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Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

慈恩寺・金剛院(2011年10月1日参拝)

2011-10-18 | 関西花の寺
松尾寺参拝したならば一緒に参拝していただきたいのが、
三重塔と仏像が素晴らしい金剛院。

決して損はさせません。


所在地:京都府舞鶴市鹿原595
宗派:真言宗東寺派
御本尊:波切不動明王
創建年:伝・天長6年(829年)
開基:伝・高岳親王
正式名:鹿原山 慈恩寺 金剛院
札所:関西花の寺二十五霊場3番


【寺暦】
平城天皇の第三皇子である高丘親王(後に眞如法親王)が世の無常を感じて
仏門に入り後に高野山にて弘法大師の十代弟子一人として名を広めた。
諸国行脚でこの地の幽景に「これぞ密教相応の地なり」と
高野山から弁財天を勧請し、大日堂、薬師堂、地蔵堂などを建立。

親王が白鹿の導きによりこの地を尋ねられたことにちなんで、
天長6年(829年)に「鹿原山金剛院」と号し開山。


【山門】


とても簡素な山門ですね。






境内の小さなお堂の前には可愛らしいお花が咲いていました。


【水かけ地蔵】



【三重塔】








重要文化財。
現在の三重塔は室町時代の再建。


高岳真如(親王)を供養する目的で建てられたそうですが、
本当に素晴らしいですね~。

惚れ惚れする塔です。

まさに舞鶴が誇る文化財と言えるんじゃないでしょうか。


紅葉の時期は更に素晴らしい景色です。
まさに絶景ですので是非行っていただきたいですね。

京都市内の大混雑の中で紅葉を見るより金剛院がお薦めです。
ただ、遠いのが難点ですけど。


【本堂】


この石段が結構しんどいです。






渋い。
実に渋すぎます。




本堂から石段を見るとこれまたいい眺めです。
細かい彫り物も見事です。

御本尊波切不動明王は秘仏ですが、
毎年2月3日の節分会の法要の間だけご開帳されます。


【弁財天堂】



【鐘楼】



【千年榧】


舞鶴市指定天然記念物・京都の自然2000選。


【宝物館】
拝観料500円が必要ですが仏像好きにはたまりませんよ~。
(予約不要でした。)

鎌倉時代の仏師快慶作である深沙大将と執金剛神(重要文化財)、
阿弥陀如来座像、金剛力士像、多聞天立像、増長天立像などの
重要文化財が安置されています。

そのどれもが本当に素晴らしい仏像ですが、
快慶作の深沙大将と執金剛神は筆舌に尽くし難い。

これが本当に木で造られたのかと思うほど、
その肉体美はまるでミケランジェロの石像のようです。


【御朱印】





慈恩寺・金剛院(2011年10月1日参拝)

2011-10-18 | 関西花の寺
松尾寺参拝したならば一緒に参拝していただきたいのが、
三重塔と仏像が素晴らしい金剛院。

決して損はさせません。


所在地:京都府舞鶴市鹿原595
宗派:真言宗東寺派
御本尊:波切不動明王
創建年:伝・天長6年(829年)
開基:伝・高岳親王
正式名:鹿原山 慈恩寺 金剛院
札所:関西花の寺二十五霊場3番


【寺暦】
平城天皇の第三皇子である高丘親王(後に眞如法親王)が世の無常を感じて
仏門に入り後に高野山にて弘法大師の十代弟子一人として名を広めた。
諸国行脚でこの地の幽景に「これぞ密教相応の地なり」と
高野山から弁財天を勧請し、大日堂、薬師堂、地蔵堂などを建立。

親王が白鹿の導きによりこの地を尋ねられたことにちなんで、
天長6年(829年)に「鹿原山金剛院」と号し開山。


【山門】


とても簡素な山門ですね。






境内の小さなお堂の前には可愛らしいお花が咲いていました。


【水かけ地蔵】



【三重塔】








重要文化財。
現在の三重塔は室町時代の再建。


高岳真如(親王)を供養する目的で建てられたそうですが、
本当に素晴らしいですね~。

惚れ惚れする塔です。

まさに舞鶴が誇る文化財と言えるんじゃないでしょうか。


紅葉の時期は更に素晴らしい景色です。
まさに絶景ですので是非行っていただきたいですね。

京都市内の大混雑の中で紅葉を見るより金剛院がお薦めです。
ただ、遠いのが難点ですけど。


【本堂】


この石段が結構しんどいです。






渋い。
実に渋すぎます。




本堂から石段を見るとこれまたいい眺めです。
細かい彫り物も見事です。

御本尊波切不動明王は秘仏ですが、
毎年2月3日の節分会の法要の間だけご開帳されます。


【弁財天堂】



【鐘楼】



【千年榧】


舞鶴市指定天然記念物・京都の自然2000選。


【宝物館】
拝観料500円が必要ですが仏像好きにはたまりませんよ~。
(予約不要でした。)

鎌倉時代の仏師快慶作である深沙大将と執金剛神(重要文化財)、
阿弥陀如来座像、金剛力士像、多聞天立像、増長天立像などの
重要文化財が安置されています。

そのどれもが本当に素晴らしい仏像ですが、
快慶作の深沙大将と執金剛神は筆舌に尽くし難い。

これが本当に木で造られたのかと思うほど、
その肉体美はまるでミケランジェロの石像のようです。


【御朱印】





石光寺(2011年4月10日参拝)

2011-04-20 | 関西花の寺
この寺の草創は約1300年前、天智天皇(668~671在位)の勅願で建てられ、
役小角(えんのおづぬ)の開山と伝えられる。
境内に奈良時代前期といわれる塔の大心礎があり、
平成3年には弥勒堂改築に伴う発掘調査の結果、
日本最古の白鳳時代の石仏(当時の本尊)と他に瓦や仏せん(せんぶつ)が出土。

別名「染寺(そめでら)」とも呼ばれ中将姫ゆかりの「染の井」と「糸掛桜」がある。
右大臣藤原豊成(704~765)の娘、中将姫は美貌で知られたが、
17歳で出家、当麻寺にこもるうち霊感を得て蓮の茎を集め糸を採り出した。
そして石光寺の庭に井戸を掘り、糸を浸したところ五色に染まった。
それが染の井で傍らの桜の枝にかけたのが糸掛け桜。
中将姫はその蓮糸で一夜のうちに当麻曼茶羅を織りあげたという伝説がある。
(石光寺HPより)


【山門】




【境内】






こちらのお寺はぼたんが有名です。
私はぼたんよりも桜の方が圧倒的に好きですね。


【阿弥陀堂】




とても優しい表情をされている阿弥陀如来坐像が祀られていました。


【弥勒堂】




残念ながら弥勒如来座像は見れませんでした。


【弥勒石仏】




日本最古の石仏。
なんか無残なお姿で残念ですね。


【御朱印】



石光寺参拝後、
近くに高雄寺というお寺があるようなんで歩いて行きました。












あるのはこれだけで当然ながら無人でした。
猫はいましたけど。(笑)


廃寺のようでそれでいてまだ鐘楼は手入れされてるようで、
よく分からんお寺でした。

とりあえず折角なんで鐘を撞きましたが、
これが予想外でかなり良い音が響きました。
余韻がこれまたいいんですよね。

今まで撞いてきた鐘の中で一番良かったと思います。
妙心寺で聞いた国宝の鐘よりも。

正直、ここに来た時は失敗したなぁと思ったが、
この鐘の音色を聞けたので来て良かった。