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神鳴り(アメジストネックレス)

難聴ゆえに家居の好きな主婦です。過去、心臓弁膜症、大腸がんの手術を受けました。趣味は短歌です

自宅近くの桜並木

2018年04月03日 18時16分53秒 | 近所
まだなんとか咲き残っていました。

遠くに行かなくても毎年この桜だけでも満足なのですが、

今年はじっとしていられなくて、
三江線の乗り鉄とか、神戸の次男の引っ越し先に行ったりしてしまいました。

さすがに疲れて、しばらく遠出はできません。

以前は歩きすぎると膝が痛くなるのが常でしたが、最近は腰が痛くなります。

今も痛くなって、一休みしているところです。

夕食の準備はして家を出たから、暗くなるまで近くを放浪します。

鬱を退散させるために・・・。

・夕暮れる前の猪名川沿いに咲く桜に今年も会ひてブログに

・飽きもせず年年歳歳さくら撮るわれは年年歳歳老いて



・高速のできて桜の背景に高速写るうつしゑも撮る

・猪名川に架かる阪神高速の橋をわれらはビッグハーブと



・見上ぐれば楽器のハーブと見紛へる橋の架かりて阪神高速



・猪名川の流れに沿ひて木部までを走る阪神高速高架



・さくら木の足もと春の花咲きて盛りなりけり母なき春も

お向かいの事情

2018年04月03日 04時37分07秒 | 近所
昨日の記事「親切な夫?」に、はちきんイジーさんからコメントをいただきました。

そこまで無料でするのは?ということでしたが、
確かにそうですが、
しかし、実は、お向かいの娘さんもちょっと訳ありでして、
そのことも考えないといけないのです。

彼女は、小学生のころ、
彼女のお父さんが鳥取県で事業を興すため一家で引っ越して、
いったん鳥取の小学校に転校したのです。

が、そこで壮絶な虐めに遭い、登校拒否を起こして、
お祖母さんの残って暮らしていた川西のお向かいに戻ってきて、
お祖母さんと一緒に暮らしていられたのです。

が、その後も、精神的に病んで、自殺未遂も二度ほど企てて、
救急車で運ばれたこともあるのです。

拒食症でもあったから、今でも折れそうなほど細い体です。
身長はありますけどね。

よくいえば、ファッションモデルみたいな体形です。

そんなでしたから、鳥取のご両親も心配されていました。

が、どういう巡り合わせか、その大手電鉄の重役の息子さんという方と知り合い、
結婚の運びとなったのです。

現在は他市で、お二人で小さな喫茶店をしていられます。

小さな喫茶店ですので、それほど儲かっているとは思えません。

子供さんがいないから、何とか生活できるかという程度の収入ではないかと。

喫茶店の土地、建物は、そのお婿さんの親のものだと聞いていますから、
家賃がいらないから、細々とでも続けられているのではないでしょうか。

これは私どもの想像ですが、ひょっとすると、その結婚された相手の方も、
この娘さんと同じ訳ありかもしれないと。

とても感じのよい、おぼっちゃん然とした人ですが、
そういう事情を抱えていて、お向かいの娘さんと意気投合したのではないかと。

お向かいの娘さんより年下のようにもお見受けします。

お向かいの鳥取に住んでいられるご両親は、
お向かいの家は、この娘さんにあげると言っておられます。

ご両親は、この娘さんのことを不憫に思っておられるのでしょうね。

だから、管理も、この娘さんがしないといけないのですが、
そういう状態だから、お金も潤沢ではなさそうなのです。

それで、夫は、無償でいろいろしてあげているのです。

無償といっても、鳥取のご両親から、梨が届いたり、柿が届いたりしますから、
それがお礼なのだと思います。

ご両親は、衣料関係のお仕事をしていられ、
一時は羽振りがよかったのですが、現在は、諸般の事情から
ほとんど儲けがないと言っていられます。

おそらく、外国から安い衣料が入ってくるからでしょう。

事業をやめないのは、地元の人たちに、
働く場がなくなるからやめないでと頼まれるからと。

そんなこんなで、お金はいただけない事情があるのです。

お向かいの娘さんも、そういう訳ありの人で、誰にでもは心を開かない人ですので、
ご近所のよしみというか、わが家の姑とお向かいのお婆さんが仲良しだったというよしみから
夫も多忙の中をいろいろしてあげているのです。

そういう意味では、私の夫も、なかなかいいところがあるのです。

夫は、博愛精神が旺盛なのです。

それで、私のような者と結婚した?

