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ふろむ播州山麓

旧住居の京都山麓から、新居の播州山麓に、ブログ名を変更しました。タイトルだけはたびたび変化しています……

津波の歴史 25 「福島第1原発 津波の高さ」

2011-07-10 | Weblog
 3月11日に東北地方太平洋沿岸各地を襲った津波の高さを、かつてこの連載で記しました。連載「津波の歴史23」です。
 そして疑問に思ったのが、福島第1の津波高です。各地の高さをみると、福島県沿岸の津波は、10mまでではないか? この疑いが消えませんでした。
 そして、やっと公式の解析結果が発表されました。ただこの数値の調査には、地質学や津波の専門家が実地で当たったのでしょうか? まだ納得が行きませんが、これ以上に調べるとしたら、海底地形などからコンピュータでシミュレーションするしかないようです。わたしには不可能です。この疑問は、取りあえずの決着にせざるを得ません。以下「アサヒ・コム」7月8日付。

 見出し「津波、高さ13メートルで福島第一に到達 東電が解析」
 東京電力は8日、東日本大震災の津波が福島第一原発に到達した時の高さは、海岸の検潮所で13メートルだったとする解析結果を公表した。海岸で想定していた高さ5.7メートルは過小評価だったことが改めて裏付けられた。これまで、海岸での高さについてはっきりした評価はなかった。
 津波は水深が浅くなると高くなり、地上では駆け上がる性質がある。検潮所での数値は津波の高さをみる基準になるが、機器が損傷したため、広域の調査や観測記録をもとに計算で求めた。5.2メートルを想定していた福島第二原発の検潮所での高さは9メートルと解析。第一原発のほうが高くなったのは、様々な方角から到達した津波のピークが重なり合ったためと推定した。
 敷地沖の水深150メートルの地点では第一原発が高さ7メートル程度、第二原発が5メートル程度だったと推定。第一原発では沖合ですでに想定を超えていた。

 ※「読売オンライン」「MSN産経ニュース」「毎日 jp」などは次のように報じた。東電8日発表によると、福島第1原発の津波の高さは 13.1mであった。
<2011年7月10日>
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