中爺通信

酒と音楽をこよなく愛します。

ヴァイオリン・スペシャル

2022-11-29 19:22:00 | 山形交響楽団
 今週の山響は…

 …3回の演奏会。ありがたいことですが、フル回転の秋が続いています。

 まずは明日の「スペシャル・コンサート」。古澤巌さんの指揮と演奏で、ヴァイオリンの魅力をたっぷりと味わっていただくコンサートです。

 言うなれば、コンサート全てがヴァイオリン協奏曲。

 今日がリハーサルでしたが、ヴァイオリン協奏曲から小品まで、よくこんなに弾き続けられるものだと、感心するばかりです。

 休憩時間も、ほとんどヴァイオリンを手放さない。さっさと楽器を片付けてタバコを吸いに行く私などとは、だいぶ違いますね。

 15年以上前にも山響に来ましたましたが、その時よりも「巨匠感」が増したような気がします。

 良いコンサートになるよう頑張ります。
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大江町スクールコンサート

2022-11-28 23:33:24 | 山形弦楽四重奏団
 忙しい秋。今日は貴重な山響の休み。

 …本来なら朝から晩まで寝るとか、昼間から蕎麦屋で呑むとか、スペシャルな過ごし方をしたいところではありますが、そうもいかず山形Q。

 山形Qで大江町での音楽鑑賞教室。今年はオーボエの柴田氏をゲストとして連れてゆき、モーツァルトの五重奏などを中心に、本郷東小学校の体育館で演奏してきました。

 大江町は、山形Qヴィオラの倉田氏のお膝元なので、毎年のようにオファーを頂きますが、この時期に限られている。ありがたいことではあるのですが、この時期の大江町は山形市よりはるかに寒い。例年、雪がびっしりと積もった中での公演になります。

 しかし!今年は今のところ、とても暖かい山形。

 体育館にも暖かい陽射しが降りそそぐなど、例年では考えられない好環境で演奏できました。

 大江町の公演の日は「今日はヤバい」とばかりに、黒服の下、見えないところに着込みまくって臨むわけですが、その装備では暑いぐらいでした。

 毎年思うことですが、大江町の子どもたちは本当に素晴らしい。モーツァルトのオーボエ五重奏など、本格的な曲を聴いてもらいますが、小学一年生を含めて、みんな、静かに聴いてくれます。

 子供が良いのは、先生方や、その地域の大人たちが良いからです。

 気持ちの良いコンサートになりました。敬意を込めて、感謝しております。ありがとうございました!
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秋の名曲コンサート

2022-11-26 22:41:00 | 山形交響楽団
 ありがたいことではありますが、休む間もない秋が続いています。

 今週末の山響は、明日の「企業局コンサート」。やまぎん県民ホールでの名曲コンサートです。クラシックの名曲はもちろん、「007」などの映画音楽などまで。

 「モルダウ」や「未完成」などは、定期演奏会でもスクールコンサートでも、逆に取り上げられることが少ない。

 クラシック初心者の方だけでなく、多くの人に楽しんでもらう良い機会だと思います。

 15時開演。良いコンサートになるよう頑張ります。
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祝開通

2022-11-24 20:35:00 | 旅の空
 昨日は山響の酒田公演。山形トヨペットのコンサートです。同じプログラムで来月には山形市でも開催されます。

 ところで、酒田といえば高速道路の無い昔は片道3時間以上かかりましたから、泊まりがけで行ったものです。遠い道のりでした。新庄を経由して最上川に沿って山間の道をひたすら走る。県内ですがもはや旅行なので、日本海の美味しい海の幸などを堪能できました。

 それが、高速道路ができて、片道2時間弱になりました。月山を越える道が整備されて、直線距離に近い感じで高速道路ができたので、もはや庄内に宿泊することはなくなりました。

