句会では「背伸び」という言い方がよい、との声。
開花待つ、で一旦切れます。
庭に背伸びの椿かな、と「椿」に「かな」という切れ字。
作者の感動は背伸びをするような椿の姿に。
読みは、私は椿の開花を待っている。
庭には背伸びをするように春をまっている椿。その椿よ。
と、いう感じになるのでしょうか。
「背伸び」が椿と作者の両方にかかっているようです。
さりげない技巧が光っています。(遅足)
応答の一日一句
春光や巨船と競ふポンポン船 孝
春光や傷癒えし鳥放たれて 亜子
開花待つ、で一旦切れます。
庭に背伸びの椿かな、と「椿」に「かな」という切れ字。
作者の感動は背伸びをするような椿の姿に。
読みは、私は椿の開花を待っている。
庭には背伸びをするように春をまっている椿。その椿よ。
と、いう感じになるのでしょうか。
「背伸び」が椿と作者の両方にかかっているようです。
さりげない技巧が光っています。(遅足)
応答の一日一句
春光や巨船と競ふポンポン船 孝
春光や傷癒えし鳥放たれて 亜子