あ、それは、また違う事情かと。(笑)

主人いぬ家の桜が今年も満開・・・それじゃ行ってまいります

2018年03月29日 10時25分57秒 | 近所
なんという花が知らないけれど、裏塀の後ろ側にはこんな花が咲いている


遠回りをすれば、水仙の花もまだ咲き残っていて、まさに春爛漫!



それでは行ってまいります。



どこへ?



主いぬ家の庭に今年も咲く梅の花

2018年03月17日 15時17分15秒 | 近所
この家の主は数年前に亡くなられた。

お独り暮らしの女性だったから、あとは空き家のままだ。

が、表側にも裏側にも、様々な花木が植えられているから、
季節がくれば、その季節季節の花が咲く。

わたしは、実は、この梅の花には今年気づいた。

玄関が北側にあるお家なので、南側の庭に咲いていることを知らなかった。

偶然知ることになったので、今日は、この家の裏(南)側の溝の側から入らせていただいて撮影した。

この梅の木の横には桜の木も植わっているから、もうすぐ桜も咲き始めるだろう。

桜の木のほうは、北側からも少し見えるから、知っていた。

それにしても、主がいなくなっても、毎年こうして咲く花の健気さ。
この家の主だった方は、私が川西に引っ越してきてから、唯一おしゃべりする相手だったから、
亡くなられて寂しくなった。

でも、肺がんで、長患いせずに亡くなられたのは、ご本人には幸いだったと思う。

私も、長患いしないで、さっと逝けないものかと、しきりに思うこの春である。

*

さきほど、こ子さんという方からいただいたコメントへのコメント返しに書いたのだが、
夫が、私に突き付けた箇条書きは、
家の掃除その他が行き届いていないことへの警告であった。

主婦の私の至らなさであるが、しかし、私は、ごはんを作ると疲れてしまって・・・。

また冬の間は食堂にこもりっきりだったので、余計、その他の部屋はほったらかしになっていた。

責められて当然なのだろう。

夫にすれば、こうしてブログを書く間があったら、もっと徹底的に掃除せよと言いたいのだ。

*

・ブログなど綴らず掃除もつとせよ警告ありぬ同居人より

・掃除することが内助の功であるさう書かれたるメールが届く

・仕事してのちに出かける体力があれば私も掃除もするが

・骨休め兼ねて綴れるブログ記事こころの傷も癒しゐるなり

・掃除して洗濯をして飯作るだけで一日過ぎるも虚し

・文章を綴るつれづれ読みに来てくださる人もゐて生きがひに

・家居するわれにはブログ書くことも読ませてもらふことも命で

・難聴のわれがバリアを気にせずに言葉交わせるそれがブログで

・外に出て人と触れ合ふことできる人には理解できぬことらし

・おさんどんのみで生きるは辛すぎる体力足りぬ主婦のわたしに

・仕事好きなれば仕事は喜びであらむ私にブログがそれで

・稼ぐことのみが評価をされる世にあればブログは評価されざり

・金稼ぐことのできざる主婦なれど怒鳴られることは絶対にいや

・金なくば生きてはいけぬ此の世にて金かせげざる吾は死にたし

・怒鳴られるために生きてはをらざれば折々零すブログの記事に


主いぬ家の金木犀が今年も

2017年10月13日 11時37分47秒 | 近所
盛りを迎えています。

他の白椿の木とか山茶花の木は、枯れたり弱ったりというのに、この金木犀の木だけますます元気なのは何故?

