神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

建造物のくい打ちの「データ改竄常態化」だったとは、われわれはいったい何を信じればよいのか

2015年10月30日 11時45分32秒 | ニュース
いまyahooのニュースを見ると、「建造物のデータ改竄常態化」だったとある。

これは恐ろしいことだ。

国内にどれだけのマンション、ビルがあるか知らないが、今までは、その安全を信じていたからこそ巨大な建造物も安心して見ていられたし、住んでいられた。

その信頼が根底から覆されたら、いったい何を信じておればよいのか。

その理不尽に怒りを覚えるのは、今回の横浜のマンションの住民の皆さんだけでない。

日本全国のマンションの居住者は恐怖におののいているだろう。

マンションの居住者でなくても、たとえば、我が家には隣接してマンションが建っている。

そのマンションの基礎となる”くい”が固い地盤に届いていないとすれば、いつこちらに傾いてくるかわからないし、万一倒れてきたら、我が家は確実に押しつぶされる。

こんな心配をしないといけない人は、全国でいったいどれだけいるだろうか。

日本は、いま地震活動期だと聞く。

ただでさえ地震の破壊力を恐ろしく思っているのに、今後は、これに人工的な災害への恐怖心が加わる。

日本の国を誇りに思い、信頼してきたが、ここに至って震度5くらいの揺さぶりをかけられたような気持ちでいる。

杞憂が杞憂でなくなった。

むかし空が堕ちて来ないかと心配したという杞の国の人を私達は笑うことができない。