575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

先駆けか金木犀に回り道  結宇

2018年11月07日 | Weblog

先駆け、には2つの意味があると辞書にあります。

①全体の先頭に立ち、敵陣に攻めこむこと。

この辺りでは一番最初に咲くという金木犀。
今年も一番に咲いているだろうか?
ちょっと遠回りになるけれども、立ち寄ってみよう。

②他より先んじて物事の起こること。先んずること。 「春の-」

金木犀そのものが何かの先駆けである、という意味になります。
秋の先駆けとして読めば。
散歩中、金木犀の香が。ふと早い秋を感じて回り道を・・・

微妙にニュアンスが違いますが、
②の方が「回り道」の意味に味がでて、面白いかな?(遅足)

  先駆けの子供が出たり春の山  日原傳

コメント
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