またパソコンがつながらなくなっていて、ケイタイから投稿しています。

ですから、コメントいただいてもコメント返しが遅れますことをご了承ください。m(__)m

近くの空き地

2017年06月15日 09時02分54秒 | 近所
我が家は阪急の最寄り駅より徒歩4分ほどの交通至便の場所にある。

が、こんな便利な場所なのに、我が家の向かい側の家の裏側(南側)には広い空き地がある。

夫が子供のころは田んぼであったらしいのだが、10年ほど前にわれわれが引っ越して来たころは畑であった。

その畑も最近は利用されることなく、一部にお花が植えられているのみで空き地になっている。

普段は忘れているが、今朝は、その空き地の写真を撮ってきた。

なぜなら、この空き地にマンションが建つという噂を聞いたので、現在の姿を記録しておこうと思って。

上の写真もそうだが、この写真も、その咲いている花群である。


紫陽花やグラジオラスも咲いている。


ぐるっと回ると空き地の南端に小さな祠もある。

今まで拝ませてもらったこともなかったが、今朝は拝ませていただいてきた。

なんという神様だろうと目を凝らして見たが、「〇大明神」と書かれているのはわかるが、「〇」の部分が不明である。

カメラに収めたら読めるかもと写してみた。

どうも「龍」と書かれているような。

ここらあたりは龍に縁があるようで、氏神様の小戸神社も九頭龍を祭っている。

祠の横にはドクダミが生い茂っていた。


  都会にはいと珍しき空き地あり最寄り駅まで徒歩五分の地  biko

  デパートも徒歩圏にあるこの土地にマンション建つとふ噂のありぬ  biko

空き家になった家の木々がどんどん大きくなる

2017年06月11日 16時13分39秒 | 近所
二年前に亡くなられた一人暮らしだった人の家の木々がどんどん大きくなってくる。

生きていらしたときは毎年植木屋さんに手入れしてもらっていたが、亡くなってしまわれたから、現在は、それをしてくれる人がいない。

生前、「日本ライフ協会に申し込んであります」と言われていたが、その協会はつぶれてしまったようだ。

婿養子さんとは離婚されていた一人娘だった方なので、子供も親戚もいない。

ゆくゆくは国のものになるのだろうが、それまで誰が管理すればいいのだろう。

木が育ちすぎるのも困るが、それより困るのが、この杉の木の葉がおびただしく落ちることだ。



ゴミの日ごとに箒と塵取りをもっていって掃いているがおっつかない。

私がする必要もないが、仕事に行っている人達には言いにくいので、結局、家にいる私がすることになる。

別にそれは構わないのだが、私もこれから年を取るばかりなので、いつまでもできるわけではない。

そうなったとき、だれがどうしてくれるのだろう?

こういう問題は、日本全国いっぱいあるんだろうな。

  二年前空き家になりし家の木々年々太り家は古びる  biko

  太りたる木々の落ち葉は夥(おびただ)し道にはみ出すその枝枝ゆ  biko

  亡くなりし人も困りてゐるらむかこの世に残しし家と庭とに  biko

マーガレットが咲きました

2017年05月13日 19時04分18秒 | 近所
留守がちのお向かいの家の玄関前にプランタを置かせてもらって、花を植えている。

先月はピンクの八重咲のチューリップが咲いたが、現在はマーガレットが咲いている。

この家は、週に一度だけ阪急沿線に嫁いでおられる娘さんが帰宅される。娘さんといっても、もう50歳近い方だ。

この娘さん一家は山陰地方に会社を作って、そちらに大きな家を建てられているので、ほとんどこちらに来られることはない。

10年あまり前までは、この娘さんと娘さんのお祖母様が暮らしておられた。

お祖母さんは息子さん一家が山陰にひっこされてからも一人で暮らしておられたが、この娘さんが山陰地方の小学校でいじめに遭ってからは川西のこのお向かいの家に引き取られて二人暮らしされていた。

