575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

3月句会「風船」結果発表!

2024年03月20日 | Weblog

2024年3月兼題「風船」

  1. 風船を手首に繋ぎ子爆睡 (須美)能登 佐保子 晴代 千香子 亜子
  2. 風船をつきつつふのつくことばをふたり (佐保子)郁子
  3. 燃えたぎる太陽に赤い風船 (泉)竹葉
  4. 紙風船吹き込む願い数えつつ (晴代)
  5. 頬ばかりふくらむ吾子の紙風船 (郁子)容子 麗子 能登 遅足 佐保子 晴代 亜子 泉
  6. 紙風船昭和の音がたたまれて (麗子)容子 竹葉 遅足 佐保子 郁子 亜子
  7. くすりやさん手品のように紙ふうせん (能登)千香子
  8. 風船の日に日に萎み色の濃き (容子)麗子 千香子 須美 泉
  9. さみしさを風船にのせ雲にのせ (亜子)竹葉 麗子 能登 遅足
  10. 指をさす風船涙の海に消ゆ (遅足)晴代
  11. ガザの子の記事の風船空へ吹く (千香子)須美
  12. 風船や点となりゆく青い空 (竹葉)容子 郁子 須美 泉

 

自由題

  1. 詰襟にひとひら着地牡丹雪 (竹葉)容子 麗子 遅足 須美
  2. 蟇穴を出てガウディの塔仰ぎ (亜子)容子 麗子 遅足 郁子 千香子
  3. 春愁を蹴散らす鍵盤ガーシュイン (容子)能登 佐保子 晴代 郁子 千香子 亜子 泉
  4. 我の膝に春陽届ける黒い猫 (郁子)能登 須美
  5. 春の昼鳩に餌やる異国人 (須美)竹葉
  6. 加賀土産うまし「はぶたえつぶあん子」(佐保子)麗子
  7. 春を呼ぶ立華の勇姿男組 (泉)
  8. 春遠出三日すぎての足疲れ (晴代)郁子 泉
  9. 風光る前掛け新た地蔵様 (千香子)竹葉 能登 佐保子 晴代 
  10. 下萌や平城宮の都跡 (麗子)竹葉 遅足 佐保子 晴代 千香子 亜子 泉
  11. 白木蓮青空で映え地で腐ちる (能登)容子 須美 亜子

 

トップ賞は 

  兼題 郁子 

  自由題  容子さん 麗子さん  

  おめでとうございます 

 

コメント
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