がいいのです。

人は、それぞれだと思います。

親子でも、私の母は外に出て人に会うのが好きなので、90歳になった現在も、時間が許せば人と会おうとします。

義母も、お出かけ好きの人でしたから、元気なころは、毎日のように、おしゃれしてお出かけしていました。

が、同じ親子でも、義妹はお出かけが好きではありません。義妹は、私のように聴覚に障害があるわけでもないのですが、友達とあちこち出かけたりするのは好きでない様子です。

私は思います。

お出かけが楽しい人は、そうすればいいし、家にいるのが好きな人はそうすればいいと。

私は、どちらも一長一短だと思います。

義母は、お出かけが好きなのはいいのですが、お出かけのときの服装にも凝りましたから、周りの人間(=家族)に経済的負担がかかりました。

でも、自分が好きなことを好きなようにするから、いつも朗らかでした。が、好きなようにさせてもらえないときは、そのとばっちりが家族(嫁いびりとか(笑)にきましたが・・・。

私は、おしゃれでないし、おいしいものは食べたいけれども、基本的に外食はしませんから、家族に経済的負担を強いることはないと思っています。

が、別にそれが正しいとも思っていません。おしゃれな義母には、私にはない華やぎがありましたから、それはそれで女性として美点であったと思います。

私は家にいさせてもらって、ご飯作り以外の時間を自由にさせてもらえたら、それだけで大満足です。

散歩も、気が向いたらしますが、しなければいけないと思ってすることは余りないです。

こんな生活は不健康と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、でも、誰でもしたいようにさせてもらえないとストレスが溜まると思います。

私の場合は散歩を強いられたり外出を強いられたりしたらストレスが溜まると思います。

外出を奨めてくださるような方は、たぶん外出の好きな方だと思うから、家にいることを強いられたらストレスが溜まると思います。

そういうことをいろいろ考えたとき、私は、基本的に、みな好きなようにしていればいいのでは、と思うのです。

きみちゃんさんが、私の昨日のブログ記事を読んで、親切でアドバイスくださったことはありがたく思いながら、私の考えを述べさせていただきました。

きみちゃんさん、ありがとうございました。

松江で買ったお菓子

2015年10月28日 17時51分10秒 | 旅行
先週のツアーのバスの中で注文して買った松江の風流堂製のお菓子をアップします。

↓「若草」と命名されたお菓子。見た目が綺麗で、柔らかい羊羹ふうの口当たりでした。


このお菓子以外にも、「山川」という小ぶりのお饅頭も買いましたが、買ってきた翌日に食べてしまったので、現物はありませんが、こちらも垢抜けた上品なお菓子でした。

金沢などを筆頭に、日本海に面した地域のお菓子のほうが、私どもの故郷、高知県のお菓子より上品な気がします。

雪に閉ざされる地域の人たちのほうが、することが丁寧というか、きめ細かさがあるのかもしれません。

  山川と名づけられたる饅頭を松江の町で受け取りにけり  biko

  若草といふ春の菓子あがなひし松江の町の秋の真昼間  biko

松江の町に、また行きたいなぁ。今度は松江城に上がってみたいです。

今回のツアーでは、出雲市で急須も買ったのでしたが、また今度アップします。

雨後の朝焼けの美しさ&コスモスの花

2015年10月28日 06時50分50秒 | 短歌
朝ゴミを出そうと外に出てみると雨後の朝焼けがきれいだったので、そのまま猪名川の河川敷まで歩いて北東の空を撮影した。

  朝ぼらけ雨後の朝焼け美しくひむがしの空に雲を浮かばす  biko

↓南東に目を転じると、雨雲だろう、まるで山が横たわっているかのように地上近くに横たわっている。

 
  地に近く横たふ雲のくろぐろとあれば山かと見まがふ未明  biko

早朝の静けさに包まれた川を静かに川水は流れている。

  音もなく水は流れて猪名川の水は繋がる大海原(おおうなばら)に  biko

↓目を足元に転じるとコスモスの花が。


  コスモスは秋の桜と書きまして桜のやうな花を咲かせる  biko

↓河川敷沿いの道をずっとコスモスの花が彩っている。

↑右側の壁は阪神高速小花インター。

  コスモスを咲かせて土手の散歩みち秋の服着た人ら行きかふ  biko

↓朝日が昇ってきた。


  約束のやうに朝日は昇りそめ地上の嘘が暴かれてゆく  biko

↓朝日が川水に映っている。


  川水が鏡になりて映りゐる朝日かがやく川のおもてに  biko

↓遠くに出かけなくても、近くに川が流れていて、自然に触れ合える幸せを思う。


  ゆつくりと海に流れてゆく水は動かぬわれの前を流れて  biko

↓日の出とともに池田の五月山もくっきりとその山容をあらわした。


  朝の陽に山の姿をあらはした池田の五月山の緑よ  biko