 そしてさらに、先日、新庄を経由する昔のルートにも高速道路が開通して、山を越えなくても酒田まで2時間で行けるようになりました。

 ということで、新しい高速道路を通って酒田まで行きましたが、確かに早い。しかし、いつもの国道を通らないので、どこを走っているかわからなくなる。一般道に下りると「もうこんなところまで来てる!」と。感覚が狂わされます。

  昔の団員が「山形新幹線がなかった頃は…」みたいな話をするのよくを聞かされたものです。そんなことを言われても、「江戸時代は飛脚が…」と聞いて「ふーん」と思うのと同じ感慨しか湧かない。

 このようにして、世界はせまくなっていくのです。

 実感した時には「前時代の人」となる。

 一度、鈍行電車にでも乗って、ゆっくり庄内に泊まりに行ってみたいと思うようになりました。…これが、歳を経るということですね。
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始郎(純米吟醸)

2022-11-22 21:28:00 | お酒の話(県外)
 先日、親しくしている方から「酒蔵めぐり」をしませんかというお誘いを受けました。

 これだけ日本酒好きなので、興味が無いわけはありませんが、自分には向いていない。遠くまで行って、おちょこに一杯ぐらい飲んでも、私にはその酒の良さはわからないと思うのです。やはり、一升瓶を買って、じっくり(たっぷり)飲まないとダメなのです。

 「利き酒」の試験を受けてみようかと思ったこともありますが「口に含んで飲み込まずに出す」というのを聞いてやめました。酒は、気兼ねなくゴクゴク飲んでこそ楽しいので。

 「酒蔵めぐり」は自宅ですることにします。

 ということで、今回は珍しく、静岡は島田の銘酒「始郎」。

 こういう、杜氏の名前をそのままラベルにした酒は、蔵の気合いが入っているので、飲んでみる価値があると思っています。

 静岡は、居酒屋業界の「日本酒名産地ランキング」では、山形・新潟に次ぐ第3位に位置しているという話も聞くので、なかなか侮れません。

 さて「始郎」。香りが特徴的です。良い日本酒の吟醸香は果物に喩えられることが多いものですが、これは違う。

 ちょっとスモーキーで、ビターチョコレートのような感じ。

 しかし、これが不思議と味の濃いものによく合うのです。…静岡だったら、おでんでしょうね。煮詰まったような濃いめで青のりのかかったやつ。ずいぶん前に演奏旅行で立ち寄りましたが、その時の黒はんぺんが懐かしくなりました。

 少なくとも、リモートで映像を見るよりずっと、当地の空気感を味わえます。

 以上、酒蔵めぐりを堪能しました。
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県民ホールの客席にて

2022-11-21 21:31:00 | 家族の思い出
 山響の定期演奏会が終わりました。

 実は昨日の公演の時、同じ時間に、隣のやまぎん県民ホールでは娘のバレエの公演でした。観に行けなかったのは残念でしたが、それぞれのステージで頑張るというのも親子のあり方として悪くないかなと。

 その代わり、前日のステージリハーサルを観に行きました。

 山響のゲネプロと本番の合間に隣の県民ホールへ。通し稽古に間に合いました。関係者以外立ち入り禁止の楽屋口から「父兄です」と客席へ。

「どうぞ、そこを曲がって歩いて行くと客先につながるドアがありますので…」
 …よく知っているので大丈夫です。

 勝手知ったる県民ホールですが、考えてみれば客席に座るのは初めてのことです。このホールができた時にはすでに「コロナ時代」が始まっていたので、私たち出演者もリハーサル時など客席への立ち入りができなくなっていました。

 イスに座ってみると確かに、広いし座り心地が良い。…今さらながら、良いホールができましたね。

 演目は「ドンキホーテ」から抜粋。ステージの天井が高いので、セットも映えますね。

 こんなホールでじっくりとオペラなど観てみたいものです。


 ということで以上、来月からの「やまがたオペラフェスティバル」の宣伝でした。まだまだステージ側で頑張ります。
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ブラ2