私の娘も、兵庫県の私立中・高校に通っていたので、この現在地で義母と一緒に暮らしていた。

お向かい同士、似た組み合わせだったので、お祖母さん同士は仲良しだった。

そんなこんなで、今でも両家はお付き合いがある。

一昨年は、家の中の不用品の始末をしてほしいと頼まれて、夫が片づけてあげた。

その際、ふすまや障子も夫が張り替えてあげた。

夫は実費だけいただいたが、その年の秋は、山陰地方から立派な柿やクリなど送っていただいた。

その余波として、私も玄関前にお花を植えたりしている。

嫁ぎ先から帰宅した娘さんに喜んでもらうという目的と、我が家からも眺められるので、自分のためにも。

娘さんは小学校時代にいじめに遭った後遺症か、拒食症ぎみで、病的なほど痩せていられる。

それでも、関西の私鉄の重役のお宅の息子さんとご縁があり、嫁がれたのはよかったと思う。

現在ご夫婦で喫茶店をしておられるが、その疲れをいやすために週一回こちらに帰ってこられるのだ。

わたしの植えた花で、すこしでも心をいやしてもらえたらとおもう。

  拒食症わずらふ人の細さかな笑わぬ女性(ひと)は花見て笑ふ  biko

  チューリップきれいですねと言ひくれし人の笑顔に笑顔を返す  biko

  チューリップ笑つたあとに笑ふのはマーガレットといふお花なり  biko

  鬱病を患ひし吾(あ)は他人事と思へぬ向かひの娘さんを  biko

年年歳歳花相似たり

2017年04月05日 17時59分34秒 | 近所
今日の午後は補聴器を購いに行こうと出かける前に試しに壊れた(はずの)補聴器を耳に着けてみた。

すると、なんと勝手に直っている。(驚き)

もう10年も使ったのだから、新しく買う覚悟をしていたのに・・・。

とりあえず、また使えるようになったから、大切に使わせていただこう。神様、ありがとう。

  壊れたと思ひし補聴器着けてみる壊れたはずが壊れてをらず  biko

で、補聴器店に行くのをやめて、近くの桜を見に行くことにした。

昨日gooブログから届いた昨年の昨日の記事は「家の近くの小戸神社の桜、猪名川べりの桜、池田市五月山の桜」だった。

その記事の写真を見ると、去年の昨日は桜が満開である。

で、今日は郵便局に用もあったので、桜の参道のある小戸神社の傍の小戸郵便局に出向いた。

が、残念ながら、今年はまだ七分咲きくらいだった。(上の写真)

今日が温かかったから、明日あたり満開になるかもしれない。

梅は咲き始めも風情があるものだが、桜は満開にならないと見応えがない。

で、道中の桜以外の花を撮影しながら歩いた。

↓これは草ですか?春は草も花を咲かせる。


これは水仙。清楚ですね。


小戸神社に近づきましたが、ここで右折れします。


雪柳


こちらの雪柳のほうが大きかった。


こちらの桜も満開ではないと思うけれども、大きいから立派ですね。


椿も咲き残っています。

椿って、春の木って書きますが、私には冬の木の印象が。

郵便局と道を隔てたこの家の桜は真っ白でしたが、満開のようでした。


これが小戸郵便局です。かわいいでしょ。(笑)

ひさしぶりに行くと、お金を振り込む機械が変わっていて、ちょっと手違いをしたのですが、郵便局の親切な局員さんが、向こうに電話してくださり、私の不手際のカバーをしてくださいました。局員さん、ありがとうございました。

  ATM少し操作が変化してをれば操作を間違ふわたし  biko

  親切に振込先に電話してくれたり小戸郵便局員  biko

          *
今日のタイトルにした「年年歳歳花相似たり」は唐代の詩人、劉(りゅう)希夷(きい)の詩だが、このあと、「歳歳年年人同じからず」と続く。


絹延橋を過ぎて火打を過ぎてバス通りまで

2017年01月20日 11時59分28秒 | 近所
絹延橋の横を通ってさらに、どんどん宝塚市方面に歩く。むこうに見える山は中山連山の東端だ。

大昔は中山連山と池田市五月山は繋がっていたらしいのだが、川西市の鼓が滝のあたりを切り開いて多田にあった池を流して川にしたらしいので、現在は一応切れていることになっているが、しかし、現代も鼓が滝のあたりは狭隘な谷になっていると何かで読んだ。

