
◆財団法人風俗博物館の蔵品のなかに「公事屏風」と箱題された六曲屏風一双がある。絵絹を用い、軟錦で縁取りし、一扇ごとに一場面の宮廷行事を繊細に描いている。
款記はないが御所周辺の画師の手になるとみられ、作期には江戸後期が想定される。右双の右端から
「正月・子の日の小松引」
「二月・列見」
「三月・曲水流觴」
「四月・孟旬」
「五月・献菖蒲」
「六月・大祓」
風俗博物館
款記はないが御所周辺の画師の手になるとみられ、作期には江戸後期が想定される。右双の右端から
「正月・子の日の小松引」
「二月・列見」
「三月・曲水流觴」
「四月・孟旬」
「五月・献菖蒲」
「六月・大祓」
風俗博物館