2022-11-18 22:06:00 | 音楽
 メインのブラームス「ピアノ協奏曲第2番」は名曲ですが、めったに演奏されない。私も、山響に入団してから初めてです。

 理由はたぶん、ピアノが難しいから。ピアニストの皆さんが嫌がるらしい。そして曲の長さ。4楽章まである大曲なので、コンサートのメインプログラムにするしかない。この曲の後にシンフォニーでは、お客さん的にも厳しい。ということで、プログラミングしにくいのです。

 しかし、私はこの曲を演奏するのは2回目です。アマチュア時代に、自分のオーケストラで演奏したことがあるのです。

 ソリストは伊藤恵さん。突き詰めたプログラムを演奏するオケだったので、ゲストも妥協せずに、一流を呼びました。

 今考えると、本当に贅沢だったと思います。3楽章にチェロの長いソロがあります。この楽章は、チェロとピアノのデュエットをオーケストラが支えると言ってもいい。こういう時間を共有する体験は貴重なものです。それを弾いたメンバーとは今も仲良くしています。

 今回のソリスト、藤田真央さんはさすがの一言。天才肌ですね。私服で喫煙所で会うと、その辺の、ちょっと変なお兄さんにしか見えない。まさか、一流のピアニストだと気づく人はいないと思います。

 しかしもちろん、ピアノを前にすると、出てくる音が本当にすごい。…チケットを入手できた人は幸運です。ぜひ楽しみに来ていただきたいと思います。

 良いコンサートになるよう頑張ります。
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協奏曲の夕べ

2022-11-16 22:27:00 | 山形交響楽団
 今週の山響は土日の定期演奏会。今回はピアノの藤田真央さんをソリストに迎えてブラームス「協奏曲2番」をメインに、山響の管楽器首席陣がソリストを務めるマルタンの協奏曲、そして弦楽器でのヘンデル「合奏協奏曲」。指揮は常任の阪哲朗氏です。

 今日からリハーサルが始まりました。ソロを務める団員が多いと、いつもよりも張り切った緊張感がある。しかしその一方で、編成の大きな曲順にリハーサルをするので、どんどん人が帰ってゆきます。ブラームスが最大で、マルタンで半数の管楽器が帰り、ヘンデルで残るのは弦楽器の半数ほど。

 ハイドンの「告別」のような状態になる。…まあ、日常的なことでもあります。結局、最後まで帰らずに全てを受け持つのが、弦楽器奏者の宿命なのでございます。

 愚痴はともかく、今回は藤田真央さんの効果か、ずいぶん前からチケットはすでに完売。

 ブラームスの合わせは明日からですが、私たちも楽しみです。

 よい演奏会になるように頑張ります。
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山本「ターコイズ・ブルー」

2022-11-15 20:58:00 | お酒の話(県外)
 良い仕事をした後は、良い酒を飲まないといけません。それがモチベーションになるのです。

 …何か芸をやった後に「おーよしよし」と、ムツゴロウさんに餌を与えられる動物のようでもありますが、人間もそんなものです。

 ということで、秋田の銘酒「山本」の季節物で「ターコイズ・ブルー」。

 「山本」は、目にすると絶対に買ってしまう。個人的には秋田の酒で一番旨いと思います。

 秋田の北部、白神山地の水で醸された酒は、その透明度で山形の酒に劣ることはありません。

 この「ターコイズ」も、爽やかで華やかな香りがありつつ、さすがは「山本」。喉越しの爽快感、スッキリとした切れ味は、すぐにもう一口飲まずにはいられないものがあります。柑橘系のような酸味が、新酒のようなフレッシュ感を出しています。