  西行の鼓が滝の歌生みし鼓が滝は今はあらざり  biko

(註)西行鼓が滝

今日の外出の主な目的は郵便局であったが、小戸(おおべ)郵便局には行きそびれたから、郵便局を探しながら歩いていたら、折りよく美園郵便局が見つかった。↓


  美園とふ郵便局を見つけたり小戸(おおべ)郵便局の代はりに  biko

郵便局の用事を済ませて、さらに西に向かおうとするのだが、実は、この川西能勢口駅北側は現在再開発の最中で通り抜けできない。

だから、かなり大回りして、バス通りである大通りまで来た。

↓中山連山の東端が近づいている。


↓これは、大通りまで来て、振り向いて通れなかった再開発地を撮影したものである。
(向こうに見える山は池田市五月山)

↓こちらの写真も、同様である。


この再開発が終われば、このあたりは、せせらぎの流れる公園のある美しい街になる予定である。

  せせらぎのある公園を含みつつこれだけ広く再開発を  biko

このあと、スーパーで買い物をして帰宅すると12時過ぎだった。

家を出たのは9時だったから、3時間以上歩いたことになる。

帰宅すると、夫が昼ごはんを待ちかねていたので、大急ぎで出したあと、どっと疲れが出た。

明日は寝込むかも。

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夜になって、いつも通り、gooブログから昨年の記事のお知らせが入ったが、何と昨年の今日も宝塚駅まで7キロも歩いたことが判明。理由は、今日と同じ、運動不足解消のため?

今日は最初そのつもりはなかったけれども、途中からそういう目的も加味されたことは確か。

小戸神社から我が家に流れてきている用水路の取水口~絹延橋

2017年01月20日 10時29分54秒 | 近所
小戸(おおべ)神社の初詣を済ませて、前から調べたいと思っていた小戸神社から我が家の裏まえ流れてきている用水路の取水口を探しに猪名川まできました。

上の写真が、その猪名川の取水口です。

↓取水口のある猪名川の向こう側は池田市の五月山です。


川原に下りました。

↓取水口の上は阪神高速池田線です。(黒く写っているところ)
←五月山
阪神高速池田線は、伊丹空港を過ぎると猪名川を越えて兵庫県川西市小花まできて、そこから、また猪名川を越えて池田市の木部が終点になります。

今度は振り向いて、取水口のこれ↓何というのでしょうか。取水調整するところですね。

大雨になったら、取水制限をするのでしょうね。

↓川原のここから猪名川べりの桜並木が見えます。春は綺麗ですよ~。^^


川原から上がって阪神高速池田線のビッグハープと呼ばれている橋と池田市五月山を写しました。↓

橋を吊っている鋼線がハープのように見えるから、そう呼ばれています。

  冬ざれの空にハープと呼ばれゐる橋と冬枯れしたる山とが  biko

↓猪名川沿いの(花の咲いていない)桜並木を北に向かって歩いています。


  咲く時期にあらねば桜なみきみち冬空を刺す枝ばかりなり  biko

↓花がないないと思いながら歩いていると、あら、足元には水仙の花が!


  上ばかり見て歩く吾(あ)の足元に水仙すんと咲きてをりたり  biko

絹延橋というところまで来ました。昔は猪名川のこのあたりで染色した絹織物を洗っていたのかもしれません。↓
(向こうの大きな橋は阪神高速道路です)

が、渡らないで、左折れして宝塚市向きに歩きますと能勢電鉄の絹延橋という駅の横を通ります。↓

阪急川西能勢口駅から一つ目の駅です。

昔は、川西能勢口駅も、こんなひなびた駅舎だったんですよ。^^

  高架する前の能勢口駅に似たこの能勢電の絹延橋駅  biko

氏神様の小戸(おおべ)神社に遅い初詣

2017年01月20日 10時11分19秒 | 近所
元旦に夫が氏神様の小戸(おおべ)神社まで行くと、すごい人出で参拝できなかったと言って帰ってきたので、私はお正月を外して行こうと思っていた。