 こういう爽やかな酒を飲むと、気持ちがリセットされるような感覚があります。

 気持ち良く酔って全てを忘れ、翌朝、爽快に目覚めてフレッシュになれる感じ。

 …最近、飲むとリアルにいろいろなことを覚えていないので怖くなりますが、これも「浄化作用」。明日も、まっさらな気持ちで張り切っていこうと思わせられる酒です。

 忙しい中での清涼感を堪能しました。
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庄内公演

2022-11-14 21:49:00 | 山形弦楽四重奏団
 鶴岡アートフォーラムにおいての山形Qの演奏会が、昨日、終わりました。

 合唱団のステージの後での「第二部」を受け持ちましたが、いかがだったでしょうか。

 我々としては、久しぶりにお招きいただいたステージで、ハイドンの弦楽四重奏の名曲である「鳥」「五度」をあらためて演奏できたのが嬉しい。

 コンサートを企画・運営するのがいかに大変であるかということもよくわかっているので、こういう機会は本当にありがたいのです。手間もかかります。お金もかかります。びっくりするほど苦労の多いものなのです。

 それを無しに、出演だけするのは「いいとこ取り」でしかない。「今日は遠くから来ていただいてありがとうございました」と丁寧なお言葉を頂戴した上に、お土産(良さそうなワインでした)までいただいて、申し訳ないぐらいです。

 主催者はじめ、運営の皆様に感謝しつつ、また呼んでいただきたいと願うのでした。

 さて、今日は山響で酒田でのスクールコンサート。なので本当ならば、昨日の鶴岡に宿泊して海の幸と地酒(日頃から飲んでますが)などを堪能してのんびりしたいところではありましたが、多忙な秋。ゲストの新人ヴァイオリニストの豊田さんの送り迎えもあるので、叶いませんでしたが、今度あらためて自費でも泊まりに行きたいと思います。
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第二の人生

2022-11-12 22:09:00 | 山形弦楽四重奏団
 芸術の秋。最近は晴天で日中の気温が高いので、本当に良い季節です。これだけ気持ちの良い天気だと、本当は楽器など弾くよりも、どこか行楽に出かけたい。

 …いやいや、そんなことを言っていてはいけません。芸術の秋は、お客さんたちのものです。私たちは、秋の虫が気ぜわしく鳴くように、ここぞとばかりに演奏しましょう。

 ということで、山響が休みの明日は、鶴岡で山形Qのコンサート。

 だいぶ前に2度ほどお招きいただいた、プライベートのサロンコンサート。コロナが落ち着いたということで、久しぶりのお声がけです。

 今回は山響新人の豊田泰子さんをゲストの1stヴァイオリンに招いて、弦楽四重奏。ハイドンの名曲「鳥」「五度」を中心に聴いていただきます。

 …私としては、どちらも山形Qで何度も演奏した曲ですが、2ndを弾くのは初めて。新鮮で楽しいものです。

 これがどんな気分なのか、というのは説明が難しい。演劇で違う役をやる感じ。ストーリーは知っているし、セリフもほとんど覚えてはいますが、視点が変わる。…わからないと思いますが、本当に面白い経験なのです。よく知っているこの世界で、違う人生を生き直すような、と言うと大袈裟ですが、ヴァイオリン奏者の特権ですね。

 今回もリハーサルですでに、ハイドンの名曲の良さが、あらためてわかりました。

 …いやあ、弦楽四重奏って本当に良いものですね(水野晴郎)。

 明日は良いコンサートになるよう、頑張ります。
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社会貢献

2022-11-10 21:44:00 | 山形交響楽団
 秋が深まっています。忙しさも深まってきました。

 今週ふたつめの山響演奏会は、明日の新潟、新発田公演。新発田ガスの主催コンサートです。

 新潟出身の、歌やピアノのソリストが、「フィガロの結婚」のアリアやベートーヴェンの協奏曲を演奏します。

 企業の社会貢献として、これほど素晴らしいことはないと思います。地元の才能ある若者を世に出す手助けをする。

 こういうお金のつかい方があってこそ、文化は育ちます。そうすると、人も地域も本当の意味で豊かになる。

 世の中の「偉い人」みんなが見倣って欲しいものです。

 業績が良い会社の社長さん、宇宙旅行を計画する前に、ぜひ芸術に出資しましょう。
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根性焼き