が、ついつい今日まで行くことができなかった。

今日行ったのは、小戸神社の近くの郵便局に用ができたから。

ついでに行ったみたいだが、しかし、人がいなくて静かに参拝できたのはよかった。

上の写真は、旧国道からの神社入り口。

↓参道を通って小戸神社に向かっています。春になれば桜並木になる参道です。


 冬枯れの桜並木の参道を通りて神社に向かふ大寒  biko

 大寒の今日が桜の花の咲く季の魁(さきがけ)と思(も)ひつつ歩く  biko

小戸神社に着きました。先客が一人いました。


今日は拝殿も写させていただきました。


本殿の参拝が終わってから、末社のお稲荷様も参拝することにしました。


これがお稲荷様です。


あと、神社内にある兵庫県指定天然記念物の大楠木も拝んできました。


この大楠は根回り約12メートル、樹高約30メートルもあって推定樹齢500年だそうです。

上の写真は2枚連続で写したものをくっつけています。

  五百年生きこし楠の木境内にありて鎮もる小戸神社  biko

  川西の変はりてきたる有様を見てきし木なり大楠の木は biko

神社でいただいた「ご案内」を撮影。


このあと小戸郵便局に行く予定だったのでしたが、気が変わって、この小戸神社の前を流れている用水路の取水口を探しに猪名川まで行きました。

この用水路が我が家の裏側まで流れてきているので、前から探したいと思っていたのでした。

  神社より流れてきたる用水路ながれながれてわが家の裏を biko

  その水の取水口はも何処ならむ水さかのぼり探る猪名川 biko

(続く)

川西池田駅前のイルミネーションが

2017年01月08日 22時41分59秒 | 近所
幻想的で素敵だったと、5日に来られたブロ友さんがコメント欄で言ってくださったので、暗くなってから川西池田駅に行って撮影してきました。

上の写真はケイタイを南西に向けていますが、下の写真は南東に向けています。



これは北東向きに写しました。


これは北西向きです。


朝の記事で「しばらく休みます」と書きましたが、それじゃ向こうの思うツボになるので、てまりさんがコメントで励ましてくれたこともあるし、休むことはやめることにします。

ですから、下の記事は一日置いておきますが、その後引っ込めます。あしからず。

               *

と書いたところへ、

いま下の記事にハイジさんからコメントが入って、ハイジさんは休むことを勧めてくれたのですが、いったん写真だけアップして、考え直します。

ひさしぶりに小戸郵便局へ・・・かつての邸宅街は切り売りされて小ぶりな家が多くなった

2016年12月07日 17時20分18秒 | 近所
所属している短歌の結社誌代の支払いと「口と手で描く芸術家協会」への送金のため、ひさしぶりに小戸(おおべ)郵便局に出向いた。

我が家は、私が障碍者、孫も障碍者だが、それでも、手のない人たちが頑張って口で描いた絵には寄付をさせていただきたいと毎年2回送金させていただく。

我が家最寄りの郵便局がこの小戸郵便局ということになるのだが、近くはなく、我が家から最寄り駅の川西能勢口駅に行くよりも遠い。

が、郵便局に行く途中に小戸神社があるので、参拝させていただくことを楽しみに行く。上の写真↑

大昔は、ここらあたり一帯が神社の境内だったと思うが、現在は、駅に近いことが災いして、住宅が立て込んでいる。


それでも、かつてはお屋敷街で、私がお嫁に来た頃は、まだ大きな家ばかりだった。

阪神高速道路の延伸に伴って移築された川西市郷土館旧平賀邸も、昔は小戸にあったらしい。

↓小戸郵便局の前からは、池田市五月山がよく見える。

五月山は、春は桜、初夏には五月つつじ、秋になれば紅葉が楽しめる。

2、3年前までは、あの山の麓にある小林一三翁旧邸あたりまで散歩したものだったが、最近は、しんどくなってきた。

五月山に斜めに鋼線がかかっているが、あれは阪神高速道路新猪名川大橋・ビッグハープである。
 
大きなハープのように見えるから、こう呼ばれているのだ。

かつては、大きな邸宅の立ち並んでいた町も、最近は相続の関係であろうか、切り売りされて小住宅が多くなった。

が、中には、現在も、邸宅だった片鱗の残されているところもある。↓

端から端まで、長~い生垣になっている。

が、中を覗くと、土地の半分は駐車場になっている。

これだけの広さの邸宅を個人でも持つことは無理な時代になったのだろう。

下の写真は、端まで歩いて、逆の端から撮影したものだ。↓


  持ち主の代変わるたびだんだんと小さくなれる大邸宅よ  biko

  平賀邸かつて小戸(おおべ)にありしとふ小戸の昔思ひつつ歩く  biko

空き家になって一年半のご近所のお家

2016年11月17日 10時58分59秒 | 近所
昨年2月に亡くなられて、その後空き家になったままの家が近所にある。

生前、主の女性は、「日本ライフ協会に登録してあります」と言われていたのだが、夫によると、日本ライフ協会は破綻したのだそうだ。

それで、ずっとそのままになっている。

主の女性が生きておられる間は、毎年、秋になると植木屋さんが来て、表も裏も綺麗に手入れされていたのだったが、現在は、荒れ放題になっている。

この夏は、上の写真の右側に写っている山茶花の木が枯れかけて、その木に外来種の、刺されたら危険な虫が湧いて、市役所の人が「近寄ると危険」という張り紙を塀に張って帰られた。

たぶん、この家のお向かいの人が市役所に連絡したのだろう。

忙しい市役所の人が、わざわざこんな路地にまで来て調べることはないだろうから。

玄関横には白椿の木が植えられていて、そのそばに植えられてある赤椿の花と一対の妙を見せていたが、この夏の暑さで、白椿の木が枯れかけた。

「ああ、こんなことになるのだったら、夏の間、毎日バケツで水を運んで水遣りしてあげればよかった」と残念に思っていたのだったが、最近、また緑の葉っぱがちらほら復活してきている。↓

元気を取り戻して、また来春咲いてくれるといいのだが・・・。


というふうに、この家は全くの空き家だが、そのお隣は、大阪大学の教授をされていた立派な先生のお宅だったが、息子さんが三人もいるにも関わらず、誰も住まないため、やはり空き家になっている。

が、全くの空き家ではなく、週に一度くらい、息子さんのうちの一人か、その息子さん(教授だった方の孫)家族が来て泊まられている。

だから、家の前の溝掃除などもなさるが、今日写真に写した家は、全く誰も来ることがないから、溝などには草が生えたままだし、枯れ葉が溜まったりしている。

それで、今日がゴミの日だったから、ちりとりと箒を持っていって、溝の掃除をしてきた。

本当は、塀の中に溜まっている枯れ葉のお掃除もしてあげたいのだが、空き家とはいっても、家宅侵入になるかもしれないから、できない。

この家の主の女性は、肺がんの再発で入院することになったとき、「心配してもらうのがいやだから、親戚にも友達にも秘密にしている」と言われていた。

亡くなったあと、この方の従姉妹という方が一度来られたらしいのだが、以後、何も動きがない。

将来、どうなるのだろう?と思いながら、赤の他人の私達は眺めているしかない。

そうそう、我が家のお向かいも、嫁いだ娘さんが週に一度泊まりに来られるが、普段は留守家である。

持ち主は鳥取県で会社をしておられて、以前は時々帰ってこられていたが、最近は、「用事もないし、体もしんどくなってきたから、よう帰らない」といわれる。

娘さんは帰ってこられても、自分の部屋で読書するだけなので、夫が頼まれて、庭の草引きとか、お家の前の溝掃除をしてあげている。

昨年は、これも頼まれて家の中の不用品をゴミに出したり障子を張り替えてあげたりもしていた。お礼に鳥取の柿をいっぱい送ってきてくださったが・・・。

  八軒のうちの三軒空き家なり駅から五分の好立地なれど  biko