2022-11-07 22:22:00 | 危機管理
 「おくのほそ道」で、芭蕉が旅に出る前に、脚にお灸をする描写がありますよね。私はあの場面が好きです。

 整体でやられているからわかりますが、お灸は熱い。というか痛い。普通にやけどですから。それを「これから旅にでるぞ!」という気合いを込めて、自分の脚にやる。…男らしい(というのは今の時代では問題があるのかも知れませんが江戸時代なので勘弁)覚悟というか、決意のほどが感じられる。「水ごり」とか「闘魂注入」みたいなものですね。

 ところで、少し前から、左手の小指が痛い。まあ、酷使していますから経年劣化でしょう。朝起きた時には、曲げると「引っかかる」感じもある。

 諦めていたのですが、整体の先生にそれを言ったら、手のひらに二ヶ所、お灸をされました。

 熱い熱い。言わなきゃよかったと思いましたが後の祭り。普通に「焦げあと」がつきました。

 …しかし、心なしかその後、楽器を弾いた時に、前よりも痛みを感じなくなったような気がする。朝の「引っかかり」も軽減されました。

 気のせいもあるかとは思います。それでも、そもそも東洋医学は「気」を扱っているので、「気」の流れが良くして、体の不調を治す。馬鹿にできない部分もあります。

 自宅でも「せんねん灸」で焼くようになりました。

 …芭蕉を見習って、まだまだ頑張らないと。
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オープニング

2022-11-06 22:09:00 | 山形交響楽団
 買い物をしようと山形駅ビルに行ったら、駅のコンコースに「やまがたオペラ・フェスティバル」の横断幕がありました。

 …そうだった。来月から毎月、山響のオペラ公演があるのです。その宣伝ですね。

 それにしても、こういう場所で積極的に宣伝してもらえるようになったのは嬉しいことです。新しい県民ホールができたこともあるでしょうし、なによりも県民の皆様が応援してくれているおかげだと思います。そのおかげで昔、「こうなれば良いのに」と思ったことが少しずつ形になってきている気がします。

 ということで、今週の山響はまず、火曜日の「オペラフェスティバル・オープニングコンサート」。来月からの「フェスティバル」に先駆けて、オペラの世界を身近に感じてもらうために、有名オペラのアリアなどをまとめた演奏会です。

 12月の「セヴィリアの理髪師」、1月の「フィガロの結婚」の中の曲はもちろん、「魔笛」「カルメン」「椿姫」なども取り揃えた、盛りだくさんの演目。

 …もはや「ジュークボックス」になったような勢いで、たくさん演奏します。

 曲が多過ぎて、私も全ての演目をわかっていないほどですが、良いコンサートになるよう頑張ります。
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速度注意

2022-11-05 23:12:00 | 山形
 昨日は酒田でのスクールコンサート。

 2時間ほどかけて、月山を越えて向かいます。

 月山道は今、紅葉の真っ盛り。急に気温が下がったせいでしょうか。今年の紅葉は綺麗です。窓の外に見える山が真っ赤です。よそ見して車線からはみ出そうになります。これほど綺麗なのは久しぶりではないでしょうか。

 庄内に入ると、とっくに刈り入れの終わった田んぼに白鳥の群れがいて、これもこの季節らしい。

 学校の体育館もだいぶ冷えて、ヒーターの温かさが心地よい。この間までの、うんざりするような暑さが跡形もないのが不思議です。

 「芸術の秋」真っ只中ではありますが、季節は確実に冬に近づいています。

 …こんなふうに、あっという間に季節がめぐってゆく、そのスピードが怖くなる今日この頃です。
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